「コウノドリ」漫画 ネタバレ 最新231話 モーニング12号 感想 考察
~回想~
四宮「新型出生前診断の遺伝カウンセリングなんて、俺はやらないぞ」
サクラ「・・でも必要なことだよ。検査によって何がわかるのか・・そしてその結果が夫婦にとって何を意味するのか・・
夫婦が納得のいく結論を出すまで、しっかりサポートしていく必要がある」
四宮「もちろん俺だって検査前から、夫婦にしっかりとしたカウンセリングを行うべきだと思う。・・だけどな、サクラ それは本当に俺たちのやることなのか?
しっかりとした遺伝カウンセリングなんて、俺達(産科医)だけでできるわけがない・・」
そんなことを思い出しながら、サクラは悩んでいます。サクラだってわかっています。でも誰かがやらなきゃいけないことだと・・
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そこに今橋先生が、屋上へ上がってきました。そして辻さんの中絶手術と話しになります。
サクラ「もちろん夫婦や家族で、悩みに悩んで出した答えです。間違っているなと思いません。・・ただ毎回思ってしまうんです。
僕は夫婦に対して、しっかりした説明ができたのかなって・・医学的知識を伝えるだけで精一杯だったんじゃないか・・
無意識のうちに夫婦に対して、産科医としての信念を押し付けていたんじゃないか・・壁に突き当たった夫婦を、しっかり支えてあげられただろうか。
・・僕は産科医です。喜んで中絶を行う産科医はいません。・・だから不安になるんです。
いつか僕一人で遺伝カウンセリングを行うことに、うんざりしてしまう日が来るんじゃないかって・・」
今橋「医者が悩むということは・・それだけコウノトリ先生が、夫婦や赤ちゃんに誠実だということです。私はそう思うけどな」
廊下を歩くサクラ。そこに、院長が真田ケンジくんを連れて、やって行ってきました。
彼は臨床検査技師であり、なんと・・認定遺伝カウンセラーでもあるといいます。
これからは産科医のコウノトリ先生と、出生前診断のカウンセリングをペアでやってもらうと院長は言います。
ナースステーションでは、赤西と倉崎にサクラが説明しています。
認定カウンセラーとは・・カンセリングの場合、患者のことをクライエントと呼びます。
そのクライエントに、遺伝や遺伝子によって起こる病気や体質を、わかりやすく情報提供を行います。そして、心理的・社会的サポートをする仕事です。
非医師の専門職であり、クライエントの意思・選択・決定に対して、医療側ではない独立した立場でサポートができるのです。日本では2005年4月から制度ができ、226人しかいないかなりレアな資格になります。
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夫婦の関心や心の迷いは、医学的な説明だけでは解消されない。その不安や迷いにゆっくりと耳を傾ける必要がある。
大切な決断をするときに重要になってくるのが、人・時間・場所や雰囲気・・それを作り出せるのが、認定遺伝カウンセラーだとサクラはいいます。
山根タケヒコは妻に、自分の亡くなった姉がダウン症だったことを打ち明けます。
そして自分で色々調べた結果、21トリソミー・ダウン症はほとんど遺伝しないこと・・新型出生前診断なら、流産するリスクもないということを妻に伝えます。
タケヒコの妻「ちょちょちょ・・ちょっと待って。
それって検査を受けて、赤ちゃんに何かあったら堕ろせってこと?タケヒコはこんな軽い本を一冊渡して・・私とお腹の赤ちゃんに、そう言ってんの ?」
タケヒコなりに考えや結論を妻に伝えたいのに・・もっと夫婦で話し合う必要がありますよね。妻の考えはどうなのか?新型出生前診断を受けるのか・・受けないのか・・夫婦の結論が気になります!
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