別マ ネタバレ 4月号2016「君に届け」108話 感想考察
爽子は早めの夕ご飯を食べながら、長い休みに入ると風早の事ばかり思い出しているな~この前の矢野ちんはピンのことを思い出してかわいかったな~なんて考えていると胸がいっぱいになってきてしまいました。
食べ終わって自分の部屋に戻り、風早の声が聴きたくて電話をかけます。電話に出た風早は
風早「黒沼!?熱っち!!」
なんとごはん作りの真っ最中で、母が入院中とのこと。ご飯を待つ弟のとたはお腹がすいてたまりません。爽子はご飯の余りを詰めて風早の家に行くことにしました。
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とたはかわいい生意気ざかりで「おう 爽子あがれよ!」なんて言います。風早から注意をされるとた(笑)迷惑かなと言う爽子に
風早「全然迷惑じゃない!!・・あがってよ。よーやく会えたんだから!!」
そんな二人を見て、とたは「ちゅーすんの?」なんてことを言うのです(笑)ようやく会えた2人は微笑んで明日の風早母のお見舞いに一緒に行く約束をします。持ってきたお重に取り皿を持ってきて・・と二人がしていると。今度は
とた「・・・しんこん・・・・?なの?」
照れまくって否定する2人のそばに風早父が登場です。爽子がご飯を持ってきてくれたと分かると、風早が楽をしたのか!と怒る父。頑張って作ったチャーハンを見せる風早ですが、焦げて食べられるものではありません。
風早父「・・・・・すまなかったな爽子。世話をかけて・・・・」
爽子のご飯に乗り換える父。その場で作った味噌汁を、緊張気味に父に出す爽子。ぽつりと旨いと感想をもらす父。爽子がご飯を食べてきたと分かると、自分の大好物のあいすまんじゅうを爽子にくれたのです。
父が心を許してしまう爽子に感動する風早。爽子はそんなことに気付いてないんですけどね。
食べ終わってから爽子が片付け、とたは宿題のあとに爽子と太鼓の達人をする約束を、風早と父はお店の後片付けに行きました。片付けをしながら父が話しかけます。
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風早父「まだ家離れないとか、店継ぐとか思ってんのか。」
風早「思ってるから 今こうしてるんだ!」
風早父「おまえは家のことを言い訳にしてるんだ!」
つい言い返そうとする風早ですが、ここで言い返せば今までと同じだと爽子のことを思いぐっと抑えます。
父は母が倒れても自分がいるし、今日のご飯も爽子に甘えっぱなしだ。そんな中途半端な状態で、自分のやりたいことも分からず人に流されて・・と説教するのです。
こっちを向いてと頼む風早に、父は背中を向けたままです。それでも今度は風早が話をします。
今までは何をしても認めてくれない父を見返したいと思って「店を継ぐ」ことにしたが、今では違う。きちんとやりたいことができたことを伝えるのです。
大学でスポーツトレーナーの勉強をして、きちんとお店もやりたいんだと・・父は途中でカッとなり、話が中断しそうになりますが、風早がきちんと話を聞いてくれ!ここが俺たち親子の悪いところなんだ!と言うのです。
進路相談で担任のピンに、もう野球はしないのか?と話をふられ、スポーツ科学学科の存在を知らされます。それで部活の高校生に関わる仕事ができる!
店もトレーナーも流されたのではなくて、やりたいことをたどったら父がいたんだと。それが甘えているというのなら、甘えさせてください!と父に頭を下げたのです。父は何も言わずお店を立ち去りました。
とたと爽子のもとに戻り、爽子を送っていきます。とたは「爽子っ またたいこたたきに来いよなっ」なんて嬉しいことを言ってくれます。
帰り道、父にやりたいこと、今まで恥ずかしかったことも、返事はなかったけど伝えることができたと言います。
風早「言いたくて言えなかったことも 黒沼のおかげで全部言えたよ」
父との確執が少しずつ解けてきましたかね・・・
——別マ ネタバレ 5月号2016「君に届け」109話 感想考察へ続く—–