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南塔子新連載「恋のようなものじゃなく」別マ 9月号 2021 第10話 ネタバレ あらすじ 感想 考察

南塔子新連載「恋のようなものじゃなく」別マ 9月号 2021 第10話 ネタバレ あらすじ 感想 考察

未仁と七緒、七音は図書館で勉強中。少しぼーっとする七緒ですが、やはり彼氏と別れたのがひびいているのか・・・未仁には、伊鶴への返事は断ったのか??なんて言います。

花火大会の後に断ろうとした未仁ですが、伊鶴は翌日の部活が早いため先に帰ってしまい・・機会を逃したと言います。直接告われたので、直接断ろうと思うのですが・・・かと言って呼び出す勇気がなく、明日のバイトの行きか帰りに会えたら断ろうと思っているのです。

 

翌日の未仁のバイトに、七緒は遊びに行くといいます。

 

バイト先にやってきた未仁。扉を開けると真っ先に、千耀の顔が飛び込んできました。どうしてお店にいるのか??と少しテンパりますが、短期のバイトが終わったからと言います。

 

一緒にバイトすることになり「普通にしよう」と心がけますが、どうしても千耀を目で追ってしまい・・・「好き」という気持ちが自分の中ではっきり感じられます。

 

未仁<好きな人がただ そこに存在している。それだけでこんなに幸せな気持ちになるんだ。恋ってすごい>

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「あれから何か言ってた?」突然千耀が話しかけてきたのです。思わずドキッとしてしまいますが、七緒が牛尾のことを何か言っていたか?ということだったのです。

 

花火大会の日、七緒と牛尾は「途中で会った」と言って、一緒に戻ってきました。

 

もちろん、千耀は牛尾を応援しています。未仁も牛尾くんはいい人っぽいな・・ななちゃんも嫌だったら、途中であっても一緒に来たりしないと思う・・少なくとも牛尾くんのことは嫌いじゃないのかな・・と思うのです。

 

ここで七緒がカットとカラーにやってきました。千耀と話をしていると、七緒の口から「牛尾」の名前が出たのです。少しびっくりする千耀。

 

美容室が終わり、外に出ると日差しがカンカン。七緒は「プールに行きたい!」と大きな声で言うのです。ここで千耀と未仁は・・・お互いの目で合図を送り、みんなでプールに行くことを提案します。

 

未仁、堀兄弟(七緒・七音)、千耀に牛尾、相馬の6人でプールにやってきました。

千耀は、強引に誘う未仁のことを、思わず吹きそうになったと言うのです。

千耀「牛尾のためにありがと」

 

未仁「それだけじゃなくて・・・ななちゃんが思いっきり騒いで、気分転換になればいいなって」

 

一方七緒は、未仁が強引に千耀を誘うことにびっくりしたというのです。

七緒「好きなんでしょう、楠瀬のこと」

 

未仁は思わず真っ赤になってしまいます。七緒はこれだけの行動に出たのだから、本気の恋ってことでしょ・・私は応援するよ・・と言ってくれるのです。

七緒「二人の邪魔しないように、私は牛尾達と遊ぶからさあ。楽しんでね――♡」

 

そう言って誤解をしたまま、牛尾たちのもとへできます。でも楽しそうな姿を見て、それならいいかな~と思うのです。

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そしてお昼ご飯。七緒はミニを千耀の隣へと誘導します。自ら牛尾の横へ行ったのを見て、千耀は「すごく仲良くなってない!?」と言いますが・・七緒からは未仁にウインクでサインを送ります。

 

その後のプール。七緒はプールの中で誰かに触られたような気がする・・・そう思っていると、牛尾が浮き輪を持ってきてくれました。すると周りにいた男子たちがどこか行き、偶然なのか察したのか・・牛尾は本当にななちゃんが好きなんだな~と見守る未仁。

 

次は七緒が大きなスライダーをやろうと言いますが・・・千耀が苦手だということで、未仁と下で待ってて~と上にあがります。

 

千耀は未仁に気を使い「やってみたら案外楽しいかもしれない」と緊張しながらもスライダーに挑戦します。

 

すると「とても楽しかった!」と笑顔いっぱい。

 

千耀「未仁ちゃんのおかげだよ。俺の巻き添えで俺のせいで、楽しめない人が出るのは嫌だなって。そういう動機なきゃやんなかったもん。だから未仁ちゃんのおかげ」

そんなとびっきりの笑顔に、未仁の胸が高鳴ります。

 

未仁<今 ちぃちゃんが千耀くんに成長していく姿に、少し立ち上げた気がする。もっともっと ずっとそばで見ていたい。それだけでいいから。

今日一緒に遊びに来れて 本当に良かった>

 

そして未仁には伊鶴に、自分の気持ちを伝えます。「伊鶴くんの気持ちには応えられない」

千鶴はもちろん、千耀のことが好きなことは知っています。

「彼女いる奴好きになるのってダメじゃん。略奪とか最低じゃん」

未仁「分かってる。だから何も言わない。邪魔したりしない。ただ好きでいるだけ」

 

伊鶴「じゃあ俺と同じじゃん。俺とどう違うの?俺も小山内のこと好きなだけだよ」

そう言いながら、切ない表情で伊鶴は去っていきました。

 

未仁<同じなんだ、伊鶴くんも。相手に届かなくても、伝えられなくても。気持ちが消えてくれるわけじゃない。思い通りに ならない。

それでも私は 気付いたばかりのこの気持ちを大切にしたい。伝えることができなくても>

 

そして夏休みが終わろうとしています。

 

伊鶴への返事をきちんとした未仁ですが・・・切ない気持ちが分かりますよね。いよいよ新学期が始まります。何かが動き出す予感ですが・・・次回もお楽しみに!!

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