河原和音 新連載「太陽よりも眩しい星」18話 2022 別マ 12月号 あらすじ・ネタバレ・感想・考察
小さかった私の宇宙に 突然現れた眩しい星
学祭2日目。
今日の天気は晴れ。風もないからきっと花火は上がります。小学校の時友達同士が好きな子の話をしていた時、いつも頭に浮かぶのは神城だったさえ。
さえ<神城か中学で人気出て 遠くなっても
もし好きなアイドルとかがいて 一回でもコンサートで目があったりしたら それだけでいい思い出で一生覚えてたりしそう。 でも
神城 目あったら手振ってくるし。笑って話しかけてくるし・・そんなのずっと好きだよ
神城は私のことをちょっと食いしん坊な・・・だいぶ食いしん坊な すごい牛乳好きな友達と思っているかもだけど>
さえは今日の花火で、告白するんだと心を決めます。
朝から神城は目が合うと、話しかけてくれます。たわいもなく話をしていると、昴が放送で神城を呼び出すのです。
1年 A 組はクラスの団結が強く、優勝を狙います。
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翠ちゃんは朝から、さえの告白のことが気になるようで・・どこに神城を呼び出すか、コソコソ会議を始めます。結果・・自転車置き場に呼び出しをすることに。
二人の受付の時間までまだまだ時間があり、その間翠ちゃんと校内を回ることに。
神城は昴から食券の交換を頼まれ食堂に。その時、力自慢コンテストの結果の紙を目にします。女子部門の1位は何とさえ。周りのクラスの男子達が「うけるよなー」なんて言っている中・・
「うけねーよ」と神城は言います。
しかもその時の、鮎川の話も耳にします。
食堂に向かうと鮎川にばったり会い・・
鮎川は神城に、さえの小学校の時の話を聞きたいと言いますが
「やだ」と一言返す神城。
鮎川「お前・・ケチだな・・わかった、自分で聞けてことね」鮎川は立ち去ります。
翠ちゃんと校内を回っていても、さえの心臓はドキドキ!もう落ちつかないので、早めに受付の場所へと向かいます。とても早く着いてしまったので、もちろん神城はいません。
一方神城は、生徒会室で昴の手伝いを。話題は花火のリクエストの曲に・・
神城「・・・花火の時って 本当に告白するやついるの?」
昴「いるよ」
神城「全員うまくいくの?」
昴「いくわけないじゃん。告白したら高校の3年間ずっと言われるよ。
それでも勇気出して偉いよね」
リクエスト曲の中に、さえの「打上花火 」の紙を見つける神城。
昴「さえちゃん 告白するのかな?ただ好きな曲リクエストしただけかもね」
神城はさえが、この曲を好きなことを思い出すのです。
すると・・生徒会室の時計が止まっていることに気がつく神城。急いで受付の場所へと走ります。
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なかなか来ない神城の席を眺めながら、さえは小学校の時の神城の休みの席を思い出すのです。
インフルエンザで休んだ神城の席を見つめ、今日も来ないな〜明日は来るかな〜
こうき来るかな〜明日は来るかな〜 ・・・
そんなことを思っていると・・・猛ダッシュで神城が走ってきたのです。「ごめん遅れて」
さえ「大丈夫。全然忙しくなかったよ」
神城は受付の席で隣に座ります。残りあと10分でやってきた神城。さえは急いで、花火の時に自転車置き場に来てもらうことを言わなくっちゃ・・・そう思っていると。
神城「岩田 俺 花火に好きな子誘ってみる。
絶対断られるんだけど。告ってみる。
ずっと追いつきたくて。好かれようとか、力になりたいとか、頑張ってたんだけど。俺といて笑ってくれるのが嬉しくて。
自信ついたら告白しようって思ってたけど、結局勇気が出ない言い訳じゃん。このまま気持ち伝えないで終わりたくない。
絶対俺の気持ちわかってないから、フラれると思うけど言ってみる」
さえ<どうして私は ちょっと遅かったり
間とかタイミングが悪い感じなんだろうな>
「・・大丈夫だよ。神城を知ったらきっと 神城を好きになるよ」
神城「それ 前にも言ってくれたよね」
さえ「本当だよ。
私が神城を好きだから。神城は小学校の時からすごく優しくて好きだよ。
初めて会ったときから ずっと変わってないよ。友達の好きじゃなくて。
私の太陽よりも眩しい星は、神城だったよ」
神城はびっくりして、言葉を選んでいるようです。
さえ<ああ私 フラれるんだな。>
「気にしないでほしい。これからも友達で・・・
神城が好きな人と 上手くいくといいね・・・」
ここまで必死にさえは伝えますが・・・目から涙がこぼれ落ちてしまいます。思わずさえは走って逃げ出してしまうのです。
それを神城が追いかけます。受付は友達に頼むことに。
さえ<神城と友達でいたいから ちゃんと話そう。
花火 頑張って誘ってねって言おう。あんまり無理する方じゃない。諦めるのも割と早い。
泣いちゃったけど 逃げちゃったけど 全然うまく伝えられなかったけ。どそれでも頑張った。
告ったのもえらかった。
あの日 神城を好きになった自分を 見る目あるねって褒めてあげたい。
神城を好きな気持ちは 眩しく光って・・>
さえは思わず体育倉庫内に逃げ込みます。すると倉庫の扉が開き・・・そこには神城が立っていたのです。
<道しるべみたいに>
さえの泣き顔を見ながら駆け寄る神城。
「好きだよ ずっと 」
なんというタイミングでしょう!!せっかくさえが告白を決意したのに・・神城も好きな子に告白をすると言うではないですか!!神城の好きな子がさえであってほしい!!
この最後の言葉はどちらが言った言葉なのか・・??
勇気を振り絞ってあれだけのことを伝えたさえは、とっても偉いと思います。次回もお楽しみに〜
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