南塔子新連載「恋のようなものじゃなく」別マ 12月号 2022 第25話 ネタバレ あらすじ 感想 考察
少ない残り時間 千耀が少しでも楽しめるように 思いっきり遊んでそしたら
今度こそ伝えるんだ
二人はスライダーへと向かいます。ラッシュガードを脱ぐ、未仁の水着姿に期待する千耀。思わず水着売り場で手にとっていた水着かな??と思うと・・可愛らしいチェックのふりふりビキニでした。
千耀は去年スライダーを克服しましたが、1年経っているので未仁は心配します。
千耀は大丈夫と、2人乗りの大きな浮き輪に。前が未仁で後ろが千耀。振り向いた未仁はあまりの近さに、バックハグみたいだ・・とドキドキが止まりません。
頭から水をかぶった未仁に大笑いの千耀。とっても楽しそうな千耀に未仁も嬉しく思います。そして二人は流れるプールへ移動。残り時間は閉園20分前。
頭から水をかぶってしまっている未仁に対して、千耀は全然濡れていません。どうせ濡れるんだからかけていいよ〜っと二人でバシャバシャと水の掛け合いに。
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未仁<時間がもっとたくさんあったらいいのに。結構かけあった気がしたけど、私 顔とかほとんど濡れてない。やっぱ千耀くん 考えて加減してくれてたんだ>
未仁は人とぶつかってしまい、バランスを崩してプールの底へ。千耀が後ろから抱きしめて、助けてくれました。しかも時間は閉園前。二人っきりになってしまっていました。未仁は急いでお礼を言います。
千耀「さっき何言いかけたの?鹿野がどうとかって」
未仁「あのね千耀くん。さっき千耀くん 流絃に怒ってくれたけど 違うの」
千耀「? ちがうって・・・?」
未仁「流絃と付き合ってるって言うのはウソなんです。ごめんなさい!」
ミニは今まで付き合っているふりをして貰っていたこと・・だから他の彼女たちにやきもちは焼かない ・・と伝えるのです。
千耀はさっきの流絃に対しての自分の行動を思い出し、自分がすごくアホで恥ずかしくて死にそうだ・・だからニヤニヤ笑っていたのか・・と脱力。未仁は必死で謝ります。
千耀「未仁ちゃんが 辛い思いしてた訳じゃなくて良かった」
と笑顔の千耀。未仁はとっても優しすぎる・・と感じるのです。
千耀「鹿野といる時元気なかったのって、俺の気のせいだったんだ?」
未仁「あの時は・・流絃達に会っちゃって、他の人がいたら大事な予定が崩れちゃうかもって。心配だったから・・・」
千耀「・・・・ 大事な予定?」
未仁<千耀くんに気持ちを伝える 大事な大切な予定>
「去年の文化祭。千耀くんの彼女に会ってから 私。千耀くんと離れなきゃって思ってた」
千耀「・・・・何か言われたの・・・?」
未仁「普通に彼氏のそばに、馴れ馴れしい女がいたら彼女は嫌だよね!って気づいちゃって。後で二人が別れたって聞いて、自己嫌悪で・・」
千耀「・・別れたのは、未仁ちゃんのせいじゃないよ」
未仁「・・罪悪感とか そういういろんなものから逃げたくて、離れたかった。でもうまくいかなくてジタバタもがいて・・・
流絃に一人でいるからそうなるんだって言われて、それで一緒にいてもらったの。
その後は不自然に悩まないで、他の友達と同じように普通に話せるようになればそれがいいんじゃないかって。そんなふうに考えが落ち着いてきたんだけど・・」
千耀「・・・けど・・・?」
未仁「それって自分を騙してただけだった。
自分の本当の気持ち 本当は自分がどうしたいのかはっきり気づいたんだ。
私は 千耀くんと離れたくない。忘れたくない。千耀くんをずっと想っていたい。
私は 千耀くんが好き」
<言った言ったらダメだと思って、ずっと閉じ込めていた気持ちをやっと伝えられた>
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閉園時間をお知らせる園内アナウンスが流れます。
未仁はいまさらごめんね・・言いたかっただけだから・・と急いで戻ろうとします。
千耀の手は未仁の肩に。
千耀「待って。好きって幼馴染としてじゃなくて・・?」
未仁「ち 違うよ。それだったら悩まないし、普通に言えるよ」
千耀はまだなんだか頭の整理がついていな様。さっきまで未仁と流絃とは付き合っていると思っていたし・・信じられないと言うか・・・
未仁<そうか 相手に意味をわかってもらわなきゃ、伝えたことにならないよね。ちゃんと伝えなきゃ 何度でも>
未仁「千耀くんが好き。幼馴染とか、友達としての好きじゃなくて。恋だよ」
千耀は思わず未仁を抱きしめます。
千耀「俺も好きだよ。今更とかないよ。彼氏がいるって言われても、諦められなかったんだから。俺だってずっと 未仁ちゃんのことが好きだよ。恋だよ」
抱きしめられた未仁は、思わず泣いてしまいます。
未仁<これまで何回も 気のせいじゃないか 思い違いじゃないかって 自分に確認していた。今 自信をもって言えるよ。これは恋だって>
それを流絃たちが、自販機の隙間から二人を見届けていました。未仁と千耀に、3人もドキドキしているようです。
すると係の人に「閉園時間なので」と注意を受け、二人は急いでプールから上がります。
帰り道の電車も、なんだか名残惜しい二人。
「じゃあ」「うん 電話する」
<ふわふわして 夢の中にいるみたい>、
別々になった二人は思わずほっぺをつねって、ほっぺが痛いことを思い知ります。
未仁<夢じゃない よね?>
ついについに!二人が両思いになりましたね〜今までなかなか自分の気持ちに気が付けず、やっと自分の気持ちに向き合えて。千耀に伝えることができました〜千耀は流絃と付き合っていると思っていたところからの、急展開!!次回から新展開に突入です。来月もお楽しみに 〜
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