パーフェクトワールド ネタバレ28話(KISS 2017年5月号)感想・考察
鮎川に一緒にやろうと言われて、自分でも強い気持ちに驚くつぐみ。
ちょうど是枝から連絡があり、二人は会うことに。待ち合わせをして是枝の家で何か作るとつぐみは言い、初めて家にお邪魔することになりました。
部屋に入ると中学の時の是枝の写真が置いてありました。でもその写真は是枝の双子の兄で、中3の時に病気で亡くなったと言います。
すき焼きの準備をする前に、つぐみが話があると切り出します。
鮎川と会っていたことをすでに知っていたと知って、隠していたみたいになってごめんなさいと謝ります。
そして、鮎川と一緒にインテリアデザインの仕事をすることになったことも打ち明けることに。
まさか仕事を一緒にすることになるとは・・と是枝は理屈では理解できるが、気持ちがついていかないと言います。
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是枝の家を後にしてつぐみは、理解してもらおうなんて全部自分の勝手な願いだったんだと思い知ります。
是枝はイラつきますが、そんな時兄の写真が目に入りました。微笑む兄の写真に反省します。
鮎川は病院の診察が終わり、付き添いの長沢は忙しい鮎川を松本まで送ろうかと言ってくれます。褥瘡がなかなかよくならない鮎川を心配しますが、鮎川は「大丈夫だよ」と優しく断ります。
是枝は松本に戻り、兄の仏壇に手を合します。すると、母が兄が昔よく使っていたパンの本を見せてくれました。体の弱い兄は家でよくパンを焼いていて、それは美味しかったと。温厚な兄に相談して解決したことはたくさんあったな・・と。そして、これも出てきたのよと、あるものを母は渡しました。それは・・
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圭吾の家の打ち合わせ中、よく調べているつぐみに感心する鮎川。打ち合わせが終わる頃に、なんと是枝がやってきたのです。
しかもそのあとに、3人で食事に行くことになりました。はじめは気まずく食事をする3人。「こんなふうに仲良くやっていけるかな」と是枝が言い出します。
気持ちの整理がつかなくて色々と考え、知らん顔するよりはこういうふうになれればと思った言います。
そして、母からもらったお守りの話を始めました。それは亡くなった兄が、病院の近くの神社で是枝のために熱心にお参りをして買ってくれたお守りだと知ったのです。
そのあとに容体が急変したため、自分では渡せなかったんだろうと母は言うのです。
バカな自分が奇跡的に高校に合格して、一人前にエンジニアをやれているのは兄が願ってくれていたからかもしれないと・・
是枝「俺も兄貴みたいに、川奈の夢 支えたい」
ふたりになったつぐみと是枝。つぐみのことは見て来たし、その情熱は本物だと思う・・振り切ったつもりでも鮎川に近づいてしまうつぐみのことを受け入れるよ・・逃げてもムダだって気づいた・・と是枝は言ってくれました。
つぐみ<是枝くんのことは裏切れない。この仕事をやり遂げて彼に安心してもらえたら・・>
帰り際に、鮎川が是枝に話しかけます。
鮎川「俺たちが戻ることは、絶対にないから」
帰りの車の中で、是枝は考えます。
是枝<乗りこえなきゃいけない壁は、あまりにも高い。でも俺は信じる。望む未来のために・・>