恋を知らない僕たちは ネタバレ 21話(別マ3月号2019)最新話・あらすじ・感想・考察(水野美波作品)

恋を知らない僕たちは ネタバレ 21話(別マ3月号2019)最新話・あらすじ・感想・考察(水野美波作品)

池澤は大事な話があると、英二に言いますが、英二はやんわりと断ろうとします。

 

池澤「・・人の話を聞く余裕はないのかもしれないけど、私だってあまり余裕ないのよ」

池澤は真っ赤になりながら、そう伝えます。「・・わかった・・」

 

しばらくの間、無言で歩く二人。池澤が世間話から直彦の話をふりますが・・まだ仲直りしてないとぼかす英二に

池澤「・・相原くんて、そうやってぼんやりしたことばかり言うのね」

 

そして藤村と付き合ってなかったことを、切り出します。

 

池澤「びっくりして、何のためにそんなことをって・・相原くんは一体、何をしたいのかわからなくなって。・・でももう そんなの気にしたってしょうがないと思ったの。あなたが何を考えてようとも

私は 相原くんが好きって気付いたの」

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池澤は、自分の気持ちを伝えます。英二は戸惑いながら

「・・お前わかってるのか?太一のこと・・」

 

池澤「分かってるわよ。でも応援してくれるって言ってくれたのよ」

英二「それ聞いて・・お前は何も思わないのかよ」

 

池澤「分かってるって言ってるじゃない!!失礼なことしてるって、分かってる。相原くんのことが気になって、周りを気にする余裕もなくなって・・そんな自分が嫌だって思ってた!!

・・瀬波くんはいい人だわ・・・・それでも相原くんが好きになっちゃったのよ・・」

 

英二「でもオレ・・」

 

池澤「・・いいのよ。あなたは私をライブに呼んだ時、言ったじゃない。見返りなんて求めてないって。それと同じ。私も別に見返りなんて求めてない。

けじめよ。自分の気持ちに向き合って、まず伝えたかっただけなの」

 

英二「・・お前趣味悪いよ・・・なんでオレなんだよ・・好きになるようなことしてないのに・・」

 

池澤「それは自分でも、不思議なくらいなんだけど。ただ思い返せばきっと、ライブに向かう時・・もしかしたらその時には、少し引かれていたのかもしれないわ。

前を向いて走っていく姿が、キラキラ輝いて見えて。とても素敵だった・・」

 

英二「それは・・太一が一生懸命だったから、力になってやりたくて。夢中で・・」

池澤「あなたは一生懸命になってないの?だって最近ずっと・・あの時みたいに嬉しそうに笑ってないじゃない!!」

 

すると・・雨が一気に降ってきます。池澤は持っていた折りたたみ傘を、英二に差し出しますが・・英二ははそれを抜けて、濡れて歩きます。すぐ近くの駅に入る二人。

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英二「こういう性格なんだよ・・こういう性格だから、直彦も泉も傷つけるんだ。

ケンカなんてしたくないって、ずっと思ってたのに・・ふたりとも好きなのに。だから一人で我慢してたのに。

いつか忘れられるって思ってたのに・・結局 俺が壊した・・」

 

ベンチに座る英二に池澤が駆け寄り、ハグします。

 

英二「・・・なんで戻ってくるかな・・・泉は・・」

 

池澤「あなたやっぱり、汐崎さんが好きなのね・・・」

 

英二「・・・ごめん・・」

 

池澤「別に謝らなくていいのよ。たとえ他に好きな人がいても、名前まで聞けるなんて思ってなかったから。

やっぱり伝えるって、良いことね。今 相原くんの本当の気持ちを聞けて すごく嬉しい」

 

すると英二が「・・・池澤・・なんかこの体勢 胸が当たって」

瞬間で池澤に叩かれます。「あなた そういうところがダメなのよ!!」

 

英二「いや・・うん・・だからオレもそう思ってるっていう・・」

池澤「分かってるなら、直せばいいじゃない!!」

 

英二「・・・・それに気付くのが遅くて、俺は何もできなかったんだよ」

池澤「何もって・・」池澤はライブの時に迎えに来てくれた、英二の言葉を思い出します。

 

池澤「相原くん 本当は頑張りたいのね・・?あれは自分のことを言っていたんでしょう?もしそうなら・・言えばいいじゃない!!」

 

英二「・・いやもう今更だし。どうせバレてるし・・」

 

池澤「いいじゃない、分かってたって。誠意があれば気持ちは受け取るわ。

だから私はあの時、一緒に走ったのよ!!」

 

家路「・・・池澤 オレはさ、もっと・・」

 

英二が真剣に話を始めたその時に、大きな笑い声が聞こえてきました。それは、同じ学校の先輩で、よく見るとそれは藤村の彼氏です。どうやら藤村は、バイトのようです。

 

藤村彼氏「ずっといようと思ってたんだ。小春返してくれて、どーもあって。じゃあね」

英二「なんだあの人・・」

 

帰りの電車の中では、藤村の彼氏の話題に。正直どこがいいのかわからない・・と二人とも言いますが

英二「藤村がいいと言うなら、いいんじゃねーの。オレらには分からないところとか、あるんじゃない」

 

藤村と付き合っているふりをしていたとはいえ、あまりにも藤村のことを知らないという英二。そして、さっきの話の続きが気になる池澤ですが・・もう降りる駅になってしまいます。

 

英二「池澤 マジごめん」

 

池澤「・・まだ 話は終わってないわよ。好きって認めたばかりなんだから。また明日」

<まだ まだよ。私はあなたの明るい背中を見たい。もう一度・・>

 

直彦がバイト先に行くと、そこには藤村の姿が。どうやらシフトを増やせるか相談に来たと言います。すると直彦からバイトを辞めようと思っている・・と伝えられます。

一応ゆるいけど部活があるし・・泉も帰って来ているのに、遊ぶ時間もなかなかない・・そこまでバイトをしなくてもいいかなと・・

しかし、辞めるつもりが月に数回でもいいから出て来て欲しい・・と言われたので減らすことにしたと言います。

そして藤村がタイミングよく、シフトを増やせることに。

 

直彦「・・藤村は シフト増やして大丈夫なの?」

藤村「うん全然嬉!!別所くんの分まで頑張るよ!!」

 

笑顔でバイトを増やそうとする、藤村の本当の想いは一体何なんでしょうか??再び元彼とよりを戻したのに、ちょっと様子がおかしいですよね??

池澤さんが英二に、あんなに真っ正面でぶつかっていったことに尊敬を感じてしまいます。「ごめん」と言われながらも、なんだか清々しい池澤さんを、応援したくなってしまいます。次回もお楽しみに ~

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