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河原和音 新連載「太陽よりも眩しい星」8話 2022別 マ2月号 あらすじ・ネタバレ・感想・考察

河原和音 新連載「太陽よりも眩しい星」8話 2022別 マ2月号 あらすじ・ネタバレ・感想・考察

<あの頃からずっと消えなかった気持ちを 神城に伝えたい>

テストが終わり神城の「英語死んだ」と言う友人との会話。ちょっとしたことでも神城のことは気になるさえ。

 

さえ<神城がキュンとするようなところを見せたいな。神城は私を受け身だと思ってそうだけど、実は強めに出たりもするし。

厳しいとこ打ち込んだり、ずるいことも実はできるし。・・告白の前にキュンと・・>

 

なんて思いたから部活をしていると、サッカーボールが突然さえの目の前に!反射神経の良いさえは、ボールをラケットで止めます。

 

ボールを取りに来た神城に「反射神経めっちゃいいね」なんて言われてしまい・・

さえ<こういうのはもういいから・・いい所を見せたいな。今はまだ告白しても、フラれる気しかしない>

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英語のテストが戻ってきて、さえは94点。神城のことが気になりますが・・・神城は落ち込んでいる様子。

そして話は英語フェスティバルの話題に。各クラスが英語の劇を発表するというのです。話し合いで「オズの魔法使」に決定。

 

「お互いに英語の実力も知らないだろうから、配役を決めるのに 今から英語の文章で一人ずつ読んでいってもらおうかー」と先生に言われてしまいます。

 

まずは鮎川。完璧な英語でかなりハードルが上がってしまいます。いよいよ神城の番。たどたどしい読み方で、一気にハードルが下がりクラスの雰囲気が和みます。

 

さえ<できないことがあっても、神城は逃げたりふざけたりしなくて。そういうとこも好きだった。人前で読むの苦手だけど、神城みたいに頑張ろう 私も>

 

そしてメインキャストに鮎川・神城・翠、ちゃんなんとさえも選ばれたのです。明日から放課後に練習1時間と言われます。

 

神城は全然英語がうまく読めなかったと、落ち込みます。

さえ<神城 すごい困ってた。本当に苦手なんだな。「英フェス」って何するのかよくわからないけど、一緒に選ばれたし。助けたりできたらいいな>

 

話し合いの結果。配役は翠ちゃんがドロシー。神城がライオン。さえ鮎川はプロンプター仁決定。プロンプターとは陰に隠れて、セリフが飛んだら後ろでそっと教える役。黒子的だと言います。

 

鮎川は人前が苦手なので、脚本特権で無理やり作ったといい、さえのこともプロンプターにしてくれたというのです。

さえ<そういう立場なら、神城の事も手伝えるかも>

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神城は一生懸命セリフを読みますが・・たどたどしい感じ。二人のプロンプターのおかげで劇がスムーズに進みます。

 

練習が終わり、神城が台本を忘れてしまいました。部活行く途中にさえに届けるようにと翠ちゃんが言ってくれます。

台本を覗いてみると、英語には読み仮名がふってあり・・神城が頑張っていることを知るのです。

 

下駄箱で神城に台本を渡すと、クラスの仲間から「神城のライオン可愛いけど、ぶっちゃけ下手だよね」なんていう言葉を耳にしてしまうのです。

 

神城「なんだよそれって感じだよな。俺で出来なくていいとか思ってないから。できるようになるから」

 

さえ<もう頑張ってるよ。今のままで全然私はいいと思うけど。神城が良くないんだね。

大丈夫だよ。いざという時は、私もプロンプターもっと頑張るし>

 

神城「結局 岩田に助けられちゃうな。面倒見られる立場、卒業したいのに」

 

さえ「そういうふうに思わないで。私はやりたくてやってることだから」

<なんか 大声て出ちゃった・・無駄に強く言い過ぎた>

 

神城「ライオンは勇気がほしいんだよな。岩田 日曜日って部活ある?俺3時まで部活なんだけど」

なんと!部活の練習の後に、どこかで一緒に練習をしたいと神城が誘ってくれたのです。

 

場所は小学校の近くのはなぞの公園。学校以外での待ち合わせに、さえは嬉しくなります 。

 

当日。妻は私服にすごく悩みながら、懐かしい公園で神城を待ちます。

 

さえ<告白したいとかキュンとさせたいとかもあるけど、今日はそういうのなしでシンプルに手伝いたいな。神城 頑張ってるから>

 

待ち合わせの3時の時間を過ぎ、時計は4時半。部活が長引いているのかな~と待っていると雨が降ってきました。

雨が降って走って帰ろうとする子どもを、車が来ているから「危ない」とさえが助けます。

 

さえ<・・部活じゃなくて、何かあったなら どうしよう>

 

そこに神城から電話が。「ごめん!今終わって、部活。まだいる?!今行くから待っててくれる!?」

 

さえは神城に圧をかけてしまうのではないか・・待っていない方が良かったんじゃないか・・なんて考えてしまいます。

さえ<急がないでほしい。車に気をつけてほしい>

 

すると神城が急いで、自転車でやってきてくれたのです。思わず笑顔になるさえ。濡れているさえに、自分のジャージをかぶせてくれるのです。

 

さえ「えっ・・い・・いいよ、大丈夫。神城・・神城が濡れちゃう・・」

神城「いーから!!俺の心配はしなくて!!」

 

さえ「神城だめだよ。風邪引くよ。風邪引いたら声出なくなるよ。私 風邪ひかないから・・」

神城「俺もひかない!!いつまでも小学生じゃない」

 

真剣な神城の言葉にさえは何を思うのでしょうか??それにしても、神城・・優しくていい男!と思わず思ってしまいます。すきな人にせなかを押されてしまったさえ。ふくざつな想いを胸にガンバレ~~

——河原和音 新連載「太陽よりも眩しい星」9話 2022別 マ3月号 あらすじ・ネタバレ・感想・考察へ—–

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