スミカスミレ ネタバレ 42話(ココハナ2017年10月号)感想考察
昔、すみれと黎が住んでいた家のお隣さんに、話を聞きに行く紅林が雇った探偵。探りを入れているようです。
黎は自分の会社を畳み、部下たちが動いてくれたおかげで、清算結了の登記も終わり、社員全員の再就職先も無事に決まりました。
部下たちにお礼を言う黎。
部下「社長はこれから、どうするんですか?あの方とはご結婚しないんですか?」
黎「私は、今出来ることを するだけだ」
12月24日。休日出勤をするすみれ。すると、河野先輩がすごい勢いで帰ってきたのです。
トイレにこもってしまい、すみれが話を聞きにいくと・・どうやら彼が、別の女性と週5も会っていると・・問いただすと、仕事のことに口出しするな・・しつこいと言われてしまったようです。
すると、河野先輩はトイレから出て、すみれに「これあげる」
すみれに渡したのは、露天風呂付客室の温泉宿の予約表だったのです。彼と行くはずだったのに・・しかも日にちは12月24日。今日です。
代金は払ってあるし、行っても行かなくてもすみれに任せると、先輩は帰ってしまいました。
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黎と待ち合わせをするすみれ。やっぱりもったいないと、先輩からの温泉宿を黎に提案してみます。
黎はすみれの手を引き、電車に乗って温泉に向かうことになりました。
その電車の中で、
黎「自分のしてきたことへの後片づけが終わっていないので、それまで私を待ってほしいと言ったのを、覚えていますか。その片付けが、自分の中のけじめがようやくつきました。
あなたの 恋人になってもいいですか?」
少しびっくりしながらも「・・はい」と返事をするすみれ。
温泉に行き、料理に喜ぶすみれ。そんなすみれを見て、黎も微笑みます。
先にお風呂に入り、黎を待つすみれ。黎がやって来て、すみれの髪にクリスマスプレセントのかんざしを挿したのです。
昔、黎からもらったのも、髪飾りだったと思い出すすみれ。
そして、覚悟はあるから、黎と付き合う上で知っておかなくてはならないことを教えてほしいと言います。
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黎「私の姿を見ても、驚かないでください」
と右肩を見せる黎。右肩は傷口が広がっていました。封印をこじ開けた報いなのか、人の姿が保てなくなってきたと・・傷は広がったり、治まったり、うずいたり・・
でも、いつかすみれが、本当の幸せをつかんで「鍵」となる言葉が心の底から出たときに、屏風の呪いは全てとけて、この肩もなおるだろうと黎は言います。
すみれは、涙ぐみながら黎に抱きつきます。
肌を重ねることは「自然なことなので、大丈夫です」いうすみれですが・・
やはり緊張で、震えてしまいます。黎が、首筋を軽くかむと・・「ひぁあああ・・」
なんて色気のない声が出てしまいます。黎も思わず笑ってしまいました。
そこに河野先輩から連絡が。どうやら彼と仲直りしたようで、会社のトラブルで、本当に仕事関係の女の人だったとのこと。
すみれも一安心。
黎「今日はこのまま眠りましょう。焦る必要はありませんから」
黎が布団の中にすみれを招きます。
2人は浴衣のまま抱き合い、幸せそうに布団で眠ります。