「消えた初恋」アルコ作画 別マ6月号 2021 24話 ネタバレ・あらすじ・感想・考察
3年生になり校内模試が終わり、解放される青木と井田。帰り道、ファミレスデートです。
4月生まれの青木に井田からイヤホンのプレゼント。青木を思わずはしゃいで片方のイヤホンを井田に。私二人で音楽を聴くことに。
青木<特に変わり映えもなく 俺たちもまあ 相変わらずつまり順調ってやつだ>
するとファミレスの後ろの女子高生が「えーーまだキスしてないのーー」との大きな声。
これに青木が反応してしまい、音量をマックスに。井田の耳がびっくりします。
青木<余計なこと言うんじゃねー後ろの JK !!俺のことかと思ってびびったわ。
俺らも何気に付き合って半年・・なのに未だ手を繋いだのみ。
どうせ井田のことだから、のんびり構えてんだろうし。それにもう知ってるから。井田がちゃんと向き合ってくれてるって>
そんな風に思える自分は成長したなあ・・と思う青木。
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そして来月は体育祭。青木の7組はイベントが盛り上がるクラス。部活がない奴らは自主練をしているのです。
それを遠くから見ていた井田と豊田。ちょうど練習が終わり、青木は急いで着替えに行き教室で待ってるとと大はしゃぎ。
そして井田は豊田に相談するのです。
「駿 キスっていつするものなんだ」
豊田「・・いや 浩介こそ どうした急に!?」
井田にもこの前の、ファミレスの女子高生の話が聞こえていたようです。
井田「青木も気にしてそうだった。あいつ変なところで遠慮するから。だからたまには俺からしようかと」
豊田<そんなこと考えるなんて、浩介も成長したな・・>
「いつとかよりさー浩介は今したいと思ってんの?それが一番大事じゃねーの?」
そう言って豊田は先に帰ります。
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青木の待つ教室に行くと、寝てしまった青木の姿が・・井田が隣の席で青木の寝顔を見つめます。<俺が したいかどうか・・・したらどんな顔すんのかな>
井田は青木の唇に指でふれます。そこで目をさます青木。
青木「え?・・お前・・今何した・・?」
井田「悪い つい。寝込みに変なことしてすまん」
青木「ふふーん やっぱりそーか」照れる青木。
井田「嫌じゃなかったか」
青木「別に・・嫌じゃねーよ。付き合ってんだしっ。キスくらい・・つーわけで帰ろうぜ」
歩き方のぎこちない青木。
井田「ははは 待て青木。違うぞ」
青木「は?」
井田「こうやってただけだよ。指だぞ。まさか勘違いするとはな。はははは
感触で分かるかと・・もしかしてキスしたことないのか」
青木「ないよ!悪いか!つーかお前あんのかよ」
井田「まあ」青木<・・はっ!?>
井田「女子って結構してくるじゃん」
青木<はあああああああああああ してこねーーよっっ>
青木はそんなことを聞いてしまい、落ち込みます。
井田「青木もしたかったら言えよ」
青木「はー出た出た。俺の反応見て面白がるやつな!」
井田「違う。青木が遠慮してると思って」
青木「余計なお世話だっ」「怒ってるのか?」
青木は珍しく井田から来てくれたと思って嬉しかったのに・・
井田「何で怒るんだよ。理由を言えよ」
青木「言ってるだろっ。井田はどうせわかんねーんだ」
<半年一緒にいたところで 変わったのって俺だけじゃん>
そして 体育祭。
クラス対抗リレー。井田が出ますが、7組の青木が3組の豊田の隣を陣取っています。井田のことで聞きたいことがあるのです。
青木「・・あいつはキスしたことあるって本当か?」
豊田「あーそれ幼稚園の時の話だろ」
どうやらひまわり組のマイちゃんは、すごいキス魔で手当たり次第チューをしていたと言います。結局今は豊田の彼女だと言うのです。
豊田から、井田がたまには自分から動かないと・・と相談していることを知った青木。そんな話を聞き、7組の席へと戻ります。
青木<井田のアホ。それならそうと 言ってくれればいいのに
お前の思考回路わかりにくいんだよ。でもふざけたわけじゃなくて、井田なりに考えて俺に触ったなら・・もしそうなら それってなんか すげーバクバクする>
1着は3組。7組は2着でした。あっくんと井田が戻ってきます。
水道で汗を流す井田の元へ、タオルを持った青木が。
「・・2位 おめでとう。あと こないだ怒ってごめんなあ!」(小2の謝り方)
井田「俺も こないだは悪かったな」
青木「・・豊田に聞いた。ふざけたわけじゃなかったんだろう」
井田「あぁ ふざけてない。いつしたいかとかは、俺もよくわかんねーけど。
したら青木がどんな顔すんのかなって、思ったんだよな。
面白がってるって言われたら、そうかもだけど。俺はそうは思ってなくて・・・難しいな」
青木「・・うん」
<そうか いくら話してもわかんないわけだ。言葉じゃ足りない気持ちってある>
青木は井田の頭にタオルをかぶせます。
青木「し・・してみるか!」
井田「・・うん」「ほ ほっぺな」お互い照れます。
青木<でもさ だから俺 お前のこと もっと知りたいんだ>
体育祭も閉会式。橋下さんが戻ってきた青木が真っ赤なことに気がつきます。熱中症だとカン違い・・
青木<あーーでも・・なんかちょっと分かった気がする>
「どんな顔すんのかなって思ったんだ」
キスの後の井田を思い出します。
付き合って半年の二人。少しずつ喧嘩をしながら大人になってきていますが。さて体育祭の次はどうなるのでしょうか??あっくんとみおちゃんの続きも気になりますが・・次回もお楽しみに~