RIDE.369 合流の勝負
先頭の今泉と鳴子は、小野田が追いついて来ていることに気が付いていた。
そして、少し予定が狂って手嶋が来ていない事にも気が付いたのでした。
その小野田を追いかけているのが、去年今泉が闘ったあの人の弟ということも。
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一方の坂道と新開。
新開は坂道に話しかけます。
去年どうやって坂道が最後の山を制したかの予測を話し始めます。地道にコツコツコツやったんだろうと予測で話をしてきます。しかも、周りにそのやり方はだめだとかなり言われたんじゃないか?と聞いてきます。
だから、そんな事言わせないって、がんばったんでしょ?そうやって言っていたやつらをひっくり返してうれしかっただろう?とかなり決めつけて話してきます。
またもや挑発です。
しかし、坂道は
坂道「終わった後体中が疲れてふるえた・・・」
坂道「けど、ごめん」
坂道「ボクのまわりには”そんなんじゃ勝てない”って言う人は1人もいませんでした!!」
というのです!さすが、坂道です^^
そして、ゴールした時に今泉が「信じてた」といってほめてくれた事も話します。
新開は、<一枚のジャージのために走る>というような考えが信じられない様子です。
新開「勝ちに対する考え方が根本的に違うみたいですね、オレとは」
と今までとは打って変わって笑顔で答えます・・・(怖)
そして、改めて坂道に負けるわけにはいかないと、
全力を出すモードに入ります。
そして、ダンシングに入り一気に加速です!
新開<証明してやる。王座に君臨する男にオレのやり方で圧倒的に勝てるってことを!>
新開「ちぎれろ 山王ォ!!」
坂道「先に動いた!!速い!!」
ギャラリーも新開が追いつけば、総北と2対2になり、パワーバランスがドローになる事を知っていて注目しています。
坂道がダンシングに入る頃にはすごい差がついてしまっています。
坂道<追いつけぇ!!>っと心で叫びます。
でも、坂道も踏ん張りますが、追い着きません・・・。
すると、物陰が・・・。
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新開<オレのやり方で、敵を蹴落としてやる!>
(回想)
昔、兄が自転車をはじめる時に才能があるとみんなに紹介してくれた言葉が浮かびます。
(回想終了)
すごいダッシュで新開は葦木場に追い着きます。
そして、パワーバランスが2対2で互角となったと思い、「このまま行きましょう」と言います。
ですが、
葦木場「いややめといた方がいい、悠人」
新開「何故です!!」
新開「山王はまだ後ろですよ!!」
っと言って、小野田を見てみると、総北の3人が後ろにいます。
鳴子と今泉が、小野田に合わせて下がっていたのでした。
葦木場「合流をもし勝負とするなら、ドロー(同着)だよ、悠人。」
と言われ、悔しそうな新開です。