「消えた初恋」アルコ作画 別マ5月号 2021 23話 ネタバレ・あらすじ・感想・考察
井田の誕生日から数日後。今日はホワイトデー。あっくんはお返しを橋下さんに渡します。中身は青木のお姉さんのお店のお菓子だといいます。
橋下「ほんとに嬉しい。お返しもらえると思ってなかったから」
橋本さんの笑顔。
あっくん「・・・いやーだって返さなかったらどつかれそうだし?」 「何それ」
あっくん「だからまぁ もう降参つーか 付き合う?俺ら」
こうして待ちに待った春がやってきました。
そんな話を聞いた青木は、応援していたけどショックを受けます。青木にとって橋下さんはやっぱりアイドルなのです。
青木「にしてもあっくん いつから橋下さんのこと好きだったんだよ?」
あっくん「うるせーなー
根負けだよ根負け!つーか今更断るわけにもいかないし、付き合わなきゃしょうがねーだろ」
そんな話をつい、橋下さんは聞いてしまいました。
そしてお昼休み。無表情でご飯を食べる橋下さんに友達も心配しています。ついにあっくんと付き合うことになったのに、落ち着きすぎて心配だと言います。
橋下「うーーん なんだかあんまり実感湧かなくて。せっかく付き合ってもらったのに」
友達「・・・・はっしーと付き合って「もらってる」って思ってるの?」
橋下「へ」
友達「やれやれ。さてはまーだ片思い気分なんでしょ。自信持ちなよ、両思いなんだから」橋下「・・・・・うん・・・・・」
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あのあっくんの言葉に
<そっか 付き合って「もらってる」 だからしっくりこないんだ>
帰り道もあっくんと二人で帰りますが・・・話が耳に入ってきません。
話題は春休み最終日のクラスでの花見。橋下さんも友達と行こうと思っているといいます。あっくんはもちろん青木たちと行きます。
橋下「あの!相多くん。私に恋・・してるよね・・?」
あっくん「な・・何 急に」「確認したくて」
あっくん「今時さーーノリならまだしも、そんなこと言う奴にないって」
そして橋下さんの家に着き、あっさりとあっくんは帰ろうとします。
橋下「・・根負けとか降参とか言ってたじゃん。だから付き合うの?」
あっくん「アレ 聞いてたのかよー事実だろー相手いねーとピーピー言うし」
橋下「そんな理由はどうかと思う。納得いかないもん」
あっくん「じゃーーやめる?付き合うの?」「うん」
「やめんの?」とびっくりのあっくん。
「本気だな?」「本気!」
「ないても知らねーからな」「泣かない!」
少し泣く橋下さん(笑)
あっくん<ほっとこ どうせすぐ機嫌直るし。いつもみたいに・・・
期末テスト・・終業式・・春休み・・・・
今日はもう4月6日。なのに橋下さんからは全く連絡がありません。あっくんは LINE を送ろうとしますが
あっくん「なんで俺がこんな LINE を・・やめやめ」
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そんな様子を見ていたあっくんのおばあちゃん。あっくんに文面がそっけないとアドバイスします。なんとおじいちゃんからいくつもラブレターを貰ったと・・いつもな自慢話が出ます。
あっくん「つーか ダサくね、そういうの。尽くすとか 負けたみたいじゃん」
おばあちゃん「かっこつけてるつもりかね。そのまま振られる方がかっこ悪いよ~~~気にしないふりして、あんた毎日スマホ見て気にしてるくせに。
好きなんだろう、その子のこと」
あっくん「・・・向こうに比べたら、好きって言えるほどかは・・」
おばあちゃん「誰も比べやしないよ。何を怖がっているんだか」
あっくん<自分の気持ちに自信ないの、見透かされてんだな~~>橋下さんの数々の確認が蘇ります。
すると青木から LINE が。そういえば今日はクラスの花見の日です。
<・・みおちゃん来るって言ってたよな・・>
井田は豆太郎を連れて来ています。青木は自分のあげた首輪の豆太郎をパシャパシャと撮影中。そしてやはり青木に噛み付く豆太郎(笑)
なかなか来ないあっくんの話になると・・・・橋下さんから別れたと聞いた青木。
青木「ごめん 俺 知らなかったから無神経に・・・つーか あっくんのやつ許さん」
橋下「ううん、違うの。私が決めたことだから。自分からもういいって言ったの。ごめんね応援してくれたのに」
青木「・・・そうなのか。 えでもなんで?あいつたしかにいい加減な奴だけど、あれでいいところも なくもなくもなくもないような・・・」
橋下「分かってる。そうじゃなくて私が、好きって気持ちを押し付けすぎてたなって思ったの。
思い通りにいかなかったら怒って、泣いて。付き合ってもらったけどなんだか違うなって。
自分の気持ちも大事だけど、相多くんの気持ちも大事にしたいもん。嫌いになったわけじゃない」
そういって橋下さんは、おまじないに使っていた消しゴムをぎゅっと握りしめます。そこに豆太郎が飛びつき・・・その消しゴムが川に落ちてしまったのです。
急いで川に入り、消しゴムを探す橋下さんと青木。そこにあっくんがやってきました。
あっくん「おー久しぶり」
橋下「久しぶり・・」
あっくん「あのさ、俺 無理してつき合うって、応えたわけじゃないから。さっき青木と話してんの聞いたけどそれは言っときたくて」
橋下「・・・うん」
あっくん「ついでに言っとくと、俺 本当に気の利いたことできねーから。正直 ロマンチックなこととか苦手だし。ラブレターとか~~記念日とか~~」
橋下「え?相多くんにそんなこと期待してないよ。これっぽっちも!」
あっくん<それはそれでどうなんだ>
橋下「だって私が好きになったの、いつもの相多くんだもん 」
こんなんでいいのか??と思うあっくんですが・・・「じゃあ つまり 俺達・・・・」
ここで豆太郎が、消しゴムを探し出します。笑顔になる橋下さんとあっくん。
帰り道、青木は気を使い井田を連れて帰ることに。2人きりになったあっくんと橋下さん。ですが橋下さんの家に着いてしまいます。
橋下「それじゃあここで。送ってくれてありがとう」
あっくん「あ・・・うん。・・・・じゃーまた新学期に」
橋下「うん、相多くん、あ・・えっと 気をつけてね。それだけ!またね!」
自転車を漕ぎ出すあっくんですが、ピタッと止まり戻ってきました。
あっくん「たまにはちゃんと言うわ。やっぱ付き合お。
俺 みおちゃんといるとペースを崩れるんだよね。そういう自分がダセーから色々ごまかしてた。ごめん」
橋下「?ダサいとか思わないよ?
わかんないけど嬉しい。そういうの話ししてくれて。それにかっこ悪いとこなんて私もいっぱい見せてるよ」
そんなことを笑顔で言うみおちゃんを見て
「俺 好きだわ、みおちゃんのこと。だから彼女になってくれない?」
<かっこつけようがつけまいが、きっと笑ってくれるんだろうな。そう思ったら素直に言えた>
橋下「うん!」
一方、青木と井田。
青木「それにしてもあっくんさー根負けしたーとか仕方なくーとか絶対嘘じゃんな!あっくんの方がメロメロだろ、あれは」
井田「そうか・・?あんまりわかんねえけど」
青木「あっくん好き嫌い激しいし。嫌ならそもそもか変わんねーもん。嫌よ嫌よも好きのうちってやつだ!なー豆太郎!」
<はあ!?>という表情の豆太郎。そして青木は今日も、豆太郎に噛みつかれます。そんなこんなで明日から3年生になります 。
なんだかんだわかりにくいところがあるあっくんですが、みおちゃんのこと好きですよね~~好きだからこそカッコつけたい!そんな気持ちもわかります。
みおちゃんのことはなるべく泣かせてほしくない!!がんばれ~~あっくん!