恋を知らない僕たちは ネタバレ 28話(別マ10月号2019)最新話・あらすじ・感想・考察(水野美波作品)

恋を知らない僕たちは ネタバレ 28話(別マ10月号2019)最新話・あらすじ・感想・考察(水野美波作品

直彦は泉に、どこにいるのかと尋ねますが「ごめんね。あとでね」とだけしか LINE の返信はありません。

 

直彦は早く口直し的なものをしないといけない・・と思いながらいずみを探します。すると途中で太一を見かけ、泉の場所を尋ねますが・・太一は口を濁します。

 

一緒にいたのじが「ベンチのとこにいる子のこと?」とつい口を滑らせてしまいます。

 

話しかけに行こうとする直彦に「ちょっと深刻そうな雰囲気だからさ」と太一が言います。

そして太一は、英二が直彦に話をしたことを知ります。

 

藤村と池澤、そして泉の3人が揃うと、少し不思議な感じもありますが。藤村が池澤を誘ったと言います。

泉は「小春ちゃんがいいなら・・」と3人でも話し合いを OK します。

 

池澤はたいした話ではないが、中学生の頃の泉たちの話を聞きたいとのこと。色々な話や写真を見せてもらいます。

 

英二と直彦と泉の仲の良さが、伝わってくる写真ばかり。泉は英二のことを

「昔から励ましてもらったり、一番仲良い友達だったよ」

 

池澤「いつもそんなふうに言ってたの?ずっとそんな言い方するから、相原くんは苦しんでたのかしらね」

泉「・・私は本当にそう思ってたから・・池澤さんこそ英二のことそんなふうに言うなんて もしかして・・・」

 

池澤「・・・そうよ。言っておくけど別に汐崎さんを責めたいわけじゃないのよ。ただ相原くんがつらそうだったし、気になって。

まあ もう振られてるんだけど」

 

泉「えっ!!」

池澤「だから学祭の時、詰め寄ってごめんなさい。私も慣れない事だらけで、必死だったの」

 

泉<・・そうだったんだ・・じゃあきっと私との事も知ってて、中学のこと聞いてきたんだ・・・でもだったら小春ちゃんは? 英二と付き合ってたのに、どうして聞かないの?>

池澤はこれだけが聞けて、もう十分だと言います。

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そんな池澤に藤村は「優しいんだね。私なんてずるいし、嘘つきだから。

例えば・・彼女がいるのに近づいて横取りするために、好きじゃない人と付き合うふりしたりね。

泉ちゃんに言いたかったのこの話。

 

相原くんは私が邪魔しようとしてるのを止めるために、付き合うって言ってきて。

私もその方が仲良くなれるんじゃないかって思って、その話に乗っただけなんだ。

私は別所くんが好きだったから」

 

直彦と太一は、この話を聞いてしまいます。

 

藤村は大事にされている泉ちゃんが羨ましくて・・だからずっと嘘ついててごめんね、いずみちゃん・・と泣きながら謝ります 。

 

もうタカくんとも別れ、恋愛はしないから・・そういう藤村に池澤は「だめよ!なんだかダメな気がして・・」と声をかけてくれるのです。

 

泉「小春ちゃん・・私も小春ちゃんの気持ち知らないで、無神経なこと言って傷つけちゃってごめんね。

びっくりはしたけど・・それでも本当のことを話してくれて嬉しい。

私はいつもそんな風だから、大事なことに気付くのが遅くて。鈍感な自分が嫌になって・・・自分は戻ってこなかったほうが、よかったのかなとか思って・・」

池澤「・・さすがにそれは考えすぎをよ」

 

泉「わかってるよ!!それでもどうにもならないって分かってるし。

小春ちゃんにすぐ友達になろうと言われたのも嬉しくて。あの時は違う理由で仲良くしてくれたのかもしれないけど。

だから改めて、友達になるのはどうですか!?

 

ていうのは・・また無神経って思われるかもしれないけど・・!!私はそう思ってるって分かってほしくて・・・・」

 

藤村「別所くんはいずみちゃんの、そういうところが好きになったのかな。

あ 相原くんもだった」

 

池澤「言わなくていいのよ、それは」

 

藤村「そう?だってずっと不思議だったんだ。なんで泉ちゃんなんだろうって。でもわかった気がする。

私が泉ちゃんの立場だったら、そんな風に言えないもん・・」

泉「そんなことないよ」

 

藤村「あるのっ!!あるから今謝ってるのに・・いずみちゃん本当に私のこと分かってない!!」

泉「だって・・本当に酷い人なら、謝ったりしないもん!!」

 

藤村と泉はどんどん言い争ってしまいます。そこを池澤が止めに入ってくれたのです。

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藤村「・・本当にごめんね」

泉「ううん・・!!私こそごめん・・」

 

藤村「じゃあもう帰るね。言いたいこと言ったし」

 

泉「あっ よかったら一緒に帰らない?」

藤村「帰らない」

泉「・・そっか・・」

 

藤村「明日ならいいよ」

 

泉は驚きながら、藤村の顔を見ます。

「また明日ね」最後に笑顔で、藤村は帰ります。

 

泉「うん・・また明日ね!!ばいばい!!」

 

藤村は強そうに見えて、本当はそうでもないのね・・と池澤がいいます。そして池澤も帰ることに。

 

そしていずみは、直彦からの LINE を見ます。

「英二が教室にいるから行ってやって。

 オレ  藤村と先帰る」

 

涙を流しながら急いで帰ろうとする藤村を、直彦が呼び止めます。藤村は一生懸命追い払おうとしますが・・・玄関まで一緒に・・と直彦に言われます。

 

直彦「オレさ・・英二とキスしちゃって」

 

「なんでぇ!?」とさすがに藤村も食いつきます。

 

直彦「不本意だよ。でも英二と仲直りしたんだ。全部話してもらって・・」

二人で英二の話をしながら、玄関までついてしまいます。

 

藤村「前も慰めてくれて・・今も慰めてくれるんでしょ。そしたらまた私は惨めな気持ちになるよ・・

いずみちゃんはまっすぐで、別所くんは優しくて。

私は・・・そんなところが好きだった・・・・」

 

涙を流しながら、そういう藤村。

直彦「・・・・うん、ありがとう」

 

藤村<そういえば・・別所くんには告わないって言ったのに。結局告っちゃって・・・やっぱりちゃんと伝えたかったんだって思った。

相原くんも そうなんでしょ? 頑張ってね >

 

いずみは英二が待つ教室へ。

英二「泉 海に行こう」

 

女子の話し合いも終わり、次はいよいよ英二と泉が向き合います。答えは分かっていても、自分の気持ちを伝えると言うことは、きっと大事なことですよね。がんばれ~英二!次回もお楽しみに!!

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