パーフェクトワールド 最新 漫画 ネタバレ58話(KISS 2021年2月号)あらすじ・感想・考察
今回は晴人の恋の話です 。
バスケの練習が終わり、打ち上げには参加するという言う晴人。そしてその時、晴人が連れてきたのは七海という車椅子の女の子でした。
二人は障害者の職業訓練校に通っていた頃の知り合い。七海が晴人のバスケ仲間に会いたいと言い、今日連れてきたと言います。
そして樹とつぐみが「大恋愛」だったと言う話を聞いたと微笑む七海。息子の紘樹は「だいれんあいってなに？？」と、周りも盛り上がります。
七海は学校に行く前も引きこもりがちで、学校の飲み会にものすごい勇気を出して参加をしました。
そこに晴人は彼女を連れて参加。そんな当たり前のことかもしれない出来事に、七海は衝撃を受けたと言います。
七海「車椅子に乗るようになってから、恋愛なんて無縁のものだと私は思っていたから。障害を負っててもこんなに自由に外に出て行く人がいるんだなーって。
私 晴人や他の仲間に出会って、世界が広がりました。だからここにも来ることができて・・」
つぐみ＜ああ・・七海さん 晴人くんのことが・・・＞
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七海は生まれつき骨がもろい病気で子供の頃は歩いていたけど、少しずつ歩行が困難になり高校生の頃車椅子に乗るようになった。
それまでできていたことが出来なくなった挫折感が、彼女を引きこもりにした。
二人のちょっとした助け合う姿を目にしながら、つぐみはそれから七海と LINE でやり取りするようになった。ほとんどは晴人のことでしたが。
「晴人と初めて二人で映画に行きました。
健常の人と行くと車椅子席は見にくかったりで、気を使うこともあるんだけど。晴人とは同じ条件だからそんなこともなくて。
行けるところは行けるし、いけないところはいけない。いつも同じ目線でいられることがこんなに安らぐとは思いませんでした」
つぐみ＜私 車椅子同士のカップルだと、自分たちよりずっと大変なんじゃないかって心配になったけど。
先入観だったかもしれない。
七海さんうまくいくといいな・・＞
そして勇気を振り絞り、七海から晴人に告白。突然の告白に晴人は、食べ物のソースを服に飛ばし
晴人「だ・・だせぇ俺・・先に言おうと思ってたのに・・」
そうして 晴人と七海は少しずつ 確かな愛情を育んでいき・・ついに二人の結婚が！
最初は式をしなくてもいいかなと思っていた二人でしたが、話し合っていたら夢が広がり式もやろうと思っていると言うのです。
二人にはやりたい式があるのです。
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しかしほぼ決まりかけた結婚式場で、車椅子の方の招待をなるべく少なくしてほしいと提案されてしまいます。
はじめに話し合ってきたことだったのに・・検討が難しいと言われたのです。
すると晴人は、その式場をキャンセルし
晴人「これから違うところ当たってみよーぜ。なんとかなるって。疲れたら俺の車椅子、つかまってもいいよ。次いこう！次！」
そういって七海を引っ張り、遂に理想の結婚式を挙げられるホテルを見つけます。
そして結婚式当日。
「始まりますよ。お二人のやりたいことを、思い残すことなくやってください！」
ふたりがやりたかった式・・・それは車いすファーストの式でした。 普段だと会場の都合で後ろに並ぶしかない車椅子の仲間を、椅子を取り払うことで前方に参加してもらえるようにしたのです。
こんな式につぐみも感動します。そして参加した舞花も化粧が落ちるぐらい、涙と余韻がやばくてすごくいい式だったといいます。
晴人「つぐみさん ・・それから樹さん。
あの時 俺を暗い部屋から引きずり出してくれて、ありがとうございました。
あの頃こんな日が自分に来るなんて、想像もできなかった。樹さんあの時 障害を受容するなんて出来ないって言ってたよね。
それ今でも変わらない？」
樹「・・そうだね。変わんないかな」
晴人「俺も。でも車椅子に乗らなかったら、出会えなかった人たちがたくさんいた。七海とも。だから俺 障害を負ったからといって不幸になったわけじゃなかった。
だけど・・今日の式。七海の親族 出席してなかったでしょ。この日になっても俺たちの結婚反対されたままなんだ。
車椅子同士の夫婦は無理だって。」
七海「ただそれはイメージでしかないんです。無理に決まってるって言う。
私たちの暮らしぶりを見たら、いつか理解してくれると思います。」
晴人「証明するよ。樹さんとつぐみさんが乗り越えたみたいに。俺ずっと樹さんの後ろをついてきたような気がする」
樹「・・俺が誰かに影響を与えるなんて。それこそ驚きだよ。昔の自分が知ったら・・」
つぐみ＜樹が晴人くんの目を外に向けさせ、晴人くんが七海さんにもそうした。
私たちは それぞれの問題を抱えながら
でも寄り添いながら生きていく。これからも＞
舞花「私は当分仕事に生きるけどね☆」
次号ついにいよいよクライマックスです！！周りのみんなも幸せな方向に向かっていてうれしい気持ちはありますが・・・最終回、楽しみですが終わってしまうことがとても寂しいです・・しかし！！次回もお楽しみに ～きっとみんながハッピーな最終回であると思います！！