「コウノドリ」漫画 ネタバレ 最新233話 モーニング14号 感想 考察
最新22巻は3月23日発売開始!!
真田は遺伝カウンセリングルームの模様替えを行うことに。今日はそんな真田の初仕事です。
相談者の山根さんは、妊婦でもあるので部屋に可愛い加湿器を用意しました。
コウノトリ先生に絶対にカウンセリングの時間を守って下さいと強く言う真田。言われたばかりなのに・・
緊急帝王切開の手術が入ってしまい。すぐに真田に連絡を入れるサクラ。
真田は先にアイスブレイクをしておくと伝えます。
アイスブレイクとは本題に入る前の雑談で、これが 相談者との距離を縮めるにはとても大切だと言います。
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真田はコウノトリ先生が来るまでに山根さん夫婦と、共通の好きな猫の話題で盛り上がります。そこにサクラが到着。
そして初めてのカウンセリングが始まります
まずは夫が、自分の姉のダウン症について話をします。
サクラ「お姉さんの病気は心内膜床欠損症今は房室中隔欠損症ということが多いですが・・
心臓の四つの部屋を隔てる弁と壁が、真ん中で十字にクロスしているところに異常がある病気です。その疾患の中でもおそらく重症で、他にも病気を合併していたのかもしれません。
重病なものなら30年以上前には、手術中に亡くなることが20%から30%ある疾患でした。
ただ今は医療も進み、7%以下まで下がっています。早期に治療をすれば予後は悪くない疾患だといえます」
サクラが医療的に説明しますが・・山根さん夫婦が黙り込んでしまいます。
真田「数字をどう捉えるかは難しいですよね。
低いと思うか高いと思うかは人それぞれ違いますから」
そして妻に今は何が心配なのか?尋ねることに・・
妻は、もちろん赤ちゃんが病気だったらもちろん心配・・でも一番迷っているのは検査を受けるのか、受けないのか・・単純にそのことだけ・・
もし実際に検査を受けて、赤ちゃんに病気が見つかったら・・赤ちゃんを諦めないって言い切れないのが怖い・・
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そしてサクラにこんなことを聞いてしまいます。
山根妻「病気が見つかった赤ちゃんを中絶して平気なんですか」
コウノトリ先生の表情が固まります。
真田「出生前診断は、病気や障害のある子を諦めるための検査じゃありません。
予定外の若年妊娠・・社会的理由、経済的な理由で悩んで子供を諦める人もいます。
夫婦やカップル個人個人によって、理由は様々で・・それを他人に責められることではありません。
今はまず出生前診断を受けるのか、受けないのか・・どちらが二人らしい選択なのかを話していきましょう。
出生前診断は、夫婦にとって抱えきれないほどの悩みや決断をしている可能性があります。だからこそ最終的にお二人で決めてほしいんです」
山根妻「出生前診断を受ける事って、こんなに悩むことなんですね ・・」
初めての真田のカウンセリングは、なかなかのものだったのではないでしょうか?山根さん夫婦も真田に親しみやすさを、感じたのではないでしょうか?この答えは正解のない、夫婦が出す結論です。次号、山根さん夫婦の出す結論は・・?