別マ ネタバレ7月号2019「テリトリーMの住人」30話・最新話・あらすじ・感想・考察
穂積が家に帰ると、久しぶりに母親の再婚相手と出会います。新しいレンジの使い方がわからないと、取説をカサカサ探していたようで・・目の赤い穂積のことを、父親は心配しています。そして「おかえり」と改めて話をしてくれる父親。
「ずいぶん久しぶりだね。だいぶ身長が伸びたみたいだ」
穂積<今まで家に誰かいたら、部屋にこもるか 家に帰らないで
話どころか顔を合わせようともしてこなかった。それは見る気がなかったから、気付かなかっただけだった・・?
本当はいつもこの人なりに、歩み寄ろうとしてくれてたのかもしれない>
そんな気持ちになる穂積。
眠りにつこうとしても、瑛茉にフラレたあの瞬間の映像が浮かんできて・・・なかなか眠ることができません。
一方瑛茉は、宏紀の笑顔にとても嬉しい気持ちになります。<好きな人ができた。それと同時に・・親友になれそうだった友達を失った。多分もう話せなくなる>
偶然、穂積と鉢合わせに瑛茉。いつも通り瑛茉を扱う穂積ですが・・・瑛茉はあの時、穂積が泣いていたことを知っています。
瑛茉<気持ちには応えられない。でもこれ以上傷つけたくもない。そうするにはどうしたらいいんだろう>
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瑛茉はみんなといても、宏紀との距離をやたらと持とうとします。そんな瑛茉に宏紀は元気がないな・・・とは思いますが。なかなか瑛茉の口からは、話が聞けません。
穂積は櫛谷の家に泊まりに行くことに。そして眠りにつく頃、くっしーに失恋を打ち明けるのです。
そんな話を聞いて櫛谷は、ズーズーと鼻水と涙を流して話を聞きます。
櫛谷「学校であんな騒いでたの、奥西さんに気まずい思いさせないようにって、無理してたんだろう。変だと思った。だから帰ってから、疲れてぼーっとしてたんだ。自分が辛いのにそんなえらすぎるだろ・・・」
くっしーは、好きなだけ吐き出せば軽くなるんじゃないか・・と話を聞いてくれています。穂積以上に、涙を流しティッシュを使うくっしーに、思わず穂積は笑ってしまいます。
宏紀は瑛茉が元気がないことを気にして、クラスを尋ねますが・・瑛茉はちょうど職員室に。会うことができませんでした。
宏紀が教室から立ち去るのを確認して、クラスに戻ろうとする瑛茉。そんな瑛茉の後姿を目かけた穂積は
「らしくねーことしてんじゃん」
瑛茉が振り向くと
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穂積「俺のこと気にしてんの?俺が傷つくかもって?アホか。普段気になんか使わないくせに珍しいことしてんじゃねーバカバーカ」
瑛茉「私は もう少し時間おこうって・・・思ってるだけだよ・・」
穂積「俺を気にしてだろ?少し時間おかれたくらいじゃ 二人が付き合えば、結局俺はダメージを受けんだよ」
瑛茉「じゃあどうすればいいの」
穂積「俺と付き合え」
瑛茉「はっ・・」
穂積「俺を傷つけたくないって言うなら、俺と付き合え。
それができないなら、俺のことなんて気にするな。今まで通りお前らしくしてりゃいいんだよ」
瑛茉はまっすぐ、穂積を見つめます。
穂積「だいたいうぜんだよ。こっちを気にするような態度。俺モテるから、そこまでカワイソがられなくても全然平気だわ」
そのセリフに瑛茉は、同じようなことを櫛谷に行言ったなーと思い出し・・・思わず笑顔に。
瑛茉「わかった。気をつける。もう余計な気を使わない」
穂積「・・・おぅ・・」
瑛茉「穂積 ありがとう」
やっと心底の笑顔を取り戻した瑛茉。そんな姿を宏紀は、廊下の窓から見てしまうのです。
宏紀<俺だって瑛茉が、元気ないの気づいてたのに・・元気ない瑛茉を笑顔にしたのはりっくんだ。俺は話してももらえなかった。くやしい くやしい>
宏紀は急いで、瑛茉の元へ駆け寄ります。
宏紀「俺 どう変わったらいい?!どういうとこ足りないと思う!?」
瑛茉「??急なに?」
宏紀「だって瑛茉 元気なかったのに・・・ 俺が頼りないせいで、相談できなかったんだって思って・・・・俺が元気にしてあげたかったのに」
瑛茉<話せない内容だっただけで、宏紀が頼れる頼れない 関係ないのに>
「宏紀に変わってほしいなんて、思ってないよ。そのままでいいと思うよ」
宏紀「だってそれじゃ・・」
瑛茉「そのままがいいよ」
瑛茉はいつものスマイルを取り戻しています。そして宏紀の顔を、手で包み込み「チャイム鳴ってるよ」そういうのです。
宏紀もそんな瑛茉の笑顔に癒されて・・・「元気出たなら良かったけど・・」と急いで教室へ戻ります。
瑛茉<好きな人ができた>
<お前らしくしてりゃいいんだよ >
瑛茉と穂積の関係性・・・どうしてもギクシャクはしてしまうと思いますが。今回の穂積、とっても大人だったと思いませんか??
初めての失恋をして、なんだか男らしくなったような気がします。まだまだ複雑な仲間関係ですが・・・いよいよ季節は夏へと向かいます。