別マ ネタバレ6月号2019「テリトリーMの住人」29話・最新話・あらすじ・感想・考察
瑛茉は最近毎日のように体育館に通い、宏紀のバスケの練習を見ています。
宏紀<気のせいかもしれないけど 今までにないくらい 瑛茉と距離が近づいてる気がする。期待していいのかな・・>
こまちゃんも、毎日のように体育館に通う瑛茉を見ても<もしかして宏紀のこと もしかするの?>と思いますが・・・気持ちを聞いても、どちらか応援できる立場じゃない・・そう思いぐっとこらえます。
そしてみんなで、宏紀の試合を応援しに行くことに。電車が遅れてしまい、試合ギリギリに到着した4人。もちろんそこには穂積も一緒にいます。
宏紀は瑛茉が手を振ってくれ、嬉しそうに手を繰り返します。するとアップ中なのに、ボールが来たことに気づきません。このことに女子マネージャーは、瑛茉に対してイラッとしているようです。しかし試合が始まると、宏紀は集中モード。
そんな宏紀を見つめるで瑛茉の姿が、穂積にはつらかったようで・・・先に帰ってしまいます。
スポンサーリンク
次の日、体育館でばったりと女子マネージャーに出会ってしまう瑛茉。「もし集中が試合中に切れてしまったら、出禁にさせてもらうところでした~」と怖い笑顔で言われてしまいます。
体育館には試合効果で、たくさんの女子たちが練習を見に来ていました。すると瑛茉にみんなが集まり
「奥西先輩達 昨日試合見に来てましたよね~先輩て皆本(宏紀)と仲いいですね~付き合ってるんですか?」
瑛茉「違うけど」
「ですよね~やっぱ違うって!」
そんな女子たちの会話はが、宏紀の耳に入ってしまいます。
穂積はあれから、瑛茉にどうすれば意識してもらえるか・・カフェで一人で考えます。すると女友達にばったり会い「一緒に遊ぼうよ」と声をかけられますが・・・今の穂積はそれところでありません。
穂積<かっこつけてもだめ 褒めてみてもだめ 強引にいってもだめ 可愛い態度もだめ 少しずつでも意識させるはずだったのに・・全然ダメじゃん。
意識どころかテレもしねーよあいつ。違う、誰にでもテレないだけだ。くっしーにはテレてた。もうやめるか>
瑛茉は街で知らない男子高校生に、ナンパされます。そこに穂積がたまたま通りがかり、助けてくれたのです。
瑛茉は穂積にノートのコピーを渡します。 本当はもう普通に書けるのですが・・・コピーを受け取る穂積。
最近なんだか、様子がおかしい穂積を瑛茉は気にかけます。家の事も原因なのかな??と。
そんな瑛茉に穂積は「家の事って言えば、お前の方こそどうなったのよ。母親の件」
そんなふうに尋ねると
瑛茉「平気。穂積言ったじゃん。その気になれば独立できるって。おばあちゃんちに行くって選択もあるしね。だからいいの。万が一の時はそうする。もう気にしない」
穂積「・・んで そんな強いんだよ」
瑛茉「穂積の方が強いじゃん。私は穂積を見習っただけだよ」
穂積<くっしーに失恋して、あんなボロ泣きしてたくせに。立ち直って くっしーとこまいちゃんがくっつくのに協力して。そんで今度は新しい恋をしてるの?>
穂積「付き合って。前に愚痴吐きたい時は、付き合ってくれるって言った」
瑛茉「言ったけど・・だってここ最近 結構付き合ってない?」
穂積「お願い。最後だから付き合ってよ」
スポンサーリンク
すぐに話をするのかと思いきや・・・穂積は映画に行き、買い物やファーストフードで食事・・普通に遊んでいるようにも思います・でも穂積のあんな顔を見たのは初めてだった瑛茉。でも最後ってどういう意味かな?と思いながら過ごします。
穂積<ひろくんへの想いは、まだ恋じゃないかもしれない。冗談だと思われてそうな俺の気持ちを、真剣なんだって伝えたら・・そしたら もしかしたら ・・・>
穂積「好きなんだ。冗談と思ってるかもしれないけど、そうじゃない。本当に何度考えても、何度考え直しても やっぱ好きなんだお前のこと。
会ってたら楽しいし、別れたらすぐ会いたくなるし。お前が悩んでたら何とかしてやりたいって思う。笑ってたらすげー嬉しくなる」
穂積は瑛茉の手を握り
穂積「付き合ってほしい。今 お前が俺に、恋愛感情が全然ないことはわかってる。だからとりあえずで とりあえず付き合ってみて、ゆっくり好きになってくれればいい」
そんな言葉を言われた瑛茉は、櫛谷のことを思い出します。
瑛茉「・・・できないよ」
穂積「・・・・好きなやつ いんの?・・」
瑛茉「・・・うん。好きだと思う。今まではっきり そう思ったことなかったけど」
<ゆっくりゆっくり あまりにゆっくり積み重なって 日常になってた。当たり前にそばにいたから>
穂積「・・・それって ひろくん?」
瑛茉「うん」「そか・・・・」
帰ろうとする穂積に
瑛茉「穂積 ありがとう。穂積には意地悪もされたけど、たくさん助けてもらった。遠慮なく言い合いできて・・・うまく言えないけど、男の親友ってこんな感じなのかなって。
恋愛とは違うけど、大きな存在だったよ」
振り返った穂積は、少し顔を赤くさせないがら
穂積「なに永遠の別れみたいなこと 言ってんだよ。もう話しかけるなってことか!?」「ちが・・」
そう言って瑛茉に近づきます。ふり上げた穂積の手に、少しビクつく瑛茉ですが・・・穂積はそっと瑛茉を抱きしめます。
「・・バーカ」そう一言、耳元でささやき・・穂積は去って行きました。
初めての失恋に、涙する穂積。駅の中を、急いで通り抜けようとします。
穂積<クソ 恋なんて全然楽しくねーなんで俺だけうまくいかないんだよ。こんなきついなら、恋なんて知らない方が・・>
そんな時に偶然、元カノの花蓮とぶつかります。穂積が涙を流していたことに、花蓮はびっくり。バイト帰りだという花蓮に、穂積は少し話をします。
すると花蓮は「今だから言えるけど・・実は私 結構長く引きずってたからね。穂積のこと」
穂積「・・・・ごめん。俺のことなんか、好きになんなきゃよかったのにね」
花蓮「それは違うよ。私 穂積を好きになったことを後悔してないよ。
少し付き合えたことも、嬉しくて楽しかったし。すごく悲しんだり、引きずったりして・・それだけ自分にとって、その人が魅力的だったってことだと思うんだよね。
だってほら どうでもいい相手だったら、一晩寝て忘れちゃうと思わない?だから私は穂積を好きになったことは、全然後悔してません!」
そして最近、やっと好きな人ができた~と笑顔で言う花蓮。そして二人は別れます。
花蓮の言った言葉が、胸に響く穂積。
<俺もいつか あんな風に言えるようになるのかな。
とりあえず、一晩寝て忘れてやる>
ついに自分の思いを 、瑛茉に告白した穂積。とっても男らしかったと思います!こういう失恋を経験して、みんな大人になっていくんですよね~穂積の人生においても、今は辛くても・・・後でいい思い出になると嬉しいです。しばらくは宏紀と瑛茉を、あたたたく 見守っていきたいと思います~