「コウノドリ」漫画 ネタバレ 最新232話 モーニング13号 感想 考察
単行本22巻、3月22日に発売予定!!
タケヒコの妻は一度冷静になり、出生前診断の事をコウノトリ先生に聞いてみることにしました。
急な事で自分でもどうしていいのかわからなく、考えたこともなかったと妻は言います。
サクラはひとつひとつ丁寧に、質問に答えていきます。
新型出生前診断は染色体疾患のすべてがわかるわけではなく、13・18・21トリソミー(ダウン症)の3種類を検査するものである。この3つは染色体疾患の7割程度を占めています。
結果は陽性もしくは陰性という形で出ますが、それが確定結果というわけではありません。
陽性と出た場合は、羊水検査を行います。そしてこの羊水検査は流産のリスクがあり、1/300から1/500と言われています。
まず、この検査で陽性だとなると・・赤ちゃんはまず染色体疾患だということになります。
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妻は他にリスクのない検査はないのかと尋ねると・・
15週以降に行う母体血清マーカーというものがあり、これは採血を行って18トリソミー・21トリソミー・脳や脊髄の元となる開放性神経管奇形の3つの疾患を調べる検査です。
その結果はお母さんの血液から赤ちゃんの遺伝子を調べる新型出生前診断とは違い、確率という形で結果が知らされます。
一定の基準を設けて、それよりも高い確率で疾患があるかどうかを判断するのです。
その結果を見て18トリソミーと21トリソミーに関しては羊水検査を。
開放性神経奇形に関してはエコーで診ていく形となります 。
エコーや母体血清マーカー・新型出生前診断は、どれも確定的な検査ではありません。
赤ちゃんに染色体異常が疑われる場合は、最終的には羊水検査による確定診断が必要となるのです。
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ペルソナでは母体血清マーカーは2万・羊水検査は15万・そして新型出征前診断が21万。
新型出生前診断が陽性だった時は、羊水検査は21万の中に含まれます。
そして新型出生前診断は、受けられる対象が決まっています。
13・18・21トリソミーの検査希望であること、かつ分娩時に35歳以上の高齢妊娠。そして過去に13・18・21トリソミーの赤ちゃんを出産したことがある人・お腹の赤ちゃんに疾患の可能性を指摘された人。
もちろん夫婦や家族でしっかりと話し合うことは大切なことですが、迷っているのなら一度遺伝カウンセリングを受けたらどうかとサクラに言われ、妻はタケヒコに相談します。
そして二人は、一度遺伝カウンセリングを受けてから、もう一度きちんと話をしようという結論を出したのです。
食堂では小松さん真田さんをはじめ、みんなでランチタイム。楽しそうな会話が弾みます。
実はおしゃれなマンションで猫と一緒に暮らしている真田さん。小松さんに、一人暮らしで猫なんて飼ってたらそれこそ寂しいやつだよ~なんて言われて、無言になってしまいます。
そしてそこにサクラがやって行ってきて
サクラ「明日急ですけど13時から出生前診断の遺伝カウンセリングが入ったので、僕と一緒にお願いしてもいいですか」
真田「承知しました」
真田にとって、明日初めての遺伝カウンセリングです。
次週、いよいよ遺伝カウンセリングを受けるタケヒコ夫婦。実際のカウンセリングで、タケヒコたちの気持ちはどう変化が起こるのか?真田ケンジの腕の見せ所も楽しみですね~