「俺物語!!」別マ60周年アニバーサリー!!「雪山ミステリー!?の巻 後編」(別マ2月号2024)ネタバレ・最新話・感想・考察

「俺物語!!」別マ60周年アニバーサリー!!「雪山ミステリー!?の巻 後編」(別マ2月号2024)ネタバレ・最新話・感想・考察

猛男「大和!大和・・・!」

 

  猛男が急いで 大和のもとへ 駆け寄ります。大和は意識あり、けがはなさそうです 。猛男におぶってもらい ペンションへと戻ろうとします。薄着の大和がくしゃみをすると・・ 全ての服を大和 へ。上半身裸の猛男。

 

 ペンションに戻り 状況を整理します。

赤松「 まず 小宮さんが窓の外に人影を見て、それから 岡村さんが消えた。 岡村さんの部屋には内側から鍵がかかっていて、布団に血のあとがあり 同時に 岡村さんの人形と 車も消えた。

そして全員がこの部屋にいる時に停電になり、暗闇の中で 猛男くんの人形がなくなった。

電波も通じずこの吹雪だ。 つまり 俺たちは今 陸の孤島に閉じ込められている。 これはクローズド・サークルだ・・!」

 

 赤松はミステリー研究会ということもあり 熱弁。

 

猛男は近くの民家まで20キロくらいだから、ひとっ走りして電波を借りて警察に電話をしてこよう・・なんて言います。

 

 そんな 猛男に砂川も付き添い、 一度は ペンションを出ますが・・・ なんと 橋が崩落しているではありませんか。

 

ペンションに戻り みんなにこのことを伝えます。

「・・俺たち本当にここに閉じ込められたんだ・・」と 青ざめる赤松。

 

 みんなで固まって 朝まで待とうと言うと・・小宮は この中に誰か犯人がいるかもしれない・・と嫌がります。

小宮は一人自分の部屋に戻り、みんなも 宿泊棟に戻ろうとすると

 

大和「大丈夫だよ、猛男くん。一人にしないからね、一緒に寝よ」

 猛男のハートにブスッと 矢が刺さります。

 一緒に寝ると言っても イチャイチャなどはしませんよー

 

 猛男と大和は一緒の部屋で過ごし、大和をはシャワーを浴びに浴室へ 。あまりにも長いので心配になり、猛男が浴室のドアをコンコン。

大和はただ トリートメントをしていたから・・とのこと。

 

 猛男が部屋の外に出ると、砂川が座っていました 。ここから3人は一緒に過ごします。

 大和が不安がらないかと猛男は心配しますが、 大和の方が力強く 、猛男くんを守る!と言ってくれるのです。

 

 猛男もようやく お風呂に入り

<雪に閉ざされた こんな場所では、普段聞こえなかった音が聞こえる。 見えなかったものが見える。月もねえ 夜。 自分の正体に気がつく。

 愛の正体は、人の欲望や執着なのかもしれない>

 

 すると キャーーーー ガシャーンと、叫び声と大きな音が。 母屋の方からだと、みんなが向かいます。

 

 どうやら 小宮が小腹が空いて ラーメンを食べようとし・・飲み物のために 製氷機を開けると・・・人形が出てきた!!というのです。 どうしてこんなところに人形が。

 

そして猛男は、赤松がいないことに気がつくのです。

急いで赤松の部屋に戻ると、赤松はガチガチ 震えながら倒れ込みます。 突然 シャワーが冷水になって、凍傷しそうになったというのです。

 

 そしてみんなは 廊下の絵に注目。

 最初の絵は 岡村の部屋の状態と似ている・・ 2枚目は猛男に似ていて・・・ 3枚目はどうやら 凍死を予感するような絵。

 

 どうやら 見立て殺人が行われてるんじゃないか!!なんて 推理を始める 赤松。

 そして4枚目の絵は・・・小宮に似ていると言い出すのです。 みんなに囲まれながら女の子が倒れている絵・・・・

 

小宮「 見立てだったらこれ 、私 全員の前で殺されるじゃん。 全員で私を殺しに来てるかもしれない ・・・私は・・・やられるくらいなら殺るから!!」

そして小宮は 部屋へと帰ってきました。

 

 すると猛男の大きなお腹の音が 。

みんなで ラーメンを作って温まります。大和は小宮の部屋にラーメンを運びます。 毒とか入っていないよね?? なんていう小宮ですが・・・ラーメンを食べて少し落ち着きます。

 

去年はこんなことはなかった・・という小宮。

 ただちょっと揉めることがあったというのです。 小宮はどうやら カップルの男の子と話が合い、その彼女が怒って喧嘩になったというのです。

 昔からいつもこんなトラブルに巻き込まれているという小宮。そしてまた初恋をしたことがないこと、コンプレックスだというのです。

 

小宮「 恋愛っていいものなの ?赤松くんが言ってた通り 結局 独占欲とか執着みたいにドロドロしてるもんなの?

愛って何?大和さんはわかる?」

 

大和「・・ 自分も実は嫉妬とかしますけど。 でもそういうものだけじゃないです」

 

猛男と砂川は部屋の前で待ちます。 すると 館内放送がかかり「 犯人が分かったから みんな集まってくれ」と赤松が呼び出すのです。

 

赤松「 やぁ、みんな集まったね。 全ての謎は解けた・・

岡村さんを 行方不明にし 猛男くんの人形を持ち去り 俺を凍死させようとしたのは 猛男くん。犯人は君だ」

 

 猛男<俺!?>

 

 みんなびっくりと同時に、大和は絶対に違う!!と言い張ります。それでも赤松は猛男しかいないと言うのです。

 

猛男< 俺しかいないのか>

 

赤松「 この悲劇の始まりは 岡村さんの部屋番号だ。みんな覚えてないかもしれないけど 岡村さんが部屋に戻った時 猛男くんもトイレに行った」

 

猛男< 行ったな・・ そして ちょっと迷った>

 

赤松「あの後 猛男くんは大和さんの部屋に向かった。仲のいい彼氏だから彼女の部屋へ入るのは何も不自然じゃない。

しかしその部屋で見たのはベッドでくつろぐ 岡村さんだった。 逆上した猛男くんは思わず 岡村さんを殺してしまった・・」

 

 赤松は 猛男が大和の部屋の番号と岡村の番号を間違えたというのです。ⅣとⅥの部屋番号を。

猛男<たしかに間違えそうだ>

 

赤松「 猛男くんが 大和さんを深く愛していることは、みんな見たらわかるだろう。 愛と勘違いの生んだ悲劇だ」

 

猛男< 俺なのか>

 

 赤松「途中で抜けたのは、猛男くんしかいないんだ」

 

猛男< 俺しかいないのか>

 

やっちん「 えーでも車は!?岡村さんはどこに!?」

 

赤松「 猛男くんもうっかり殺して焦ったが、死体を隠すことにした」

 

猛男< 殺してねえんだが>

 

赤松「 岡村さんを車に運び、 車ごと川に落としたのさ」

 

猛男< 俺が!?>

 

 大和「でも たけおくん、 戻ってきた時 服濡れてなかったよ!! 外出たなら雪がついてるはずじゃ・・」

 

赤松「・・ 裸さ・・」

 

髪も 濡れてなかったという大和に、短髪だから乾いたんだ・・なんて言い切る 赤松。

 

大和「 車の運転は!?たけおくんはまたペーパー だからこんな雪の中 無理ですっ」

 

 赤松「猛男くんなら押せる」

みんな「短時間すぎない!?」

 

赤松「 猛男くんならやれる」

 

<・・・やれそう・・・>

 

猛男<やるかもしれねえ>

 

赤松「 そしてどこかのタイミングで壁の絵を思い出し、計画的であるかのように現場を偽装。

 何らかの手段で停電させ 何らかの方法で人形を消し 何らかの方法でシャワーの湯を冷水にした」

「・・・・・・・」

 

猛男<犯人が 俺っぽい・・・!!これが冤罪か・・>

 

大和「 たけおくんじゃないですっ。 たけおくんはそんなことで人を殺さないし。 うっかり殺してもすぐ助けようとするよ!

冤罪と戦ってくれている 大和。

 

 大和「それに たけおくんはそんなに執着しないよ!」

 

猛男<そうか?俺はそんなに立派なやつか?>

 

小宮「あなたたち 仲いいけどお互いの全てを知ってるわけじゃないでしょ? そんなに信じていいの? 出会ってから今までのこと思い出して 信じきれる?」

 

 出会ってから今までの猛男を思い出した 砂川は・・・思わず笑ってしまいます。

 

 砂川「信じきれるよね」

 猛男「おう」

 

砂川「赤松さん、 殺人犯はいませんよ。 誰も死んでいません」

 

 そう言って、砂川は話し始めます。

 

 まず 2階の岡村の部屋へ 。赤い液体は血じゃなく トマトジュースだと言います。

 でも 所々に血痕があり、血がつくとしたら 飲み物を持って部屋に入り べットのささくれで足を怪我をしたんだよう・・と言います。

 その時に飲み物をこぼして、こぼした飲み物を 布団で丸めたのであろう・・

 

そして、車に乗って病院に行ったんだろう・・普通に考えて・・と言うのです。

 

 そして消えた人形はただ落ちただけではないか??といい、ソファの後ろを覗くと・・・2つとも落ちていました。

 

停電も普通の停電・・シャワーの冷水は、貯水式給湯器の温水を今日の分を使い切っただけ・・確かにもうどこも水しか出ません。

 

買い物メモは、ただの買い物のメモ・・・

 

砂川「不安になりすぎて何でも疑わしく見えてくるもんだよ 。木も人に見える

 犯人もいないし誰も死んでないよ。 電波が通じるようになったら 岡村さんから連絡入るよ」

 

 すると ちょうど 岡村から電話がかかってきたのです。 本当に足を怪我して病院に行っていて、自分で運転していったと言います。

 

 電話の線が切断されていると伝えると、あれはただの飾りとして置いているだけだというのです。

 

 そして猛男と砂川が見た 崩落した橋は、地図で見て分かったのですが。 古い方の橋で来る時に通ってきた橋は、別だと言います。

 

 ようやく 長い1日が終わり みんなが 部屋に戻ります 。

大和は猛男が心配だからといい、 2人は一緒に眠るのです。

 

 翌日 岡村さんは10針縫った・・と戻ってきました。

 そして廊下に飾ってあった絵は、自分が小さい頃に描いた絵だというのです 。その時 呼んだ童話のモチーフだと言います。

 

 こうして部屋の掃除や 修繕のお手伝を 開始 。

猛男が「どうして あの時 部屋の前にいたんだ?」と 砂川に聞きます。

「 まだ確信がなかったからね」と答える砂川。

 

どうやら 猛男を守ろうとしてくれたのでしょう。

 

 小宮は、なりふりかまわず 飛び出した大和がかっこよかったと言います 。

小宮「 私も なふり構わず好きになれる人 見つけられるかなー」

大和「現れますよー」

 

小宮「  ・・たけおくんは?」「 ダメです ダメです」「 あはは 冗談」

 

 こうしてペンション のお手伝いは無事に終わり、帰りのバスの中。 いろいろあったなと話す 3人。

大和「 たけおくん ペンションの周り 見回ったりしてくれたけど怖くなかったの?」

 

猛男「 あんまりな」

大和「お化けとかも平気なの?」

 

猛男「 お化けは昔 最初にあったお化けがいいやつだったからな。 力合わせて 洞窟から出られたんだ」

 

大和「へー たけおくん すごい」

 

猛男「 きっと成仏しただろう」

 

大和「たけおくん 怖いものないんだねぇ」

 

猛男「そんなことはねぇ」

 

< あの時  大和がこの世から消えちまうかと思ったら 俺は怖かった。

 閉じた世界で 自分の正体に気づく。愛の本質が ただ愛であればいいな>

 

 大和「そういえば 氷の中の人形 誰がやったんだろう」

猛男「 そうだな」 砂川「・・ ドッキリ ?」

——-おわり——–

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