スミカスミレ ネタバレ 45話(ココハナ2018年1月号)感想考察
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紅林の母親は昔、女優をしていました。
母親は遅咲きで、30を過ぎた頃にこの作品で主演を勝ち取りました。しかし、その後自分を身ごもったと言います。
相手は日本を代表する映画監督。しかも妻子のいる人だったので、産まないようにと母を諭したのです。
しかし母は監督を愛していたからこそ、自分を産むことを選んだのです。
そして母親は手切れ金を渡され、永久に映画界から追放されたというのです。
そこにすみれがやってきました。紅林はすみれにも自分の話を聞いてほしいというのです。
母親は一人で自分を産み、一人で自分を育ててくれた・・とっても愛情を注いでくれましたが・・酔っ払うとこう言うのです。
「お母さん失敗したわ。あんたを産まなきゃよかった。そしたらお母さん 今頃大女優よ。うふふ 」
今母親は事故で頭を打ち、長い間意識がない状態です。
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黎「紅林・・お前の母親には同情するが、俺にはどうすることもできない」
紅林「できるんだろ。お前なら自然の摂理に逆らえるんだろう?お前が彼女を若返らせたんだろう?黎!」
黎はすみれを自分の背中に回し、どうしてもできないと頭を下げます。
そして自分たちのことは忘れてくれと紅林に言うのです。
すると紅林は、すみれのことを週刊誌の記事にするというのです。その記事を見た黎は怒りをあらわにします。
すみれ「これくらい大丈夫です!」と黎に言いますが、黎は黒猫になり紅林に襲いかかります。
そして紅林の喉に爪を立てますが、すみれが必死で引き止めます。
次に紅林は奥の手だと言い、雪白と子供達の映像を二人に見せたのです。
紅林「さあ選べ!黎。 大切なものを全て失うか・・母を若返らせるか。少し時間をやるよ。どうするか決まったら表に出てこい 」
紅林が先に表に出ます。
すみれはすぐに雪白に電話をかけますが、人間に戻った黎がすみれの手を握ります。
そしてすみれに優しくほほえみかけます。
すみれ「私がを若返らせる!私が澄に戻る!」
すると黎は、すみれを抱きしめました。すみれにキスをして、笑顔でこういうのです。
黎「出逢えてよかった。私を忘れて」
すみれ「・・だめ・・行かないで」
黎は表に出てしまい、紅林に渡されたモップで入り口のドアを塞ぎます。
すみれ「お願い!行かないで 黎!」
次回はお休みになります。続きは3月号で!