スミカスミレ ネタバレ 37話(ココハナ2017年3月号)感想考察
布団で顔を隠しながら黎に告白を続けます。
すみれ「黎がいなくなった日から、気がつけば黎を探して・・黎が側にいるだけで心が穏やかで、何でも頑張れる気がして・・今頃になって自分の気持ちに気づくなんて・・」
黎は布団をめくり、涙ながらのすみれを抱きしめるのです。薬を買いに行くと告げ、黎はその場を離れました。
今のはなんだったの?と混乱して真っ赤になるすみれ。
帰ってきた黎はこう言います。
黎「あなたの気持ちは嬉しいです。ですが、あなたのいなかった6年間の自分にしてきたことへの後片付けがまだ終わっていないのです。それが終わるまで待ってもらえませんか?」
すみれ「はい、わかりました」
気持ちは一方通行じゃなかったんだわ・・と思うすみれを休ませて、黎も朝までついてくれていたのです。
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朝になりすっかり熱も下がって、会社に向かうすみれ。
係長の仕事を無理矢理やらされ、監督・脚本・出演・プロデューサーを一人でやるという現場に挨拶に行くことに。
そこはまだ決定もしていないのに、大掛かりな昔のセットが出来上がっていました。思わず「懐かしい・・」と思ってしまうすみれ。
昔のテレビのチャンネルを変える竹の棒も、なんなく使いこなせてしまうすみれ(笑)そこに監督・紅林宗一郎がやってきます。
まだ企画も通っていなくても、こんなセットを組んでしまうほどの情熱に、すみれは感動します。
外にはコスモスも本物が使われていて、セットと雰囲気にすみれは思わず昔の映画「秋桜の咲く頃」のワンシーンのセリフで演じてしまいます。
それを見た監督は、ビデオになっていないその作品を知っているすみれに驚愕します。そんなすみれの肩を持って
監督「君と一緒に映画を撮りたい!」
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