「乙女椿は笑わない」ネタバレ39話 高橋みつば(ココハナ3月号2023)あらすじ・感想・考察

「乙女椿は笑わない」ネタバレ39話 高橋みつば(ココハナ3月号2023)あらすじ・感想・考察

「椿さん気が付いてる?可愛い顔で笑ってるよ」

さっきの斗真の言葉を思い出しながら、鏡の中の自分の顔を覗きます。思わず顔が真っ赤になってしまう椿。昨日の夜の事を思い出しまい、ドキドキしてしまったのです。

 

斗真はスマホを覗き込み、倉田から鬼のように着信が入っているといいます。

でもチェックアウトまでは、二人でゆっくりしようと言ってくれるのです。斗真に抱きしめられ、椿はずっとこうしていたいと思うのです。もちろん、斗真も同じ気持ち。

 

椿<大切な人と同じときに 同じ気持ちでいれるなんて 幸せだな>

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葛城家の離れの前では、百合子さんが玄関の外で2人を待っていました。斗真と笑いながら帰ってくる椿の姿に、百合子さんは驚きながら喜んでいる様子。

百合子さんはメイドの雅から椿が外泊するということは、聞いていたといいます。でも心配だったのでしょうか。

 

今日からメイドさん達は、冬期休暇に入ります。椿がお茶をいれることに。

高いところのお茶をとってもらい、百合子さんは「よく高いところの物を佐助さんに取ってもらったの。椿は佐助さんに似たのね」なんて微笑むのです。

 

そして椿は、ゆりこさんに報告しようと思ったその時・・・倉田がものすごい勢いで入ってきたのです。そして斗真に詰め寄ります。

倉田「・・なぜ電話に出ないんです。自分が何をしでかしたか理解しているんですか!」

斗真「すみません」

 

倉田「今すぐ先方に謝って、前言撤回してきてください!」

斗真「それはできません」

 

倉田「できないのなら、葛城との養子縁組を解消するとのお達しです」

椿「え ちょっと」

 

百合子「あんまりじゃない・・斗真の親は私です。親権は私にあるのよ。勝手なこと言わないで・・」

斗真「百合子さん 俺行くわ。蛍光灯変えといたから」

 

椿「斗真さん・・」

斗真「大丈夫だよ、椿さん。心配しないで。連絡するから」

 

斗真は椿の肩に触れながら、去って行きました。すると倉田は、椿を呼び出すのです。百合子さんは抵抗しますが・・

倉田「葛城の当主は竹子様ですよ?」

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椿は別室へ連れて行かれ、倉田に養子縁組の解消はどういうことだ!と迫ります。

倉田「竹子様の決めたことは絶対です。覆りません」

 

椿「じゃあ私も出てく」

倉田「・・本気で言ってるんですか?そんなこと許されるはずないでしょう。

だいたいあなたは昨日、湊さんと一緒にいたはずでしょう?なぜ斗真さんと帰ってきたんです」

 

椿「私が好きなのは、斗真さんです」

倉田は顔が曇ります。さっきの二人の様子から・・

 

倉田「あなた 斗真さんと・・別れなさい!許されませんよ!」

椿「許しが必要だなんて思ってない・・・!」

 

すると倉田は、ドアを閉め・・鍵をつけるのです。「あなたは外出禁止です!」

椿はドアをたたき、開けてほしいと何度も言いますが・・入り口のドアは開きません。

 

椿<こんなことしても無駄なのに。斗真さんが葛城の養子じゃなくなっても。斗真さんがどこへ行っても。私の気持ちは変わらないのに>

 

すると・・コツコツ・・と窓に石が当たっている様子。覗いてみると下にはメイドの雅がいたのです。

雅は心配になってきてみたら、百合子さんから椿が戻らない・・と聞いて。もしかして閉じ込められているのでは??と来てくれたといいます。

 

雅は周りをキョロキョロしながら、はしごを2階にかけます。なんとか椿の部屋に上がり込みます。倉田の考えそうなことだと言うのです。そして「着替えましょう」というのです。

 

雅「私がここに残って椿さんのふりをして倉田さんの目をくらますので、その間に椿さんは逃げ出してください」

椿「だめだよ、そんな!」

 

雅「大丈夫!どうせ休みは寝て過ごすつもりだったし。ここでゴロゴロしながら椿さんのフリしてるから。それに私 椿さんに罪滅ぼししたいんです」

不思議がる椿に「今度話します」そう言って身代わりになってくれたのです。

倉田は食事の用意を持ってきましたが、雅は後ろを向いて顔が見えないように過ごします。

 

一方抜け出した椿。今斗真はどこにいるのだろう・・斗真と話がしたい・・と思いながら百合子さんの元へ。椿が無事でよかった!と百合子さんは抱きつきます。

どうやら斗真は、弥太郎の所に行ったといいます。

 

そして倉田から言われた話をすると・・

百合子「・・そう別れろって言われたの・・

母は一度言い出したら聞かないわ。私の言うことも、誰の言うことも聞いてはくれないの。私も努力してみるけど、これからのことをどうするか、斗真と話し合ってきなさい」

 

竹子は毎年年末年始は海外にいて、一週間ほどしたら帰ってくるといいます。それまでに話し合いなさいと言われ、椿は弥太郎の家へと向かいます。

 

すると料理中の斗真が、椿の声を聞き

斗真「その声 椿さんじゃない?」

 

椿「斗真さん!」

 

二人は竹子さんが戻ってくる間に、どのような話し合いをし決断をするのでしょうか??やはり葛城家。それなりの仕打ちがありましたね・・せっかく同じ思いの二人。どうにか一緒にいて欲しいものです。次回は5月号に掲載予定です!!次回もお楽しみに 〜

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