南塔子新連載「恋のようなものじゃなく」別マ 6月号 2021 第7話 ネタバレ あらすじ 感想 考察
E 組対A 組のバスケの試合が始まりました。
未仁は思わず千耀がシュートを決めると立ち上がって拍手。周りから「どっちの応援してるの?」なんて言われてしまいます。
試合が進む中・・・もう A 組 vsE組の試合というより、千耀 VS 伊鶴の試合のように見えてくる・・と周りは言い出します。
惜しくも A 組には負けてしまい、伊鶴は落ち込んでいる様子 。
未仁は試合の終わった千耀の元へ。顔を洗い汗を流す千耀。
<前のちいちゃんからは想像もつかないことばかり。もしも引っ越してなかったら、ちいちゃんから千耀に成長していく過程が見れたのかな>
そして未仁は千耀に、伊鶴と何か喧嘩でもあったの?と尋ねますが・・
千耀「あーそうだ なにアイツ!?いくら試合だからって睨んでくるわ、アタリ強いわ。スゲー感じ悪かったんですけど!?」
やっぱり対戦相手だから、ヒートアップしちゃったのかな・・と思う未仁。
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七緒と七音とといつも通り帰る未仁。目の前に風船を手放してしまって大泣きしている少女に出会います。お母さんも困っている様子。
風船は木の枝に引っかかっているので、七音がジャンプし何度も取ろうと試みますが・・あと少しが足りません。そこへ3人の姿が見えたから・・と走ってきた伊鶴。
七音より少し背が高いからと、バレー部仕込みのジャンプでなんと!一発でとったのです。子供もお母さんも大喜び。
未仁もジャンプの姿がかっこよかった~と大絶賛です。少し照れながら伊鶴は戻ります。
次の日の朝。遅刻の幼馴染を置いて未仁が一人で登校すると、伊鶴に出会います。
伊鶴は後でやってきた千耀のことを気づかせないように、未仁を誘導します。そんな姿に気付いた千耀。思わずロッカーに八つ当たりです。
千耀「アイツ まっっじ感じ悪いーー!!ほぼ絡んだこともないのに、いちいち睨まれる覚えねーぞっ」
友達「あいつさ、もしかして未仁ちゃんのこと好きなんじゃね?さっき未仁ちゃんが、こっちに気付かないようにしたっぽく見えたんだよね。
楠瀬、未仁ちゃんと仲いいから敵視されているんだよ」
その後、七緒・七音・未仁・伊鶴の4人で楽しそうに話す姿を見かける千耀。
「未仁ちゃんのこと好きなんじゃね?」
さっきの言葉が頭をよぎります。
<もしそうだとしたら、そのうちあいつと未仁ちゃんが付き合うようになったりする?
・・・いやでもアイツ感じ悪いし。未仁ちゃんが好きになるとは・・・>
未仁の笑顔を見て、モヤモヤした気持ちになる千耀。
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バイトの延長を頼まれ仕事が終わる未仁。千耀の母が頂き物のお菓子があるから少し待っていて・・と言われ待っていると千耀が帰宅。思わず笑顔で「おかえりなさい」未仁。
未仁はカウンターに飾られた、ウサギのオブジェを愛おしそうに触り見つめます。千耀は未仁に「おかえりなさい」と言われ、なんだか不思議な気分と言います。
話題は未仁の持っていたうさぎのオブジェに。なんとそれは千耀が作ったものでした。
バイト帰りに駅まで送ってもらう未仁。千耀は自分の作ったうさぎのキーホルダーをプレゼントしてくれたのです。店にあるものより後で作ったので、上手く出来ていると言います。
千耀「作りっ放しでほっとくより、気に入ってくれた人に使ってもらった方がいい」
未仁「うさぎ ありがとう。大事にするね」
すると千耀が、伊鶴のことを尋ねますが・・・未仁の中では「すごくいい人」だと言われてしまいます。
そのことを友達に話しをすると
「未仁ちゃんにとって良い奴ならそれでいいんじゃね?」
千耀「だって人を選んで裏表激しいのって、それって本性を隠して騙してるって事じゃん。付き合ってから態度豹変するかもしれないのに」
<あんなトラウマあったのに、未仁ちゃんにはもっとちゃんといいやつと付き合ってほしい・・>
友達「あの伊鶴てやつ、別に悪いやつじゃないんじゃね?だってバスケの妨害はゲームだから勝つためにはそうなるだろ。
感じ悪いっつったって、今んとこ楠瀬に対してだけだし。しかも睨むとかその程度。
そもそも未仁ちゃんが、あいつのこと好きなら問題ないわけだし。もし嫌な奴って分かったら、その時本人が判断するだろ 」
すっきりしない千耀。
未仁はキーケースの中でぶら下がるウサギのキーホルダーを見つめに、にけてしまいます。その姿を七緒、に見られ二人で話をすることに。伊鶴の耳にも千耀からもらったキーホルダーの話題が聞こえ、気になります。
<ななちゃん達には相変わらず、千耀くんのヘイト高いままなのかな・・>と思う未仁でしたが、ななちゃんがポツリと「・・まぁよかったね」そんな言葉をくれたのです。
千耀は伊鶴のことを考えながら歩いていると・・・何と伊鶴とばったり!!はっきりこう言います。
千耀「この前から何?すげー感じ悪いんだけど」
伊鶴「それはこっちのセリフだわ」
千耀「は? 俺が何したって・・・」
伊鶴「彼女いるくせに、思わせぶりなことしてんじゃねーよ」
そう言って伊鶴は外へ出て行ったのです。
伊鶴にこんなことを言われてしまった千耀ですが・・・果たして千耀の気持ちに何か変化が生まれるのでしょうか??次回も目が離せません!!お楽しみに ~~