ちはやふる ネタバレ 171首(ビーラブ17号2016年8月15日発売)感想考察

Belove_17_20160815

その部屋は今日までの道のりを約束した場所─────

今回のちはやふるの巻頭は、小学生の時に新が千早とはじめてかるたをした部屋に

新が一人でかるたをしている様子が描かれています^^

やっぱり新の強さはここにあったのでしょうかね・・・!?

171首

詩暢ちゃん<新がいつもとちがう・・・>

詩暢ちゃん<そないなことどうでもいい!去年新に負けてから・・・>

詩暢ちゃん<いや・・・、A級になってからずっと・・・、新にだけはなぜか負けることを思い出してはムカついてきたんや!>

詩暢ちゃん<新とうちに差があるとすれば・・・・、”流れ”を呼び込む力。>

詩暢ちゃん<そのくらいしか思いつかん・・・、流れ・・・みんな簡単に言うけど・・・・>

詩暢ちゃん<一人で練習しとるうちにはようわからん・・・、頼むでみんな!うちのところに来て!>

 

「やすらわでー」

今回も取ったのは詩暢ちゃん!

正確です。

 

新との差は6枚です。

桜沢先生も詩暢ちゃんの取りに感心しています。

桜沢先生<今年もすばらしいわね。若宮さんの1枚1枚への誠実さ。>

桜沢先生<あの精度で全方位に強い・・・・。札に差をつけない・・・。>

桜沢先生<集中しないとやられるわよ・・・綿谷くん。>

 

千早は新の様子を見ていられません・・・。

千早<新・・・>

千早は何もできない自分に嫌気がさしています・・・。

千早<かるたは野球やサッカーとはちがう・・・。応援なんかできない・・・。>

千早<そんなことわかってるのに・・・応援できないのがこんなに辛いなんて・・・。>

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「あらざらん」

 

B級の試合も隣で行われています。

富士崎の両国選手に札を取られてしまう藤岡東の滉(ひろ)。

滉<さすが富士崎・・・体力ある、落ち着いてる。>

両国くん「勝ったら幕内・・・。」

ポツリという両国くんです。

両国くん「あ、ちがう。勝ったらA級・・・・。」

どうやら両国くんは相撲部に入る予定だったみたいです(笑)

名前からしてそうですよね(笑)しかも、ぽっちゃりデブです(笑)

でも、相撲部は廃部になっていたようで、似ている所のあるかるた部に入部したようです(笑)

どこが?って思いましたが、両国くん的には、

その1

一対一の勝負であること

その2

立ち会いの呼吸が大事なところ

 

らしいです。

これをみるとなるほどッて感じですよね^^

 

どんどん札を取っていく両国くんです。

両国くん<勝ったら、幕内!!>

かなり気合はいっているようです

 

そんな両国くんに押され気味の滉です。

兄の舜も応援しています。

でも、舜は<勝つと先に弟がA級になる>と思うと何か応援しつつも複雑な心境です。

 

「あまのはら」

両国くんの取り!

勝負強い両国くんを見守る桜沢先生です。

桜沢先生<理音とヨロシコが残れなかったのは残念だけど・・・、3年はもう「次」がない!>

桜沢先生<部としては下級生のがんばりが重要!来年を支える柱がほしい!>

さすが桜沢先生です。来年のことを考えてます^^;

 

対する滉。

滉<落ちつけ・・・。序盤の差は流れが来たら変わる・・・、こらえてミスだけはせんように!>

滉<でも攻めたいな・・・”こ”の札分けたい・・・自陣整えたい・・・。>

いろいろな事を考えていた滉ですが・・・、

 

「ほととぎすー」

「なつのよはー」

「ふくからにー」

空札が続きます。

 

「かくとだに」

また空札です。

 

滉<また・・!>

滉は、続く空札に苛立ちを見せます。

 

滉<次こそ、次こそ!>

すると、

「失礼します。」

手を上げてその場に立ったのは新です!

 

詩暢ちゃん<なんや!?珍しい。新が空札4枚くらいで間を取った・・・。やっぱ調子悪いんか?>

 

滉も新に目を向けます。

そして、自分の対戦相手、両国くんを見ます。

すると・・・、

滉<(両国くんが)すごい汗!>

という事に気が付きます。

空札は両国くんも嫌いのようです。

 

滉に周りが見え始めます!

 

 

一方、ヒョロ対机くんの試合。

連取するヒョロくん。

執念に突き動かされたようなヒョロくんです。

ヒョロ<取りたい!あげたい!優華璃さんに、おれの優勝のメダルを・・・!)

 

 

ヒョロ<しかし、差がつかない・・・。リードはできていない・・・。>

 

机くんも頑張っています。

机くん<1年から縁がある北央・・そして、ヒョロくん。>

机くん<プレースタイルは必至で珍妙──────に見えて─────慎重!>

机くん<初めての人は取りにくくても、僕には効かないよ!僕だって、今日は負けられない!>

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団体戦は個人戦、個人戦は団体戦。

かるたにおいては時々言われるこの言葉です。

しかし、一対一になる決勝戦はまさに個人戦。

 

詩暢ちゃんは相変わらず安定しています。

<たいしたものだ!>と、詩暢ちゃんを見る伊勢先生です。

 

伊勢先生<1札1札にきっちり反応・・・。ミスもない!しかし・・・、差は5枚のまま!>

 

伊勢先生は何か気がついているようです。

伊勢先生<出札次第なだけやないかっ・・・詩暢ちゃん気を抜くな・・・。>

 

詩暢ちゃん<いつものリラックスとはちがう・・・。でも、流れなんていう不確かなものに、うちは振り回されんで!>

詩暢ちゃん<5枚差を永遠の差にしてやるわ!>

 

「しらつゆに」

新も滉も取られてしまいます!

 

そんな新を見て、千早は目をつむります・・・。

千早<新・・・何もできない・・・どんなに思っても、応援の声は出せない・・・何にもできない・・・>

 

すると・・・、

滉がトンと背中をたたかれます・・・、

「次は取るぞ」

新の声です!

 

「えっ」

滉が驚いて振り向くと・・・

 

新「藤岡東、行くぞ!!」

何と大声でかけ声をかけます!

 

滉「お・・・」

藤岡東かるた部「おっしゃあああ!」

驚きながらも一斉に答える藤岡東かるた部一同です。

 

大きなかけ声をかけた新に驚きの表情を隠せない藤岡東一同です!

新<練習のときも下手で、団体戦でもうまく声出せなくて・・・1回も出せなくて・・・>

新<「よっしゃー」やって言ったのに!>

微妙に間違ったんですね(笑)藤岡東のみんな(笑)

赤い顔をしながらも冷静な新でした(笑)

 

村尾さん「え・・・えーと、大きなかけ声はNGや!自重して・・・。」

村尾さんもあわてています。何とか注意してます。

 

新「はい、すみません・・・。」

フーと大きく息をする新です。

新<イメージや!あの部屋ではもう取らん!>

新<例えば、今は団体戦の土壇場・・・、1勝2敗の場面。>

新<滉と俺とで勝つんや!おれら二人に チームの勝利がかかってる!>

 

新を見て、厳しい表情をする詩暢ちゃんです!

詩暢ちゃん<何や!新、まさかそこまで・・・。あんたがそこまで‘‘チーム‘‘にかぶれるやなんてなあ。>

 

新<かけ声はそう何度もかけられるもんでない・・・。>

 

新<ここや!>

 

新<この1枚!!!>

 

 

「おーことのー」

 

新と滉共にものすごいスピードでの取りです!

会場のギャラリー<速いっ!>

 

詩暢ちゃん<「お」はまだ空札含めて3枚ある・・・攻めにくい札を・・・。>

 

札を取りに行き、滉の頭をくしゃっとなでる新です。

新<千早・・・あの部屋のイメージにい続けたら、今以上の強さは身につかん・・・>

新<離れたくない・・・ずっとここにいたい・・・>

新<千早と太一とかるたした部屋でまた・・・ずっと─────>

 

新<でも、好きな子にかるたで負けて・・・これまでの自分でいいなんて思えんのや!>

小学生の新をおいて・・・思い出の部屋から出ていく新です。

 

 

動きの呼吸が合う新と滉。

 

兄の舜の気持ちにも変化が表れます!

舜<滉、勝て!勝って新兄ちゃんを楽にしろ!なれ!A級になれ!>

 

新<強くなりたい!強くなりたい!千早にも・・・周防さんにも・・・・>

 

太一のおみやげに書かれた「次は試合で 太一」の言葉を思い出します。

 

新<負けたくない!>

 

 

そんな新を迎え撃つのは詩暢ちゃんです。

 

ここで次号です。

なるほどー、あの部屋でかるたをしていたんですねー!

しかも、ここで新の内面の気持ちを全開放してくるんですねー^^;

遠回しすぎてすごいですよねー^^;

今まで、何かよくわからないような部分が存在して、何かモヤモヤしていたのがやっとはっきりしましたねー^^

新にここは勝ってほしいですけどねー^^;どうなるんでしょう・・・。

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