パーフェクトワールド 漫画 ネタバレ34話(KISS 2017年12月号)感想・考察・あらすじ
是枝はつぐみが東京へ来たら、行きたいところがいっぱいあるんだと話し帰って行きました 。
地震発生から5日目。
つぐみたちも避難指示が解除され、家に帰ることが出来ました。
荷物の片付けをしていくうちに、もっと大変なことが出てくるのはこれからかもしれない・・と思うつぐみ。
夜たまったメールを見ようとパソコンを開けると、鮎川からメールが来ていました.。
「昨日避難先の病院から、無事東京に戻ってきました。
今遅れたスケジュールを見直しながら、地震の影響で確認が必要な設計部分をまとめています。
こうしてまた机に向かって設計作業に没頭していると、少しずつ日常を取り戻していけてる気がするよ。
今回の震災で障害があることによる、また新しい厳しさを経験した。
それは正直辛いことだったけど、川奈のおかげでなんとか乗り越えることができたよ。
これからもまだ大変だと思うけど、お互いがんばろうな 」
このメールを見て自分も頑張ろうと心に決めるつぐみでした。
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そこに舞花ちゃんから電話が。ようやく連絡が取れて涙ぐむ舞花ちゃん。
東京で舞香ちゃんと晴人くんと会うことになりました。
この二人は鮎川との仕事で知り合った高校生カップルで、晴人くんは車いす。お互いを思いやる姿に良いカップルだなと思うつぐみ 。
晴人くんがトイレに席を外した隙に、舞花ちゃんから「私と晴人、しばらく前に別れたの」と告白されとってもびっくりするつぐみ 。
今は昔の幼なじみでいる方が、とってもいい関係だと言います。
そして舞香ちゃんは晴人くんと付き合ったおかげで、自分は福祉の道に進む目標ができた・・晴人くんは舞花ちゃんと付き合ったおかげで、引きこもりから外に飛び出すことができた・・と言います。
二人は「俺たち付き合ったことに一つも後悔はないし、別れたことにも後悔はないよ。みんな幸せでいてほしいって思ってる」と言うのです。
そんな言葉を聞いてつぐみはひとり歩きながら考えてしまいます 。
つぐみ<あんなふうに自然にいられるようになるまで、彼らの中にも迷いや悲しみ葛藤があるだろう。
だけどそれを優しい思い出に変えて、それぞれの道に進むことを決めたんだ>
そして電話をした先は・・是枝です。
今から是枝の家まで行く約束をします。電話を切って歩き出すつぐみ。
家の前につきピンポン・・出てきたのは・・何と鮎川でした。
突然の訪問にびっくりする鮎川。
つぐみは是枝に電話し、こう言います。
つぐみ「ごめんなさい。私 行けない」
そして鮎川に、つぐみは言います。
つぐみ「鮎川 私 後悔がある。 後悔があるの 」