河原和音 新連載「太陽よりも眩しい星」44話 2025別マ 4月号 あらすじ・ネタバレ・感想
河原和音 新連載「太陽よりも眩しい星」44話 2025別マ 4月号 あらすじ・ネタバレ・感想
さえ<どうしようどうしよう どうしようどうしよう>
鮎川「 大丈夫。 岩田さんが心配してるようなことじゃないから」
鮎川は学校だと落ち着いて話せないから 日曜日に外で・・と言いますが。さえは神城のことが頭をよぎり・・・
鮎川「 大丈夫。神城には 許可取ってるから。問題ない」
思わず「うん わかった」と言ってしまう さえ。なんだか流されてしまったさえははっと スイちゃんの方を振り向きます。もちろん 会話はまる聞こえ。
しかも待ち合わせ場所は、スイちゃんが教えた場所で。 プンプンとスイちゃんが怒りながらも それが鮎川だから・・というのです。
みおはさえに、押しに弱すぎるのではないか・・と言います。色々考えたさえは、やっぱり会うをやめようとしますが。
スイ「会って!なんかさずっとモヤモヤしてんの 。膠着状態と言うかね。 鮎川が何を言おうとしてるのか知らないけど 。何か変わるかもしれない 。会って、私のために」
さえはそれを受け入れます。
帰り道 。
神城「許可してねえけど。でもいいよ、行ってきて。あいつなりの決着つけたいんだろ。 話させてやる。 彼氏の余裕? 俺のこと好きだって言ってきて」
そして「さえが思ってること言えたらいい。 結局それしかない。俺には気を使わないで。傷ついても本当のこと 聞きたいよ 」とも言われるのです。
さえ< 私は スイちゃんの気持ちを知っていて 考えたら どうしても胸がつかえるよ>
一方 スイちゃんは・・吐きそうなぐらい 甘いものを食べ過ぎてしまっています。 鮎川がさえに会うことを想像したり考えたりすると、こんな状態になってしまったのです。
そんなスイちゃんの話を 静かに聞いてくれる みお。
スイ「みお、 私ね・・ 鮎川はまだ岩ちゃんのこと好きな気がするんだ。 私もいろいろ頑張ったけどさ、岩ちゃんと2人きりで話したいとかってさ・・・・・」
スイちゃんには、彼氏ができたらやりたい 夢がいっぱいありました。
ああ したいこうしたい・・あまあまでいたい・・・でも 鮎川はそんなことはないとわかっています。 それでも好きっていうことがある・・・と教えてくれたというのです 。
みお「悲しい時とかへこむ時に、何でか明るくしてくれる私の太陽。 私もいつか好きな人ができたら辛いこともあるだろうから、スイを思い 頑張ろうと思う。恋を頑張っているスイは素敵だから」
将棋のゲーム中の鮎川に、スイちゃんが電話をかけます。 明日は日曜日。 分かっていて連絡をしたのです。
スイ「 鮎川 明日遊ぼう?」
鮎川「 明日は・・」
スイ「知ってるよ。 どうせフラれるよ 絶対。 慰めてあげるから。 そのあと会おう。 駅のスタバで勉強しとく!! 来なくてもいいよ」
そう言いながらも スイちゃんは手元のノートに「いかないで」 と書いているのです。
そして日曜日の朝。
さえ< 鮎川くんは高校で初めて会った、さん付けで女子を呼ぶ男子。
落ち着いてて一緒にいると居心地よくて、友達みたいな 話せる 男子だった。 みんなで勉強したりするのも楽しかった。
でもその楽しさは、少しずつ 誰かの気持ちを犠牲にして成り立っていたのかもしれない。
行かなくちゃ。 何かが変わってしまうとしても>
スイちゃんが駅のスタバに向かうと、なんとそこには 神城がいたのです。
やっぱりさえのことが気になって、来ていたのです。 何かあったら一応 走って行けるように・・とも。
そんな神城を思わず 煽ってしまう スイちゃん。 そして自分にのしかかってきます
スイ「 うあ〜〜!!この時間耐えらんない!!鮎川もう会ってるかな・・・!」
そして 鮎川は七海 を呼び出すのです。
鮎川「 呼び出してごめん。 ちゃんと話をしに来た。
俺は七海さんとは付き合えない。 お気持ちをありがたかったんだけど」
七海は私を選ばないなんて冷静じゃないわ・・ 残念だけど 鮎川くんよりもっといい相手が見つけられると思う・・ これからも 良い ライバルでいましょう・・と別れるのです。
さえは 手が冷たくなり ドキドキしてきます。
待ち合わせ場所の看板を倒してしまい、 すいません!と 拾い上げると・・そこに 鮎川が 助けに来てくれたのです。 いつも助けてもらってるなと思う さえ。
鮎川「 俺が 岩田さんをタイミングよく助けるのは、俺が 岩田さんを見てたからだよ。 岩田さんを好きだったからね。
岩田さんといる時間が好きだった。 神城がもし 岩田さんを泣かすようなことがあったらいつでも助けられるように見てたよ。
今は違う人を好きになったから。 もう助けに行けないけど 神城が助けるから心配ないね」
さえ「えっ」
神城「言いたかったのそれだけなんだよね。 わざわざ呼び出してごめんね。 今からその子のところへ行くから。待っててくれるらしいから」
さえ「 あ・・うん・・ 急いで!!」
<早く 急いで 早く一刻も早く>
一瞬 スイちゃんじゃなかったらどうしようと思うさえ。
さえは、 早く神城に伝えたいと思います 。
さえから「話し終わったよ 〜」と LINE をもらった神城。 スイちゃんを置いてスタバを出ます。
スイちゃんは来ないかもしれない・・と思いながら、 店内入り口を見つめます。 すると 鮎川が現れたのです。
スイちゃんの前に座る 鮎川。
「 どうも。 告白してきたよ」
スイ「ふぅん・・・ ふ・・ふられた ?」
鮎川「ふられてはないかな」
スイ「えっ!?」
鮎川「こういうのはどう言ったらいいんだろう・・・・ 小野寺さんを好きになったって言ったから。 岩田さんもふりようがないよね」
思わず 固まる スイちゃん。
スイ「 え?なんか 日本語 急にむずかしい」
鮎川「 小野寺さんを」
スイ「うん」
鮎川「 好きなの」
スイ「 誰が」
鮎川「俺かな」
スイちゃんは自分のほっぺを ビヨーンと引っ張ります。 夢ではないかと思ってつねっているのです。
そんなスイちゃんを見て、鮎川は思わず笑い出してしまうのです。
そんな 鮎川の笑顔に、スイちゃんも真っ赤になり「好き〜!!」と言ってしまいます。
鮎川「 うん 俺も好き」
スイちゃんの顔は、爆発しそうなくらい 赤くなっています。
スイ「ねぇ!?いつどこで 私を好きになった!? どこが良かっ・・」
鮎川「ピンチの小野寺さんを助けるのは、俺ってことかな」
ついに つ い に スイちゃんの片思いが実りました !!あの 鮎川が嬉しそうに笑って、感情を出す言葉に出して。とっても幸せそうなスイちゃんに 嬉しくなってしまいます! 次回もお楽しみに 〜
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