咲坂伊緒 新連載「サクラ、サク。」18話 別マ 8月号2022 あらすじ・ネタバレ・考察・感想

咲坂伊緒 新連載「サクラ、サク。」18話 別マ 8月号2022 あらすじ・ネタバレ・考察・感想

井竜は咲が、自分がカバンを届けたことを忘れていることにイラつきます。咲が陽希と話をする姿を見ながら。

そんな二人を追い越して、咲が井竜に挨拶をしますが・・なんだか感じが悪いのです。

 

咲と陽希は「悪かったね。神様じゃなくて」

そういった井竜のことを思い出しながら、そこまで引きずることかな・・と陽希。

咲は今日バイトが一緒だから、もう一度きちんと謝る・・と話します。

 

バイト中の井竜は、なかなか話もしてくれません。そんな咲と井竜を亮介が気遣いますが・・なんだか井竜は反抗的な態度。

すると井竜が、亮介の幼馴染の大ちゃんともう一人誰かがまた会いに来ていた・・と伝えます。

 

バイト上がりの井竜に咲を送るように伝える亮介。・・もう夏休みじゃないから・・とまたもや冷たい態度の井竜。

バイト中に話が出来なかった咲は、井竜を追いかけて急いでバイト先を出ますが・・井竜は咲を待っていました。

亮介に頼まれたからだと分かっている咲。そんな咲の笑顔になんだかイラついてしまう井竜。

 

咲はもう一度謝りますが、まだ怒っている様子の井竜。

「だって鞄届けた事実は同じなのに、こっちのことは忘れてるとか。なんかイラつくよね」

<忘れられてることが気に食わないって、なんか俺 拗ねてるみたいじゃん。キモ>

 

咲「そうだよね。何で思い出せないんだろ。ほんとすいません」

井竜「思い出したら許してもいいよ」

 

咲「最大限努力します」

<もしかしたらおばあちゃんが覚えているかも・・聞いてみよう>

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そして学祭の準備がはじまり、咲たちのクラスは迷路を制作中。陽希が咲に昨日のことを尋ねます。

 

咲「帰りに送ってもらった時、謝ったけど。やっぱりまだ怒ってる」

陽希「怒ってるはずなのに送っていくって。なんか変じゃない?井竜の行動って」

 

それは亮介に頼まれたからで、亮介の言いつけは素直に聞くんだ・・という咲。

陽希「だからって・・・ってごめん。しつこいね、俺」

 

咲<また 拗ねてるように見える> 赤くなる咲。

 

風が吹き、資料の紙が飛んできそうになり急いで抑える咲。その手を上から押さえる陽希。

こんなシチュエーションに咲はドキドキしてしまいます。陽希がワンテンポ遅く、自分の手に重ねたような・・・

 

風はさらに吹き続け、急いで紙を抑えるさく。そこに重なるように春樹も飛ばないように紙を抑えますが・・・思わず近づいた顔に、二人は真っ赤になってしまいます。

 

そんな二人の様子を見せないように美斗士がガードしますが

琴乃「美斗士ありがとう。でもめっちゃ見えてた」

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そして咲はまた大ちゃんか亮介に会いに来て、もう一人いたらしいよ・・と陽希に伝えますが。やっぱり誰だか分からない様子。

すると咲が、亮介と大ちゃんをうちの文化祭に呼べば??と提案します。そしたらみんなで会えるし・・と。

 

美斗士と琴乃も兄ちゃんに会いたい・・と言いますが。陽希は自分が恥ずかしいと言います。そして文化祭の日は咲のおばあちゃんの誕生日。おばあちゃんも呼べば〜なんて話に。

 

そして咲のクラスの設計図が他のクラスに飛んで行ったため、それを取りに行くついでに休憩のおやつを買いに出掛けた咲。

 

近くを歩く井竜と目が合う陽希。思わず井竜に話しかけます。

陽希「ねえあのさー 何で藤ヶ谷にあたり強いの?藤ヶ谷謝ったんでしょ?」

 

井竜「何おまえ。藤ヶ谷さんのカレシかなんか?」

陽希「や・・」違うけど

 

井竜「じゃあ 関係ないやつが口挟んでくんじゃねーよ。俺と藤ヶ谷さんの問題だろ」

そんなけんか腰の井竜を、クラスメイトが止めます。

 

その様子を見ていた美斗士と琴乃。井竜はもしかして・・咲のことを好きなんじゃ?と言い出す美斗士。琴乃もしかしてあるかもしれない・・と思うのです。

 

買い出し中の咲。おばあちゃんの誕生日に何を送ろうかな〜と考えていると・・・小学生の時におばあちゃんへのプレゼントで、一人で和菓子を買いに行ったことを思い出します。するとぼんやり記憶に、一人の男の子を思い出したのです。

 

井竜のクラスメイトは、他のクラスにケンカを売るのはやめろよ〜と注意します。

井竜「・・・分かってるけど」

<自分でもどうにもできないんだから仕方ないじゃん。自分しか覚えてないってことになんでこんなにイライラしてんだろう>

 

そして買い出しから戻ってきた咲は、陽希を通り過ぎ・・・井竜の元へ走り近寄ります。そして井竜の目の前に座り込み

咲「思い出したよ!!」

井竜「・・・・ ・・・え?」

 

咲「おばあちゃんの誕生日に、季節限定のすごく綺麗な和菓子買いに行った時だ!!ちゃんと思い出したよ!」

そう話す咲の笑顔は、あの小学生の時の咲の笑顔と重なります。思わず微笑む井竜。

「そんじゃあ許してあげる」

 

咲<なんとなく 井竜くんの声の温度が 上がった気がした>

 

やっと笑顔になった井竜。この気持ちに本人は気づくのでしょうか??文化祭もいよいよ始まります。 文化祭でも何かが起こりそうな予感・・・次回も目が離せません !!

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