南塔子新連載「恋のようなものじゃなく」別マ 7月号 2023第32話 (最終回)ネタバレ あらすじ 感想 考察

南塔子新連載「恋のようなものじゃなく」別マ 7月号 2023第32話 (最終回)ネタバレ あらすじ 感想 考察

元日 2人で初詣に来た未仁と千耀。

< 今年も 千耀くんと仲良く一緒にいられますように>

 

 お互い同じようなことをお願いしたのかもね〜と内緒にする二人。 すると 七緒と牛尾にばったり出会います。 七音たち カップルも一緒。 みんなでおみくじを引くことに。

 

 千耀は吉。 未仁は小吉。 未仁は恋愛が気になります。

「 恋愛  新たな 良縁あり」

 

 なんと!千耀の恋愛も全く同じ内容。「 新たな良縁あり」の文字を見てしまいます。 2人でおみくじを結びますが・・なんだか気になる未仁。

 

 七緒たちカップルは牛尾が、「七緒」と呼び方が変わった様子。 未仁と千耀は そのままですが、そのうちに変わるかも・・とのこと。

 

「今日は2人きりのデートのつもりだったけど、またみんな一緒になっちゃったね」という千耀の言葉に

未仁「そうだ、千耀くん。 今度家に遊びに来ない!? おうちデート。 来週の土日 お父さんとお母さん 旅行行くって言ってたんだ。 誰もいないから 2人きりでゆっくりできるよ」

 

とても無邪気に言う未仁。家に誘うということは・・・? 泊まりに来いとは言われてないし・・ 未仁ちゃんのことだから多分違うな・・と思う 千耀。

 

 学校では 未仁も千耀も、お互いの周りの異性が気になる様子。2人の脳裏に「新たな 良縁あり」の文字が浮かびます。

未仁は千耀が女子からもらったという マフィンを一緒に食べながら、少し不満モード。千耀に「モテるんだから もうちょっと自覚を持った方がいいよ」なんて言ってしまいます。

 

 すると 千耀も

「それを言うなら、未仁ちゃんじゃん。 優しいし 話しやすいし。 素直に可愛く喜んでくれたりするから、男を勘違いさせやすいと思うよ」

なんて 痴話喧嘩が始まってしまいました。

 

未仁<新たな 良縁なんて 抽象的なもの 。そこら辺にゴロゴロ転がってるように見えて困るよ>

 

 そして 土曜日。 今日はおうちデート。

未仁< 映画を 見たりゲームをしたり 。好きなように ダラダラして。ご飯はパスタを作るつもりだし 楽しみだな>

 

でも、やってきた千耀の表情が何だか 険しいように見えますが・・・ 次の瞬間 。千耀は小さな花束のブーケをくれたのです 。花火大会の時の挽回だと言ってくれます。

未仁はとっても嬉しい気持ち。 この前のことを謝ります。 結局お互いがおみくじに振り回されていたんだと知ります。

 

 家に着き、 未仁は花瓶にお花を飾ります。 未仁の部屋には花火大会の時の花がきれいに ドライフラワーになって飾られていました。

 

千耀「こんなの取っといてくれたんだ・・」

未仁「 だって宝物だもん。 千耀くんはボロボロだって嫌がってたけど。 私にとってはすごく意味があって、大切で嬉しかったから」

 

千耀は嬉しくて思わず未仁に抱きつきます 。

ここから未仁はドキドキが止まらず、なんだか行動がおかしくなってしまいます。 千耀の少しの仕草でも、時々が止まりません。

 

未仁< よく考えたら 別の意味で誘ってるように聞こえたかも!? どうしよう 恥ずかしい。千耀くん どう思っただろう・・・>

 

未仁は一旦落ち着こうとしますが、 机の足にぶつけ 転びそうになってしまいます 。それを受け止める 千耀。

千耀の体が 近く、 一層 ドキドキが止まりません。

 

千耀「何もしないからそんなに怖がらなくていいよ。 未仁ちゃんが嫌だって思ってるうちは、 誘ったりしないから。だから ビクビクしないで、安心して・・」

 

未仁「・・やじゃないよっ。 そりゃあ確かに・・今日そんなつもりで誘ったんじゃないし 。すごい緊張してるし、 怖さもあるけど。でも・・・千耀くんとなら・・私 ・・嫌じゃないよ」

そんなことを言われ、 千耀は思わず未仁に抱きつきます。未仁も自分がこんなことを言うなんて 信じられませんが・・・嫌だという誤解はどうしても してほしくないと思ったのです。

 

2人はそのままベッドに倒れこみ、 千耀が未仁に優しくキスをします。

 

 すると 未仁が千耀のくれた蝶のネックレスを、いつもつけていてくれたことを知ります。

 

 千耀「未仁。 未仁はいつも俺のあげたものの宝物だって 大事にしてくれるけど。 俺にとっては未仁の方が大切な宝物だよ」

そんな嬉しい言葉に、未仁は思わず涙ぐんでしまいます。

 

 <1年前 この思いが 恋のようなものじゃなく、 恋ならいいと願った 。今 形になったこの恋はこんな風に 二人で時間を重ねていくうちに、 いつか愛の形を変えていくのかな。

今はただ この先もずっとずっと隣を歩いていきたい 。そう願うよ>

 

 翌朝 。<思い出したように 千耀くんが 「そういえば 俺の初恋ってミニーちゃんだったんだよね」って笑った>

 

<< 終わり>>

 

次回も 南先生の次回作に期待したいですね 。

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