「弱虫ペダル」ネタバレRIDE.415週刊少年チャンピオン41号2016)感想考察
RIDE.415 勝利者
最も過酷で最も美しいスポーツだと言われるロードレースに勝利するということは、長い道のりの中のいくつもの困難を乗り越え運を味方につけ、戦略を巡らせて強い意思をもって走り抜いたということ。
だから皆惜しまず拍手し賞賛する。たった一人の勝者を・・
1位でゴールした御堂筋に、観客は賞賛の嵐です。
観客「すげぇ!何てやつだ!昨日2位で今日は1位だ!ねじ伏せた!あの箱学と総北を!独自のスタイルで優勝をとった・・最高にカッコイイじゃねーか!!」
みんな口々に賞賛し、御堂筋にもそれが伝わります。
御堂筋<勝利!勝利!歓喜のゴール 最高の勝利 観客ゥ 見ろ・・これが・・今日誰よりも強かった男 御堂筋翔くんや!!>
御堂筋は腕をグルグルと回して、独自の歓喜のポーズを見せます。そんなポーズを真似する子供や、観客も御堂筋のファンになってしまう人が続出です。「京ー伏!御堂ー筋!」コールが止まりません。
そんな観客の声に御堂筋も歓喜に震えます。
御堂筋<今日このレース たった一人の勝利者や!!>
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4位でゴールしたのは、箱学・葦木場です。
続いてのこり500mの最後の直線に総北・小野田坂道がいます。アナウンスで、勝ったのは御堂筋だと分かっています。
会場の雰囲気が今までとは違い異様な感じだと思いました。
みんなの箱学予想を覆した、御堂筋の勝利に観客が向いていることをひしひしと肌で感じるのです。
坂道<すごい・・!!こっちの心拍が上がるくらいのプレッシャーだ!!>
去年はそれが自分たちだったのが、今年のまさかは京伏なんじゃないか!と観客も盛り上がります。
すると・・坂道の後ろから誰かが追い上げてきます!声援が大きくなっているその正体は・・
なんと・・京伏・水田ではありませんか!!
もう一人の京伏の追い上げに観客がさらに盛り上がります!
御堂筋の勝利をアナウンスで知った水田は、しっかり息を吹き返して、坂道に並びます!
坂道の頭の中では「ゴールの順番が次の日に反映されるから、誰かとゴール争いになってもゆずるなよ」という手嶋の教えが浮かびました。
必死でこぐも、なんと水田に負けてしまったのです。
そんな水田の後ろ姿を見ながら・・
坂道<誰かが言ってた・・ロードレースは一夜にして世界を変える 価値観を変えるって>
カメラを向けられる御堂筋。それとは対照的に落ち込む今泉と新開・・その差は残酷なまでに歴然です。
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