パーフェクトワールド 漫画 ネタバレ36話(KISS 2018年2月号)感想・考察・あらすじ
実写映画化2018年10月5日(金)公開決定!!
最新コミックス7巻は2018年3月発売予定!!
ーあなたさえいてくれたらこの世界は完璧なんだー
つぐみと鮎川は、手を取り合って涙を流します。
駅の待合室で目を覚ますつぐみ。
昨夜キャンドルが消えた頃にもう、松本に帰る電車もバスも終わってしまった。
居場所がなくなった私たちは小さなバーに入って、会話なくただ少しだけお酒を飲んで
お酒がお店が閉まってしまうと、また東京の街をあてもなく歩いた・・
夜が明け始発の電車がやってきました。
「じゃあ」と電車に乗るつぐみに、鮎川は「すぐ会いに行く」そう言って、鮎川はつぐみを見送ります。
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つぐみ<この終わった恋を、もう一度始めることは許されることじゃない。
あんなに大切にしてくれた人の愛情を 信頼を 踏みにじった。
もうどんな言い訳も許されない>
是枝も眠れぬ夜を過ごしていました。
朝になり、会社に向かい、やるべきことをやり、残業なしでそそくさと会社を後にしました。
長沢は鮎川の家に、鍋の材料を買って来ていました。
するとそこに鮎川からメールの連絡が・・
「長沢さん 今日来た時、大事な話があるんだ。直接会って話すことなんだ」
会社から是枝が向かっていたのは・・鮎川のところでした。
ふたりは公園で話をします。是枝は昨日つぐみが来た?長沢さんは知ってるのか?・・そう鮎川に聞きます。鮎川「今夜 話す・・」それを聞くと
是枝「俺たちが戻ることは絶対ないって俺に言ったよね」
鮎川「・・ごめん」とひと言しか言えません。
是枝「1回だけ殴っていい?どうしても気が済まない」
思いっきり勢いをつけて殴ろうしますが・・直前で拳を止めます。
是枝「殴られた方がいいのは、俺の方かもね」
そう言って、この間の病院で預かったつぐみの絵を鮎川に渡します。
是枝「渡せなかったのは俺のさもしさ。嫉妬心だよ」
是枝「高校の時、川奈が書いた絵と同じ構図だよね。
川奈、鮎川見ながら描いているの、遠くから見てたよ 俺は。
ずっと気持ちを伝えられなくて、高校卒業の時告白しようと一大決心して、呼び出したのに。
あいつ風邪引いて、待っても待っても来なくて。結局それっきりだった。
再会した彼女は鮎川といて、でもおまえ車椅子に乗っていて。
人の彼女を想うなんてやっちゃいけない事だと思ったなのに。
俺は心の奥底で「今なら勝てる」って思ったんだ。
最悪だろ。でも結局お前にはかなわなかった」
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鮎川「何も悪くない。その通りなんだから 。
俺があいつにできることは限られてるし、俺よりずっとふさわしい相手がいるって。
状況は今だって何も変わってないよ。
だけどどうしようもないんだ。何度も断ち切ろうとしたけど、最初につながったものがどうしても切れなかったんだ 」
鮎川は是枝が本音を言ったから、自分も言うといい・・
歩けなくなってからもう普通に恋愛なんてしてはいけない・・そう思っていたけれど「本当は俺だって幸せになりたいんだ!!」鮎川は叫ぶのです。
是枝「だったらもう別れるなよ!!絶対にお前らこれから大変だよ!!
誰も味方になくて二人だけになるかもしれない!!だけど3度目はないよ!!
もし もう一度川名の手を離したら、その時は本当に殴るから」
鮎川「わかった 」
家に帰ったつぐみの携帯に是枝からメールが届きます。
「川奈 話はちゃんと鮎川と済ませたから。このメールに返事はいらないし、もう俺とは会わなくていい。
短い間だったけど、川奈との時間は本当に幸せだったよ。
ひとつだけ心残りがあるなら、昨日の夜 会えたらプロポーズするつもりだったんだ。
それで派手に振られようと思ってたけど、でも結局言えなかった。
だけどそれ以外は俺は何も後悔してない。全力で人を好きになったんだから。
今までありがとう。どうか 元気で。俺はこの先も、ずっと君の幸せを祈っています 」
是枝はつぐぐみとの思い出を、抱きしめながら東京の街を歩きます。
つぐみは、是枝からのメールを読みながら、震える手で携帯を落としてしまいます。
スマホの画面は割れてしまい、つぐみは座り込んで、床に顔を伏せて泣くばかりです。