スミカスミレ ネタバレ 43話(ココハナ2017年11月号)感想考察
紅林はすみれと黎の身辺調査の結果を聞きます。
すみれは 高校2年に、神奈川の高校に転校する前の消息がつかめない・・黎と二人が住んでいた神奈川の家の持ち主は如月澄・60歳の物だと分かります。
しかし、2人が越してきた後から、澄の消息が分からなくなっている・・など不思議な点がいくつかありました。
そしてその如月澄の高校時代の写真が手に入ったと見せられる紅林。
なんとすみれにそっくりです 。
スポンサーリンク
映画の撮影ではすみれが熱心に演技をし、周りからも注目されます。紅林も期待通りだとすみれを褒めます。
そしていよいよすみれのクランクアップです。その様子を影から見守る黎。
家に帰ると黎が餃子を作ってくれていました。
すみれが思わずあれこれ口出しをしてしまいますが、黎に「おとなしく待っててください」と言われてしまいます。
少し焦げてしまいましたが、とっても嬉しいすみれ。
撮影中のすみれがとても素敵だった、よく頑張っていたと黎は言います 。
すみれ「出て良かった。違う人生を歩めて」
母親の役をやれたことに、すみれは満足している様です。餃子を頬張るすみれに
黎「望めばあなたも母親になれますよ。あなたは今24歳で、これから普通の女性と同じ様に、1つずつ年を重ねていくんですから」
その言葉に涙を流しながら餃子を食べれるすみれ。
すみれ<いつか黎が屏風から解放されて、人になったら、黎と家族になりたい。いつか・・・>
食器を洗いながら、すみれは強く思います。そして黎とキスをかわし・・慌ててすみれは屏風の前に走り出します 。
そして屏風に向かい言うのです。
すみれ「生まれてきて よかった」
すみれがとびきりの笑顔で言いますが・・屏風に何も変化が起きません。
本当に心の底から思っているのに・・呪縛を解くはずの鍵となる言葉が変わってしまったのか?一度使った言葉は使えないのか?と黎は言います 。
紅林の元には、如月澄のいなくなる直前の写真が、新たに見つかったと言われます。
60歳の澄・高校生のすみれ・高校生の澄・・写真を眺める紅林。
そして今までのすみれの言動思い出し、紅林は病院に向かいます。
病室のネームプレートは「紅林 里加」
訪れた紅林はほほ笑み、その先には少し年老いた手があります。