咲坂伊緒 新連載「サクラ、サク。」9話 別マ 11月号2021 あらすじ・ネタバレ・考察・感想
咲坂伊緒 新連載「サクラ、サク。」9話 別マ 11月号2021 あらすじ・ネタバレ・考察・感想
咲は自分の鞄の中に、井竜のプリントが混じってしまったことに気がつきます。どうやら小テストをのまとめが書いてあったので
<もし明日だったら、このプリンとか手元にないと困るのでは?>
そう思いバイトへ向かった井竜を追いかけます。なんとかバイト先の井竜にプリントを渡し、去ろうとしますが・・
「これ渡すためだけに来たの?」そう井竜は言うと急にカウンター奥に話しかけるのです。
「ねえ 桜くん、この人がここでバイトしたら都合悪かったりします?」
亮介がいることを知り、思わず身構えてしまう咲。
亮介はひょっこりと顔を出し「俺は別に何も気にしてないから。ここが気に入ったなら入ればいいよ」
そう言われてびっくりしてしまう咲。
「だってさ。よかったじゃん」と井竜。
咲「ちょっと待って。どんどん話進めないで。それに普通 私の前で本人ああに言うこと聞く?」
井竜「だってバイト探してたんでしょ。桜くん別に嫌がってないし。問題解決じゃないの?」
そんなこんなで、咲は明日面接の約束を取り付けたのです。
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亮介は家に帰り、陽希に咲がバイト先にやってきたことを話します。しかもバイトもしたいという話。陽希はもちろん聞いていません。
亮介「それからあの子。いつのまにか井竜と仲良くなってんだな」
そんなことを聞き、陽希は次の日。咲を呼び出すのです。
咲が朝から井竜と仲良さげに話をしている姿を、陽希は見かけてしまいます。
呼び出され・・・どうやら様子のおかしい陽希に気づく咲。
咲「どうしたの?陽希」
陽希「えっと・・あのさ・・亮介のとこでバイトすることになったって聞いたんだけど」
自分の兄とバイト先が一緒なのが嫌だったのかな・・と咲は思ったのです。
陽希「いやそれは別にいいんだけど」
じゃあ何だろう・・・何だか不機嫌・・・と感じます。
陽希「その流れてさ、さっき藤ヶ谷と話してたやつか関係してんの?」
咲「あ 井竜くん?うん まあそうだね」
陽希「いつのまに そんな仲になってんの?」
咲<それってどういう気持ちで言ってるの そんなこと言ったらヤキモチ焼いてるみたいに思われちゃうよ 私にそう思われてもいいの?
私の中に期待する気持ちが芽生えても 陽希がそんな顔するのが悪いんだよ?>
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「へー 人には偉そうなこと言って。自分もコソコソやってんだよ」
なんとそこに琴乃の元カレがやってきたのです。咲はなんだか理由がわかりません。
陽希「クラスメイトと話してるだけだろ。お前に関係ない」
元カレ「琴乃 不安にさせるようなことすんなとか俺に言ってたけど、その言葉そのままお前に返すわ。お前こそ、琴乃の彼氏としてどうなの?」
<え・・・・?>咲は何のことだかさっぱり分かりません。しかも陽希も言い返さないのです。
するとそこに琴乃がやってきました。「咲は私の友達だからいいの。私の知らない子とコソコソ会ってるわけじゃないから。一緒にしないで。
陽希は浮気とかしないし。そう思えたから付き合うことにしたんだから」
咲<え・・・付き合うって??琴乃と陽希が?どういうこと?」
後でよくよく話を聞くと・・・どうやら付き合っているふりを陽希に頼んだというのです。昨日、美斗士がいなくなった後に・・やっぱり元彼に会ってしまったと言います。そういう流れになってしまい・・
琴乃「あの人 私がいつまでも自分を好きでいるって本気で思ってるみたいだったから。
その勘違いをどうにかするために、もう付き合っている人がいるって事にしちゃって。
状況的にそれが陽希ってことになってしまいました。現場にいたもんで」
なのでしばらくその体で協力してほしいということに水斗士は、なんだかモヤモヤする気持ちはありますが・・・協力することに。
咲はさっきの陽希との二人での話の続きが気になりますが・・・もうタイミングも逃してしまいました。
二人になった咲と琴乃。「面倒なことに付き合わせてごめんね」と再び謝る琴乃です。
咲は「フリ」こうなったことを、琴乃も陽希もどう思っているのかな・・と考えるのです。
咲<今はただのフリだとしても 一緒にいる時間が増えたら 好きになってもおかしくないくらい。
こんなにモヤモヤしちゃうのは 私が琴乃に自分の気持ちを言いそびれているせいなんだよな>
今からでも言っておこうかな・・と思う咲でしたが・・
琴乃「あのさ 咲。たとえただのフリでも、仲間内でこういうのなんか嫌なら言ってね。そしたら他の方法を考えるから」
咲「他の方法って?」
琴乃「え いや 今は思いつかないけど」
咲<今の私の気持ちを言ったら、琴乃はきっと偽装カップルもすぐやめちゃうだろうな>
琴乃「笑ってないで。咲も考えてよ」
咲「大丈夫だよ、琴乃。とりあえずこの作戦のままでいこう。ちゃんと協力するから!」
<今のいろいろが 早く解決できるように。そのためだから私は大丈夫>
琴乃のために自分の気持ちを飲み込んだ咲ですが・・・この作戦果たしてうまくいくのでしょうか??本当の琴乃の気持ちは??陽希のことが多少は気になるのでは??と思ってしまいますが・・・次回もお楽しみに~
——咲坂伊緒 新連載「サクラ、サク。」10話 別マ 12月号2021 あらすじ・ネタバレ・考察・感想——
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