真田のお疲れ様会の途中で、二人きりになり進路の話をしょうとする爽子と風早。爽子は、風早と同じ大学か遠くの教育大か、一度自分ときちんと向き合おうとしていたのです。すると
風早「黒沼はさ、自分で決めたことをいつもやってるでしょ。だから大丈夫!・・・ひとりでも大丈夫」
これに対して爽子は<ひとりでも・・・?>風早に言います。
爽子「どうして もう決めたみたいに言うの・・・・?風早くんは私が教育大に行けばいいと思ってるの・・・?」
風早「・・だって もう 決まってるじゃん。だから勉強だってやる気になってたんでしょ?俺は黒沼が決めたところに行けばいいって思ってんの!」
うまく伝わらず爽子は大きな声で言ってしまいます。
爽子「まだ!決めてないの!!」
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この言葉にびっくりする風早。勉強はやるのが日課だったし、朝に会うのをやめようと言ったのは、風早のことが心配だったからだと爽子は伝えます。ずっと風早と同じ大学に行こうと思っていたし、みんなとバラバラになるのが怖いと・・はじめて出来た大切な友達と、はじめて出来た大切な恋人だから・・
風早「だから!なくならないんだってば!!大丈夫なんだってば!!・・離すつもりなんてないって言ってんじゃん。オレが信用できない?みんなが信用できない?」
爽子「ううん・・・し信用してる・・!!でも・・・私 風早くんのことわからないことだらけなんだもん!」
爽子は風早は自分にはあまり早風のことを話してくれないし、いつも何か考えているようだ・・他の人といる時の方が自然だと言います。
風早「じゃあ言うけど!行きなよ!教育大!行った方がいーから!絶対!!俺のこととかどーでもいーから!!」
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大きな声が聞こえて来たので、ちずるとあやねと真田も心配で駆けつけます。すると、そこに担任の荒井がいるではありませんか~通りがかりにカップルの邪魔をしようと思ったら、爽子たちだったので出るタイミングがない~ですって(笑)
風早「おれのこととか考えないで 俺だって進路のこと、黒沼で決めたりしないし」
<そんなの考えるに決まってるのに!!>と爽子は思います。
爽子「私にだって、私の気持ちがあるのよ・・・!!」
こんなつもりではなかったのに、荒井がみんなを帰るように言います。途中になってしまい、後味が悪いですよね。爽子のことを想って言ってくれた風早に気持ちが噴出してしまった爽子。でも本音を言っていたのです。
終業式が終わり、久しぶりに話をする爽子と風早。仲直りをしたいものの、お互いうまく言葉が出てきません。そこに三浦が登場して、ギクシャクしている風早を連れ出します。
風早から経緯を聞き、三浦は自分にも同じようなことがあったと言います。
三浦「・・でも本音言ってる分 オレのほーがましかもね!!」
ハッとする風早。「・・・本音・・?」
三浦「そーだよ!相手のこと考えてるよーで 自分ばっかなの。風早は!」
相手の気持ちを考えて言うことと、本音をいうことって難しいですよね。
爽子<風早くんの本音は・・・・・どこにあるのかな>
はじめてのケンカを残したまま、最後の夏休みが始まりました。爽子と風早の進路は?恋は?