咲坂伊緒新連載「ユメかウツツか」第2話 別マ 8月号 2024 ネタバレ 感想 考察
咲坂伊緒新連載「ユメかウツツか」第2話 別マ 8月号 2024 ネタバレ 感想 考察
宝生いろは<先輩を追ってきた高校に先輩はいなくて、やっと会えたときにはクラスメートになってた。
私にとっては、夢よりも夢みたいな現実。>
相変わらず 妄想の先輩と話をする いろは。
阿久津「何してんの? こんなところで。もしかして今 俺いるの?」
いろは「う・・あ ・・」<まぁ 先輩には知られてるし・・>
うなづくいろは。
阿久津「 本物がクラスメイトでいるのに、まだ イマジナリーと話してんの?」
いろは「で・・ でも ・・先輩 、ㇰ・・クラスの人に・・囲まれ・・てたし」
阿久津「だから先輩じゃないって。で 今はどんな話してたの、頭の中の俺と」
いろは<当たり前だけど 妄想の先輩は、私の知らないことには答えてくれない>
いろはは 先輩なのになんでクラスメイトなのか・・?と途切れ途切れ 聞きます。
阿久津「 病気してた。あ 今はもう大丈夫なんだけどさ。
そのせいで出席人数足んなくて。来れるようになったのがこないだ」
いろは<知らなかった。 こんなこと本物の先輩からしか 聞けない>
阿久津「 でもさ、病気で仕方ないとはいえ 知ってるやつはみんな 進級してんのに。俺だけ 1年 やり直しって。
気持ち的に まあまあ 来るもんがあるわけ。 そのことでみんなに聞かれるのも 本当は気分じゃないし」
いろは「ご・・ごめんなさい・・い・ 言いたくないこと・・い・・言わせて」
阿久津「自分も言いたくないこと 俺に教えてくれたでしょ。
だから いろはは特別な」
いろはは自分の名前を知っていることにびっくり。 図書館でどこの参考書を使っているのか 覗いた時に、名前が見えた・・と教えてくれる先輩。
いろは<初めて 名前呼ばれた。 もうあの頃から私の名前知っててくれたんだ・・>
阿久津「だから俺のことも、阿久津でいいからな」
いろはは恥ずかしく 固まってしまいます。
阿久津「 妄想の俺もいてもいいけどさ。 これからは本物の 俺とも話してよ」
<そういった本物の先輩からは、甘い香りがした>
そして 休み時間。 先輩がずっと いろはの方を見てきます。 教室で話そう的な感じで手招きされますが・・・ もちろんそんなの、いろはは無理です。
いつもの 中庭に行くいろはを、先輩が追いかけます。
休み時間 の教室が苦手で、誰かと話をしなきゃいけない・・ 自分には恐怖でしかないと打ち明けます。
阿久津「 じゃあやっぱ、俺と話そ」
いろは「だ・・だから 教室・・には いづ・・ら・・」
阿久津「ちょうどいいんだよね、俺も。本当は教室にいたいわけじゃないし」
いろは「で・・ でも せ・・先輩の時間・・う・・ 奪うわけには」
<本物の先輩がこうして存在してくれるだけで、十分すぎるのに・・>
「だ・・大丈夫。私には・・妄想の先輩が・・いるから・・」
阿久津「それ。イマジナリーに負けてんの 解せない。 つか普通に悔しいわ。
現実の俺とじゃなきゃできないこと しようよ」
先輩は いろはに腕を差し出します。 触れということかな? と思うと・・
阿久津「イマジナリーには触れないでしょ。
それから体温 だって」
そう言って 先輩は 手を握ります。
いろは< 私と違う体温 。触れた感触も私よりも高い体温も 本物の先輩じゃなきゃ・・・・>
いろはは、思わず顔を赤くし 顔を背けます。
先輩は嫌だったか気にしますが、。 いろはは嫌ではありません そして LINE を交換しようと言われるのです。
阿久津「これも妄想じゃできないでしょ」
そして「俺の匂い嗅ぐ?」と言って、先輩がずいっと近くに来ると・・いろはは 思わず 落ちそうになってしまいます。
いろは「それはもう知ってる・・!」
と同時に落ちそうになり、先輩が受け止めてくれました。< 先輩の 甘い香り>
阿久津「 そっか もう知ってたか、はは」
そんなところをクラスの神山がやってきました。 いろはが嫌がっているんじゃないか・・と気になったようです。
いろは< 私 少し神山くん 苦手・・かも。悪意はないってわかってるけど>
実際にいないやつと話すことをやめなよ・・と言われた時のことを思い出す いろは。
神山「すいません、 早とちりしたみたいで。なんかすいません。
宝生さんもごめん。 この前のことも」
先輩は 神山のことを真面目な 可愛いやつ・・と言います。
いろは< そういえば 神山くん、 私が妄想の先輩と話してたの知ってるのに。クラスのみんなには、自分の勘違いだったってことにしてくれてる。
いい人ではあるんだろうけど>
先輩は「話せてよかった。 また話そうね」 と 立ち去ります。
そして次の休み時間。 妄想の先輩と話をします。
妄想の先輩は、そのまま 人と話す 練習をさせてもらえばいいんじゃない・・と言ってくれるのです。
いろははこれ以上は望めない・・ それに妄想の先輩にも今まで助けてもらった・・ と言います。
妄想の阿久津「 話す練習 付き合ってもらいなよ。 言ったじゃん、 俺は いろはが望んでることしか言わないって」
帰り道のいろは。
いろは<・・私の本心。 話したい。 本当はもっと 私の知らない先輩を知りたい。>
思い切って先輩に LINE を送ります。
「 先輩、 人と話す 練習させてくれませんか?」
すぐに既読がつき 後ろから
「だからー 先輩じゃないって」
いろははびっくりして振り向きます。
阿久津「で 誰が 何だって」
いろは「ひ・・ 人と話す・・れ・・ 練習・・したい。 もっと・・話したい。 阿久津くんと・・・」
阿久津「うん、話そう」
<もっと私の知らない 阿久津くんを 教えて欲しい >
確実に距離を近づく二人ですが、神山くんの行動も気になります。それにしても、先輩・・優しすぎませんか??どんどんと変わっていくいろはから目が離せません!!
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