別マ ネタバレ 5月号2016「君に届け」109話 感想考察
風早の母の入院先の病院に現れた早風父。昨夜、風早が爽子を連れてきたというと、風早母は「私がいない時に・・お父さんずるい!!」なんて言われてしまいます。爽子はモテモテですね^^
自分は話を聞かないかと母に尋ねると
風早母「そりゃ 聞かないけど どーしたの今更・・」
なんて言われてしまいます。風早が大学に行かせてほしいと頭を下げてきたことを母に話します。本当は心配をしすぎている父に
風早母「大事にするのもいいけどね 大事にしすぎて腐っちゃったこと何度もあったでしょう」
心配なのは風早よりもお父さんなのよ・・と言われるのです。
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今度は風早が爽子と母の病院にお見舞いに来ました。風早は父の反応が気になり母に尋ねます。気になるけど別に何もないだろうと母に言うと
風早母「ほんとーにお兄ちゃんはお父さんにそっくりね!!」
そう言われて、父のことをどう思っているのか聞かれるのです。親子の会話に席を外そうとする爽子に、風早母はその場にいるように爽子に伝えます。
風早「頑固親父。俺にあんま興味とかないかなってのはわかるけど、何をしたら喜ぶのかとか いまだにわかんない」
そんな風早に、分かりずらいけど父は今喜んでいるのよと、伝えるのです。家に帰ったら寝室のタンスの一番上の引き出しを見てごらんと母から言われます。
父は昔から誤解されやすいけど・・そう言って風早が生まれた時の名前を決めたときのことを話し始めました。
風早は「翔太」なんですが、候補が他に2つあったのです。父「勝一郎」からとった「勝太」、もう一つは「将太」
母は自分の名前からとって「勝太」になるだろうと思っていたのですが、父が選んだのは「翔太」だったのです。勝つことでなく、人の上に立つことじゃなく、翔けることを望んだのだと・・
そんな話を聞いて爽子も熱くなります。
帰り道に風早を名前で何度も爽子が呼びかけます。
風早「黒沼が いてよかった・・・」
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家に帰って寝室に向かい、タンスの一番上を開けてみる風早。するとそこにはたくさんのアルバムと風早からもらった手紙や似顔絵や工作、肩たたき券、小学校からの通知表が入っていたのです。
父は小さいころに風早からもらったお菓子までも食べずにとっておき、母に処分するわよと強引に持っていかれそうになってはケンカになり、貰ったお菓子までもカメラに収めるというほど、風早のことを愛していたのです。
そんなアルバムを見ていると、父が寝室にやってきました。なんと風早が修学旅行で買ってきたアロハシャツで登場。俺の服だ!文句があるかなんて言いながら・・
思わず吹き出してしまう風早。思った以上に似合っていて、そのシャツにしてよかったと。
すると父が大学のことを話し始めました。
風早父「条件がある。ひとり暮らしをしろ!自分で食材を買い 料理をし 洗濯をし 掃除をしろ。ひとりで生活してみろ!」
父の厳しい中にも優しさを感じて
風早「・・・・あ ありがと とーちゃん!」
頭を下げる風早に礼を言うのは合格してからだ!!なんて言われてしまいます。
父はタンスの中から肩たたき券を出して、有効期限は切れているのかと聞いてくるのです。いつでもいいよと、父の肩をもむ風早です。
そんな出来事を爽子に電話で報告します。
風早「自立したいって思ってきたんだけどさ、とーちゃんも自立しろって思ってたんだなって。初めて同じ方向 向けた気がする。俺 がんばるよ。」
風早が気持ちに決着をつけて、最後の夏休みが終わりました。第1志望校を用紙に記入する爽子。
爽子<次は 私の番です>
——別マ ネタバレ 6月号2016「君に届け」110話 感想考察へ続く—–