南塔子新連載「恋のようなものじゃなく」別マ 2月号 2022 第15話 ネタバレ あらすじ 感想 考察
未仁<なに この人!?>「何ですか、誰ですかっ!?」
「えー俺のこと覚えてない?ほら去年の文化祭で・・・」
キーンコーンカーンコーン・・・ベルがなったので未仁は逃げます。そして千耀にぶつかってしまいます。「大丈夫?」と言われ、千耀の顔を近くで見てしまい動揺する未仁。
ドクドクドクドク・・・<違う これはドキドキじゃない。心臓が少し早くなっているのは、いきなり知らない人に絡まれたから。それだけ>
相変わらず未仁と千耀の距離は微妙のようで・・・挨拶は交わしますが、それ以外は話をしていません。
そしてあの突然話しかけてきた男子。鹿乃流絃(かのるいと)と言います。未仁は全く身に覚えがなく、ただの人違いだと思い込んでいますが。
放課後。堀姉弟と牛尾達が集まり、話題は未仁と千耀のことに。
しかも鹿乃と一緒のクラスになり、七緒は言います。
「面倒なことになんないといいけど。ただでさえ未仁は楠瀬と問題があるというのに」
もちろん未仁も、千耀が彼女と別れたことは知っています。それでも全く未仁は変わらないというのです。
周りもみんなも、もう前みたいには戻れないのかな~と。
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未仁は一度決めると頑固だと言います。。そして堀兄弟にこういったのです。
未仁「二人には話しておきたいんだけど。私もう千耀くんと関わるのをやめる」
七緒は本当にそれでいいの?だって真剣に好きなのに諦めることないよ!と未仁に駆け寄りますが、未仁の意志は固かったのです。
未仁はしばらくして、千耀の母の美容院のバイトを辞めてしまいました。
千耀には「成績が落ちちゃって 急でごめんね」と説明します。
千耀も文化祭から未仁の様子が変わったと感じ、元カノの遠藤と何かあったんだと感じているのです。
もしそうだとしたら・・全部自分のせいだ。未仁が関わらないと決めたのなら、これ以上苦しめたくない・・と思い、牛尾たちにもそう言います。
新しいクラスでの席替え。なんと隣は鹿乃流絃!そしてまた未仁に絡みます。
鹿乃「んで 聞きそびれてたけどさぁ、ミニちゃん なんであの時泣いてたの?」
やっぱり人違いだよ~と説明しますが・・「それはないって」ときっぱり。
教室から出ると、千耀にばったり出逢う未仁。千耀も鹿乃の「未仁が泣いていた」という言葉が引っかかるようで・・・未仁は「私にもよく分かんないんだー」と答えると
鹿乃「人違いじゃないって!」
鹿乃は文化祭の時の様子を、詳しく説明しだします。すると・・・未仁はとうとう思い出し・・・
「鹿乃くん!帰ろう!早く!ねっね」そう言って鹿乃をものすごいスピードで連れ去ります。
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鹿乃はあんなに号泣していた理由をどうしても知りたかったようで・・・未仁は絶対に話したくないと思いますが、未仁の反応で失恋だとばれてしまうのです。
いろいろと尋ねる鹿乃ですが、未仁に話をしないと言われ
鹿乃「じゃあいーよ。さっきの千耀くんだっけ?あの人に聞いてみるから」
未仁「やめてよっ!千耀君には迷惑かけないでっ!」
思わず未仁は、鹿乃の腕を引っ張って止めます。
未仁<千耀くんがこのことを知ったら きっと心配する。何があったのか聞いてくる。そんなの絶対話せない>
鹿乃「ミニちゃん この話千耀くんにされたくないんだー?」
思わずニヤリ。それ怖いなと未仁は思ってしまいますが。
ただ一緒にクレープを食べてほしいというのです。二人でクレープを食べる中で、鹿乃はズバズバと切り込んできます。
「それよりミニちゃんってさ 千耀くんのこと好きなんだね」
未仁「好きじゃありません!」
<ショックだ。こんなほぼ初対面の人から気付かれるなんて。私の決心した 半年っていったい。
人が封印しようと 一生懸命考えないようにしていることを 踏み込んで欲しくないのに>
「そういう問題じゃないの!千耀くんを好きでいたら苦しいのがぶり返しちゃう。
私が彼女を傷つけたんだって。別れたのはもしかして私のせいもあるかもって。
だから、千耀くんはダメだって決めたの!」
鹿乃「・・・・・なんか・・事情はよくわかんないけど・・・・つまりミニちゃん今は千耀くんのことを忘れたいわけだ」
未仁<忘れたいよ。もう好きでいるのを止めるって決めたくせに。未だに千耀くんへの思いが消しきれない。動揺してしまう自分が情けなくて しんどくて>
鹿乃「じゃーさ」
鹿乃は未仁の指先についたクリームをペロッと舐め
「ミニちゃん今から おれの彼女ね♡」
未仁<は?>
思わず未仁の涙も引っ込みます。
わおわお・・鹿乃のキャラにいきなり振り回される未仁。千耀との関係はどうにもならないんでしょうかね~このままでいいよは思えませんが・・・次回も急展開が見逃せません!