パーフェクトワールド ネタバレ27話(KISS 2017年4月号)感想・考察
圭吾と楓の新居の土地選びを、将来的にお店にするときのことも考えて手早く候補を探す鮎川。時間がない彼らにいかに早く進められるかと考えます。
土地を見学に行った帰りに圭吾は、つぐみにインテリアデザインをお願いしたいと頼むのです。楓も事も理解してくれて、楓も相談しやすいからと、鮎川に話します。
しかし、会社の方針もあるので・・と断ることにしたのです。謝りの電話をつぐみにかける圭吾。つぐみは仕方ないと思いながらもショックを受けます。
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家に帰って、施主の希望で担当者が決まることは普通にあることなのに、あんなに無下に断ってしまったとを悩む鮎川。
親のすすめもあり、自分の高校でバスケの新人戦があるからと、次の日の夕方に高校の体育館に顔を出します。
すると、つぐみも高校に来ていたのです。バスケの試合があるからもしかしたら鮎川が来るかも・・と思ったのです。
そこで、鮎川の設計図に感動したつぐみは一緒に仕事がしたいと思い、自分なりにインテリアを考えて来たのです。
でも鮎川はまだ設計図は仮の仮で書いたもので、楓の症状や進め方でも変わっていく・・デザイナーとはその都度密に打ち合わせがいるから、つぐみにはそんな時間がないのでは・・とつぐみの考えをはねのける鮎川。
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鮎川<ここでずっと見てきた。川奈が夢 追いかけてるのを。その絵にどれだけ感動したかも覚えてる>
大人になって再会して、病院でも仕事の手伝いをしてくれまたそこで感動したこと・・一緒に夢を叶えてあげたいけど、つぐみの夢をつぶしたのは自分だから・・またふたりが近づくことで悪いことが起きるのが怖い・・と鮎川は考えるのです。
東京に、戻った鮎川はなかなか圭吾の家のデザイナーが決まりません。すると、つぐみが会社を尋ねて来たのです。
色々と調べ直して、コストを抑える方法を提案するつぐみ。もちろんまだ仮の設計だということは分かってはいるものの
つぐみ「しつこくてごめんなさい。・・うざいよね。でももう一度考えてみてもらえないかな・・」
まっすぐと向かい強くなったつぐみに
鮎川「新しい道が見えて、それに進んでるのかな。それなら俺たち、やっぱり別れてよかったと思う」
そんな言葉を聞き、また涙が出そうになるつぐみですが、自分を変えるためにここに来たんだ!と・・
つぐみ「私が強くなったのだとしたら、それは鮎川と出会ったからだよ。鮎川が私を変えたんだよ」
鮎川「俺が・・?」
びっくりする鮎川に「私たち出会ったことに意味がなかったわけじゃない。意味はあったはずなんだ」と言い
忙しいけど考えてみてねとエレベーターに乗り込むつぐみ。
扉が閉まる・・その時に・・鮎川の手が入ってきました。
鮎川「わかった。やろう。一緒に」
突然のことに驚くつぐみ。そこでたくさんの人がエレベーターに乗り込んできたので、ここで別れてしまいます。
鮎川<川奈は俺たちに残った辛い記憶を・・辛い関係を違う形で再生しようとしてるのかもしれない。それなら俺も前に進まなきゃ。出会ったことに意味がなかったなんて 俺も 思いたくないから>