咲坂伊緒 新連載「サクラ、サク。」11話 別マ 1月号2022 あらすじ・ネタバレ・考察・感想
咲坂伊緒 新連載「サクラ、サク。」11話 別マ 1月号2022 あらすじ・ネタバレ・考察・感想
突然陽希に抱きしめられて、咲は体中がドキドキ!!
理由は・・・来ました。井竜と亮介もこの公園を通って帰っているのです。咲は抱きしめられたのではなく、引き止められたのでした。
陽希は亮介に見つかると、テレてまずいと咲を引き止めたのです。
こんな場面も恥ずかしい咲は、近くの木の後ろに陽希を隠そうと押し込みますが・・・木の近くには足元にロープが張ってあり、陽希と共に木の横にドスン・・・
大きな音をたてますが、なんとか井竜と亮介には見つからずにすみました。
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倒れた拍子に、咲の唇が・・・陽希の顔に当たってしまったのです。しかし!これには咲しか気づいていません。陽希が鈍感で助かった・・と思う咲。
結局家まで送ってもらった咲。
陽希「またなんかあったら、LINEでもして。そしたらまた今日みたいに話に行くし」
咲「うん・・陽希もなんか少しでもひっかかる事あったら言ってね」
陽希「分かった」
陽希の後ろ姿を見送りながら、咲はさっきの唇がぶつかったことを思い出し・・赤くなります。
陽希も・・・分かっていました。咲の唇が自分の顔に当たったことを・・・平気なふりをしてはいましたが、完全に赤くなり、頭が働きません。マップを見ながら歩いているのに、全然駅に着かない・・・
次の日の教室。お互いを目で追いかける咲と陽希。
そんな様子に気づいた琴乃ですが・・ひとり、みんなに探してもらったネックレスを見つめます。
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友達と帰る途中、忘れ物を取りに帰る井竜。琴乃と陽希とすれ違い、ロッカーに着きます。ここで咲と出会い
「桜くんの弟と女子が帰ってたけど いいの?」
と鋭い一言。
まさか自分の気持ちがバレているのかと焦る咲。「いいも何も、つき合ってるしあのふたり」
井竜「桜くんの弟って、藤ケ谷さん(咲)とつき合ってんだと思ってた」
なんと・・・あの夜の公園で必死に隠れていた咲と陽希でしたが・・・井竜に見られていたのでした。
井竜「あーそっか。藤ケ谷さんは彼女じゃなくて、浮気相手ってことか。だからコソコソしてたのか。
他人の浮気に怒ってたのに、自便らも同じことしてるとか。ってか桜くんの弟にしてはクソダサいことすんだな」
この言葉にさすがの咲も怒ります。
「陽希の事なにも知らないくせに、勝手なこと言わないで。陽希はそんなことするような人じゃないし!
それにこっちにはこっちの事情があるの!私たちが会ってたのは別にそういうのじゃないから」
井竜「じゃあこのあいだ、ふたりで会ってたのは、その彼女知ってんのか」
咲「!」
井竜「なんだ、全然いい子じゃないじゃん」
咲「うっ」
井竜「あの人に言われて謝ったのに、損した」
あの人とは、琴乃の事でした。琴乃は階段で陽希に話をしていたことを、階段下で聞いてしまったのでした。やっぱりあの時の足音は琴乃だったのです。
琴乃はひとり井竜のところまで行き、咲に謝るようにすごい剣幕だったと言います。
咲<やさしくて かわいくて かっこいい
私の大事な友達。大事な友達だから ちゃんと全部・・>
図書室の窓から眺めながら
咲<気持ちを隠してるから、ややこしくなるんだ。私の気持ちを知ったら琴乃は迷わず、陽希とのつき合ってるフリもやめちゃうと思う。でもそしたら、他の案を一緒に考えよう。
琴乃はどんな反応するかな・・なんでもとお早く言わなかったのって怒るかも・・でもそのあとすぐ一緒にはしゃいでくれる気もする>
琴乃に早く話がしたいな~と待つ咲。
一方、陽希が最近の元カレの様子を琴乃に聞きます。最近はみんなのおかげであまり絡まれていない様子。
琴乃から今日は咲と図書室で勉強会と知った陽希は、自分も勉強会に合流したいと言いますが・・・
琴乃「だめ」陽希の背中をひっぱり阻止するのです。
琴乃「陽希はだめ。行かないで」
そんな場面を見てしまう咲。
咲<やさしくて かわいくて かっこいい 私の大事な友達
と 同じ人を好きになってしまった かもしれない>
あ~~~こうなる予感は充分にありました!!三角関係・・いや美斗士を入れれば四角関係なのか???ややこしい!!でも青春ですね~次回も目が離せません!
—–咲坂伊緒 新連載「サクラ、サク。」12話 別マ 2月号2022 あらすじ・ネタバレ・考察・感想へ——
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