パーフェクトワールド 漫画 ネタバレ32話(KISS 2017年10月号)感想・考察・あらすじ

パーフェクトワールド 漫画 ネタバレ32話(KISS 2017年10月号)感想・考察・あらすじ

ここにはいられないと言う鮎川に「どうして?」と聞くつぐみ。

周りを見渡して鮎川は言います。

鮎川「ほとんどバリアフリーじゃなさそうだ。トイレも障害者用がないから。この混雑したスペースだと、車椅子で入っていくことすら周りの迷惑になってしまう 」

少し考えればわかることなのに、今日は頭が回ってないと照れ笑いをする鮎川。やっと鮎川を休ませてあげることができると思っていたつぐみでしたが ・・

 

鮎川は病院に行ってみると言い出します。ベッドが空いていなくてもロビーのソファーで寝かせてもらえたら褥瘡の悪化も防げると ・・・

一人で行くと言う鮎川に私もついていくとつぐみは言います 。

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病院で圭吾たちと合流し、おにぎりを食べると、二人に笑顔が戻ります。
楓も鮎川には感謝していて、家を必死に守ってくれて涙ぐんでお礼を言います。

鮎川が圭吾と寝床の相談にいている間に、つぐみは病室にいる父母の所に顔を出します 。

 

鮎川と共に行動しているつぐみに対して父は

つぐみ父「お前鮎川さんと少し近づきすぎじゃないか。仕事も一緒にしているそうじゃないか・・」

なんで今それを言うの?とつぐみは父に言います。興奮気味のつぐみを母がなだめて、すぐには下に降ります。

母もこんな時だからみんな助け合わないと・・父に話をしますが、ただ、またあの二人が傷つけあうんじゃないか・・という事は心配しているようです 。

 

鮎川はベッドは使えませんでしたが、ロビーのソファーをあけてもらい、そこで休めることになりました。
すると別の患者さんが床で寝るのが困難で、マットを借りたいと病院のスタッフに申し出ているのを見かけます。

すると鮎川は、その人にロビーのソファーを譲ったのです。

そんな鮎川に別の方が、車を貸してくださり、鮎川はエンジンをかけて車の中で休むことができました。

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そんな鮎川を心配するつぐみ。
つぐみは病院に戻りますが、余震が続き全く眠れません 。

 

つぐみは鮎川のことが心配で、車を見に行きます。コンコンと窓をたたき、目を覚ました鮎川。
二人は星空を見上げて、少し笑顔になります

鮎川「川奈、車入んない ?」

寒いから車の中で少し話をしようと鮎川が誘ってくれたのです。

車の中は暖かく、こどものおもちゃなどいろんなものが置いてありました。その中にスケッチブックを発見。

つぐみも高校時代、同じスケッチブックを持っていたねと話をします。「何か書いてみてよ」と鮎川に言われて、少し絵を書いてみます 。

つぐみ「私今日1日側にいて、鮎川のことやっぱりすごいなーって思ったよ。あんな大変なことがあったのに家のこと忘れてなかった。

くたくたなのに迷いなくベッドを譲ったり・・なかなかできることじゃないと思う。

鮎川のそういう姿に、みんな励まされる。
前に私のこと強くなったって言ってくれたけど、全然叶わない」

自分にできるのはそのくらいなんだと、鮎川は言います。
本当はもっとできることがあれば良いと思うけれども、それは叶わないと ・・

 

鮎川「今日震災が起こって閉じ込められたとき、これで人生が終わるんだろうかって思った。
怖かった・・

疲れ果てて眠った時、何でか高校時代の夢見てた。バスケ、美姫、図書館、・・川奈。
川奈の書いた絵も出てきたよ。助けに来てくれて、本当に嬉しかった。ありがとう」

つぐみ「鮎川の家に着くまで、もし いなくなっちゃったらどうしよう・・このまま会えなかったら・・そう思ったら 怖くて 怖くて。

夢中で走ってた。人はいつもそこにいると限らないって、わかってたつもりなのに・・こんな時になんならないと思い出せないなんて。
鮎川が無事でよかった。本当に 鮎川 生きててくれてありがとう」

 

つぐみは「近づきすぎじゃないか?」という父の言葉を思い出します。

つぐみ<そうかもしれない。でも でも 今夜だけは昔の二人に戻ろう。
戻りたい。付き合ってた頃より前の、夢だけ見てた高校時代の二人に・・>

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