パーフェクトワールド 漫画 ネタバレ37話(KISS 2018年3月号)感想・考察・あらすじ

パーフェクトワールド 漫画 ネタバレ37話(KISS 2018年3月号)感想・考察・あらすじ

長沢は鮎川の家で、鍋の用意をして帰りを待っていました。

遅くに急いで帰ってきた鮎川。是枝と会っていたと聞いて、長沢はもう予感をしていました。振り切るようにご飯の用意を始めようとすると・・鮎川が話し始めました。

 

鮎川「今の俺の人生は長沢さんと出会ってなかったら全然違うものになっていたと思う。俺にとって本当にただ一人の人なんだ・・・・だけど・・俺・・」

 

言われることが予想をつき、長沢は帰ろうとします。すると、鮎川も具合が悪そうに。駆け寄ると・・なんと車椅子には出血が・・

 

急いで病院に向かいます。

 

鮎川は、褥瘡が急激に悪化して内部に大きな空洞ができているといいます。

しかもこんな出血は初めてです。そして初期の敗血症を起こしている可能性があり、手術に踏み切った方がいいと医者は言います。

しかも入院期間は2ヶ月。まずは敗血症の初期治療になるといいます。

 

鮎川は熱にうなされ、ベッドで横になります。

長沢「震災がやっと落ち着いたと思ったら、またこんなことになって・・・・ご両親に連絡しなきゃね。会社にも・・他に誰か・・私 ここにいなきゃいけないよね?必要だよね ?」

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初めて二人が出会った時、鮎川は絶望でとても傷ついていて、リハビリには全く取り組もうとはしませんでした。

もうあとは長沢さんしかいないとみんなに言われ、何度も鮎川の病室を尋ねてリハビリを説得しようとします。

 

強制されるばかりじゃ、なかなか前向きにもなれない・・

そんな中、長沢が病院の同僚たちに、みんなでよさこいを踊らないか?と提案するのです。

患者さんたちに楽しんで前向きになってもらえるように・・鮎川さんだって何か変わってくれるかもしれない・・

 

そして先生達は、踊りの練習を始めました。

長沢は運動神経が鈍く、転んだり足を引きずったりと、そんな姿ばかりが目立ちました。鮎川も車椅子で通りがかる時に、視界に入る程度でした。

 

いよいよ、よさこいの発表の日。鮎川は来てくれるのか・・そんな思いで先生達が舞台袖から覗いていました。

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すると・・鮎川の姿が後ろの方に!

 

今回のこのよさこいの踊りの舞台は、3つの構成で描かれていました。

1.ショック期 病気や事故に見舞われてしまった後

2.治療期 現状を受け止め勇気を出して立ち上がろうとする

3.回復期 社会復帰へ向け前向きに取り込んで行こうとする

 

先生たちは見事にこの三つの時期を踊りと衣装で表現しきったのです。

長沢は最後に踊り終わった後、ご挨拶をしました。

 

長沢「私達現場がリハビリを行う目的は、日常生活・仕事・人間関係。これからの人生を生きてゆく、その権利を回復させるためなのです。

障害を負っていても日常生活を送り、将来の目標を持つこともできる。そのためにリハビリをあると考えています。

この舞台でそれが伝わってくれたら嬉しい です」

 

すると・・鮎川はリハビリに取り組むようになってくれたのです。

鮎川は一人で車椅子にまで乗れるようになりました。

 

長沢<私たちの込めた思いがあなたに伝わって、あなたの人生の手助けをできたことが嬉しかった。

舞台の後、あなたが初めて見せてくれた笑顔に私は囚われてしまった。

きっと私たちは彼が傷害を負わなければ、出会うこともなかっただろう。

私たちの関係には「障害はあって当たり前だった」あるのがあたり前だった。

この絆は何よりも強いはずでしょう?

私はあなたの人生のそばにいたい。そして見守り続けたい>

 

つぐみはタクシーを拾い、急いで総合病院まで向かいます。

 

長沢が鮎川の母親に病状を説明していると、つぐみが急いで走ってきたのです。

つぐみ「長沢さん、お久しぶりです。ご連絡いただいてありがとうございます」

 

長沢<二人が一緒にいたって、前と同じことの繰り返しじゃないの。

あの時から何が変わったのか、私に見せてよ?>

次回の4月号は「パーフェクトワールド」お休みになります。続きは5月号に!

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