南塔子新連載「恋のようなものじゃなく」別マ 1月号 2022 第14話 ネタバレ あらすじ 感想 考察
追加の当番をしながら、未仁は考えます。<千耀くんにかけよって腕を組める飛鳥ちゃんが羨ましいと思った。すきな人をあたり前に好きと言える・・・
千耀くんがいつもしている指輪 あれは飛鳥ちゃんとのぺアリングだったんだ・・・>
未仁は身体を動かした方が楽だと思い、在庫の足りない商品を調理室に取りに向かいます。
千耀と飛鳥は人気のない会議室で休憩中。飛鳥はここでもう少しゆっくりしたいと言います。
飛鳥が話し出すと、廊下を堀姉弟が通ります。千耀はすぐに声をかけ、未仁の様子が気になるのです。あまり調子が良くないように見えたと・・・
当番をしていると聞き、ひと安心。そんな千耀に飛鳥は不満顔。しかも未だに「遠藤」と呼ばれていることに。
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飛鳥は未仁の話題を出しますが、未仁の事を「彼女がいるのに近づくなんて偽善者」だと言うのです。
千耀「未仁ちゃんはそんな子じゃない。知らないのに悪くゆうなよ」
小さい頃から自分のことを女子だと思っていて変わっていない・・・そして何度も助けてもらった優しい子だ・・と飛鳥に言います。
飛鳥も千耀の家であの小さな頃の写真を見たことがありました。あの写真の子が未仁ちゃんだったと知るのです。
未仁は千耀と飛鳥を避けるために、人気の少ない道を選んだ結果・・会議室の二人を見かけてしまうことに。なんとかやり過ごそうとしますが・・・そんな未仁の姿が飛鳥の目にふれてしまいます。
飛鳥は話の途中ですが、千耀に抱きつきキスをしようとするのです。そんな場面を未仁に見せつけるために・・
千耀はそんな飛鳥に、冷たい態度をとります。
未仁は走ります。大粒の涙を目に溜めて・・・急いで走ります。そんな中ある男子生徒とぶつかりますが、必死に走る未仁。その男子生徒は未仁の泣き顔が印象的で・・・
そして千耀は、飛鳥に話を切り出すのです。
「遠藤のこと 彼女としてもう・・特別に見れない。ごめん」
飛鳥は元々知っていました。飛鳥の気持ちに千耀が流されていただけだったと。
でも千耀はきちんと好きだったと言いますが・・
飛鳥「ううん、そう思い込んでただけだよ。私は特別じゃなかったんだなって、今日思い知った。だって楠瀬が未仁ちゃんに見せてたみたいな・・・ずっと気にしたり目で追ったり。あんな恋してるみたいな顔 私にはしてくれたことなかったもん」
飛鳥は「楠瀬の特別になりたかったな・・」そう言いながら指輪を返すのです。
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その後千耀も落ち込みますが、未仁は自分の部屋でどっぷりと考え込みます。
<千耀くんのことを好きな気持を大切に持っていたいだなんて、彼女とあったことなかったから思えてたんだ。もう会ってしまった。
これまで通りになんてできない。これから千耀くんの隣に飛鳥ちゃんが見えてしまう。嫌がる飛鳥ちゃんの顔が想像できてしまう。
浮かれた気持ちを好きと見誤って、付き合った相手を傷つけた。
最初の恋は間違ってしまって、恋と呼べるものじゃなかったけど。千耀くんに出会えてどんどん惹かれていって、今度はちゃんと恋をしてるんだって感じられた。
これが恋なんだって、ドキドキして楽しかった。だけど今度はそのせいで彼女を傷つけた。私が諦めなかったせいで 私は また間違えてしまったんだ>
そして桜の散る季節になり新学期。未仁と堀兄弟はまた3人とも一緒。今度は2年A組です。
仲良くなった女友達や牛尾くん、相馬くんは隣のクラスの B組。そして千耀がやってきます。未仁と千耀は挨拶は交わすものの、事務的です。どうやらこういう状態が続いている様子。
教室に入ろうとした未仁に一人の男の子が話しかけます。未仁の顔をグイッと持ち上げて、間近でジロジロ。
「あーやっぱりあの時の子だ。やったー同じクラスだね♡」
ととびきりのスマイルスの彼は・・・文化祭の時に大泣きしている未仁とぶつかった彼なのです。
春の嵐・・
季節は流れたのに千耀と未仁はきちんと話をしていないのでしょうか??アルバイトも一緒なのに??なんだかすっきりしませんね~こんな状態のままの新学期。そして新しい彼の存在!!なんだかまだまだ波乱が続きそうです。