咲坂伊緒 新連載「サクラ、サク。」26話 別マ 4月号2023 あらすじ・ネタバレ・考察・感想

咲坂伊緒 新連載「サクラ、サク。」26話 別マ 4月号2023 あらすじ・ネタバレ・考察・感想

部活あがりの美斗士。さっきの陽希の「自分で何とかする。自分で動きたい」という言葉を思い出します。

スマホを覗くと・・琴乃から連絡が。急いで琴乃の元へ向かうと・・琴乃が美斗士に近づき、頭を美斗士の胸元に。

思わず赤くなり、汗臭くないか??と気にする美斗士。

 

琴乃「咲に・・何も言ってあげられなかった」

何と言えばいいのかわからなかった・・自分の気持ちが邪魔していたからなのかな・・やっぱり自分は嫌な奴だと、どんどん自分のことを嫌いになる・・というのです。

 

美斗士は自分の肩に琴乃の頭を引き寄せ

「本当に嫌な奴はこんなことで悩まねーよ。咲にとっては話 聞いて見守ってくれるやつがいるだけで十分なんだと思う」

 

美斗士はさっき陽希から言われた言葉を思い出すのです。「美斗士はさ、見守ってくれればいいよ」

美斗士<琴乃と陽希の両方の味方でいたいのに。そうはできなくて。本当はいつも後ろめたいだから。だから陽希にああ言われて、めちゃくちゃホッとしたんだ>

 

琴乃はそんなことでいいのかな・・と言いますが。美斗士は琴乃の気持ちが少しでも軽くなっているなら、それが答えだと思うよ・・と言ってくれるのです。

 

美斗士「咲には琴乃。琴乃には俺。琴乃の話も聞いてあげる存在はいるから安心せい」

琴乃は素直に「ありがとう」と言います。

 

一方バイト中の咲。琴乃に話を聞いてもらい、少し落ち着きましたが・・どこにも進めない状況は変わらず。何もできない恋だったと思いたくはない・・このままではいけないとは思っていますが。

 

するとそこに葉月がやってきたのです。咲は亮介さんは今は休憩時間だから・・と伝えると

葉月「この間はごめんなさい。夜中まで LINE に付き合わせて。ほんと何考えてたのか自分でも・・・」

そう言い出すと、葉月はめちゃくちゃ落ち込んでいる様子。

 

昨日そのことで陽希にすごく怒られたと言います。咲は昨日 陽希と会っていたことが気になりますが・・・

 

葉月はあそこまで冷たい態度を取られることは初めてで、びっくりしてしまった・・というのです。そうまでされなければ気づかないなんて・・・

 

葉月は「デートの前日にごめんね」とふたたび謝ります。

咲は自分も切り上げなかったし、デートというわけではない・・と伝えると

 

葉月「えっ違うの?藤ヶ谷さんて陽くんと付き合って・・・・・」

首を横に振る咲を見て、葉月は「そうなんだ!」とほっとしたような表情を見せるのです。

 

葉月は本当にごめんね・・と亮介に会わずに帰っていきました。咲には、さっきのほっとしたあの顔・・不安しかありません。

 

するとバイトの休憩中に、陽希から LINE が。バイト終わりに話がしたい。近くまで行くから会いたい・・と連絡があるのです。

咲はバイト終わりに会うことに。陽希は何度も読み返し、幻じゃないよな??なんて思ってしまいます。

 

やっと二人きりで会えた陽希と咲。

陽希はプラネタリウムのあの日の、話の続きをしに来た・・そして咲が自分を避けている理由を知りたい・・誤解があるなら全部ときたい・・と。

 

陽希「だから今日も話そう。藤ヶ谷の誤解は解けるなら、何でも話す。俺は藤ヶ谷が好きだから」

 

咲<話に来てくれた。そういう陽希が 私は好きなんだよ。

本当は優しくて 今すぐにでも駆け寄って「私も」って言ってしまいたい。

葉月ちゃんのことはなかったことにして、陽希のそばに・・・だけど いつかこれが壊れるかもって、いつも不安に思っている私といても、陽希も私もどっちも幸せじゃない。だからもう逃げない>

 

咲「陽希を避けてたのは、ただ怖かったの」

陽希「・・怖いって何が?」

 

咲「葉月ちゃんのこと」

陽希「・・・やっぱり葉月のことか」

 

陽希「藤ヶ谷に言われた通り、そうだった時期もある。でもそれは昔の話。過去の気持ちでも気になる?」

 

咲「・・・それが本当に過去の気持ちなら」

陽希「・・・・え?」

 

咲「陽希は今も 葉月ちゃんが好きなんじゃないの?」

陽希「それ こないだも違うって言ったよ」

 

咲「自分で自分の気持ちに気づいてないだけじゃなく?」

 

陽希「ははっ なにそ・・違うよ」

咲「じゃあ何でわだかまってるの?今も。亮介さんに似てきたって、1番言われたくない人に言われたから。あんなに怒ったんじゃないの?」

 

陽希「それは・・・・・」

 

咲く「陽希は亮介さんを思っている葉月ちゃんの気持ちに、触れるのが嫌だったんだよ」

 

陽希「ちょっと待って。なんで勝手に俺の気持ち決めんの?

俺は今 藤ヶ谷の事しか見てない」

咲<届かないから 閉じ込めてなかったことにして。そんな陽希の前に たまたま私がいただけたよ>

 

陽希「何で?藤ヶ谷を好きって言う俺の気持ちは 無視するの?」

 

咲「じゃあもし 葉月ちゃんが・・・届かない存在じゃないとしたら?」

<もしそうなら 陽希は私に告白したことを きっと後悔する>

 

ようやく自分の気持ちを伝えた陽希でしたが・・・咲の不安は止まりません。こんな気持ちを隠しながら付き合うことはできないと思う咲。こんなに近くにいるのに、すれ違ってしまうのでしょうか??この言葉を聞いた陽希は何を想うのか??次回も見逃せません !!

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