河原和音 新連載「太陽よりも眩しい星」39話 2024 別マ 10月号 あらすじ・ネタバレ・感想
河原和音 新連載「太陽よりも眩しい星」39話 2024 別マ 10月号 あらすじ・ネタバレ・感想
部活中 神城のサッカーをフェンス越しに見つめる さえ。
< かっこいい 好き 誰にも譲れない>
同じく 千里も神城のことを見つめます。 そして 渡辺先輩にこう言います。
「 もう決着つけたいです。 原因はあの人です。 納得できる理由が欲しい。 ただ先に会ったとか、好きだからとか。 それだけじゃないっていう、負けたって思わせてほしい。
証明して見せてほしいです!」
渡辺は千里に、気持ちで既に負けてる・・と言います。 そして自分は光輝の味方だ・・彼女は お前みたいなタイプじゃない・・と言われてしまうのです。
さえは1年生の廊下に顔を出しますが・・あまりにも みんなが小さいので、 話もせずに教室に帰ってきてしまいました。
そして先生に頼まれごとをされ連れて行かれていかれるさえ。 探し物をしていると同級生たちがさえを探してやってきました。
「 あっいた!! 岩ちゃんっ!! 聞いた!? うわさ? 神城と1年のマネージャーがさ!! 合宿でキスしてたって!!知ってた? 岩ちゃん」
さえは頭が真っ白になります。
噂話は・・・はっきりとは見ていないけれど 神城の部屋に マネージャーがいて、暗い部屋でその子が入っていったら パッと 離れた・・というのです。
そこに 神城がやってきて、友達が帰ります。
神城「 ない・・・そんなことは絶対・・・・熱の時 ぼんやりしてて・・人がいたような・・・・
ごめん 俺がしっかりしてれば・・・・聞いてくる」
さえは 神城を後ろから抱きしめ、引き止めます。
さえ「 私が聞く。神城がモテるのは私 中学校の時から知ってたんだ。 神城 かっこいいから。 でもそれだけじゃないんだよね。 神城が笑ったら、私 あ、好きってなるんだ」
さえはいつも神城が守ってくれたから、だから私も2人でいられるように・・と言います。
すると 神城がさえに覆いかぶさり、キスをします。 思わずの行動に目を見開くさえ。 するとそこに先生がやってきて、さえは汗だくで真っ赤か。
さえは もやもやした気持ちで、1年生の 千里のもとへ 。クラスメイトに「千里さん、呼んでください」と言いますが・・・
どうやら3年生のサッカー部のマネージャーに、怖い顔をされ 呼び出されたと言います。
千里は3年のマネージャーから「気をつけなさい」 と怒られるのです。 熱を測る時に、おでこをひっつけるでしょう・・なんてと言い訳をしますが。
3年「 千里さ、光輝と二人で、好きとか変な気持ち一つもなかったって言えんの? 光輝 彼女もいるのにさ。 彼女の気持ち考えたことあんの?」
そんなところにさえが出くわします。さえは千里を連れ出し
さえ「 当事者同士で決着つけるんで、黙ってもらっていいですか」
さえはそう言いますが・・ 内心は とても怖かったのです。
千里「何もしてないです。こうききんを好きな気持ちに、恥ずかしくないように正々堂々と戦うて決めてるんです、 だから絶対 そんな 反則しません」
さえ「 じゃあ 戦おう 。何かで私と勝負して、私が勝ったら神城のこと諦めて。
私も 神城のこと本当に好きだってこと見せるから」
千里「・・負けませんよ。 何で勝負しますか?」
色々と話し合い、今日の放課後 校舎周りの持久走で、先に止まった方が負けと決めました。
千里は持久走は得意。 絶対に負けないと思うのです。
神城に報告し
さえ「 神城には何もしてないって。嘘ついてなく思う。私 あの子なんか憎めなくて」
そして 放課後。さえは部活が休みなので T シャツを持ってきていませんでした。 神城の半ジャを借りて頑張ります。
神城「 鮎川とそういう話ししたんだけど、最後は気持ちの勝負だから。気持ちで負けんな」
そして 放課後。2人の戦いが始まります。
千里はさえにいろんなことを聞いてきます。 自分の知らない 神城のスパイクのサイズを知っている千里 。他にも いろんな話をぶっこんできます。
千里「 こうきくんと キスとかしました?」
さえは思わず 真っ赤になり、大量の汗をかきます。今の質問でめっちゃ息が切れた・・と思うのです。
給水タイム。 さえは少ししんどそうです。
さえ「 でも諦めないよ。 タイマーじゃないもんね。 止まらなければいいんだよね」
千里「 簡単に言うけど、簡単じゃないですよ」
さえ「 でも諦めない。 そう見えないかもだけど、好きなんだって ちゃんと見せたい」
2人の走りは、月が登っても続きますが・・・だんだん 頭が働かなくなってきたさえ。 神城の、小さい頃から今までの笑顔が支えます。
「 さえ 大丈夫。 気持ちで負けんな」
さえ<うん 大丈夫。 うん 負けない>
さえを見て千里が「もうやめましょう」と言うのです。
千里「 そんな必死に走らなくていいじゃないですか!! こうきくんに守られてたらいいじゃないですか 。私のことそんな・・相手にしないでいいのに !!
どうせこんなの意味のない勝負なんだから。 私が勝ったって、こうきくんは私のこと好きにならないんだから!!」
さえ「だって私のとこに来たから。 千里ちゃんは本気度違うかなって・・・・ だから・・私も本気でしないと」
さえは今までの神城 好きだった子達とは 違うと思ったから・・神代が好きになる気持ちをくれたから・・それは大事なものだから・・・と 思います。
涙ながらに
千里「 納得できない。 彼女がもっと完璧な人だったら良かった!! 見た目 モデルで頭も良くて色白で人気で 陽キャだったら良かった!!」
さえ「ご・・ ごめん」
千里「 なんか もっと 言い返してくださいよ!! 今日は私の負けでいいです。 疲れてないけど足痛いんで。 もう帰る!!」
さえ「 何回でも来たらいいよ。 気が済むまで」
千里<もっと嫌な人だったら良かった。 大嫌いになれたのに。 そしたらきっと楽だったのに>
フラフラなさえを神城が待っていてくれたのです。 神城が自転車の後ろに乗って・・と言います。
一方 神城が彼女を待っていたから しゃべってた・・ と 渡辺先輩もいました。 千里の顔を見て「うわ 顔ひど 」と一言。
千里「相手が強いから負けた。 それだけです」
渡辺「 全力で戦ったから、負けても悔しくないとか嘘だよな。 本気で頑張った分、悔しいに決まってんじゃん」
千里は涙を浮かべます。 そして 渡辺先輩の胸を借り、泣いてしまうのです。
渡辺「お前 また 誤解されて、今度は俺と噂になるぞ」
千里「 渡辺先輩には1ミリも下心ないって、言い切れるんで大丈夫です」「 あっそ」
汗臭いのを気にしながら、さえは神城の背中を見つめます。
「どんな話をしたの?」 と聞かれ
「キス 上手なんですか?」 という 千里の質問が頭をよぎり・・・ 再び 真っ赤になり自転車から落ちそうに・・
<キスが上手かは分からないけど がっ ふわって感じです >
さいがついに 千里と向き合いました!! 千里が本気だということをが十分にわかっていたからこそ、さえもきちんと 正面から向かわなければと思ったのでしょうね 〜少々 意地の悪いところもある 千里ですが ・・・今回は負けを認めました。 次回も目が離せません!!
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