ついにドラマ化です！！フジテレビ系毎週火曜日21時です。4月16日スタート！！
樹役は松坂桃李さん。つぐみ役は山本美月さん。原作とイメージは近いように思います。楽しみですね～
パーフェクトワールド 漫画 ネタバレ45話(KISS 2019年5月号)あらすじ・感想・考察
結婚式が終わって1ヶ月後。つぐみの父の容体は再び悪くなり、それから間もなくしてあっけなく、父は逝った。
今日は父の四十九日。
つぐみ母「つぐみの幸せ見たら、もう満足したみたいに。本当にせっかちな人・・」
つぐみ＜あの日 父は式が終わってからも上機嫌で「いやー今日は本当によかった。つぐみもう十分だ。もう十分だよ」
何度も繰り返していた＞
つぐみと鮎川（樹）は、新しくバリアフリーのマンションに引っ越しし、生活もだいぶ落ち着いてきた様子。
親戚の子供達が集まり、話題はつぐみの赤ちゃんが話題に。
「ねえねえつぐみちゃん。つぐみちゃんの赤ちゃんはいつくるの！？ママが鳥さんがママ達のところに、赤ちゃん運んで来るって」
大人達もこの話題には、少し気を遣っている様子で・・
つぐみ母「私たちはあなたたちが幸せに暮らしてくれることが、何よりも願いなんだから・・」
つぐみ＜子供か・・私たちは大切なことを、少し先送りにしている・・＞
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つぐみも樹も今は とっても幸せに暮らしており、仕事は忙しいものの家庭も安定していてとても順調。
樹の赤ちゃんの写真を、二人でソファーに座りながら見ます。そして、二人は自分たちの子供について話し合います。
樹「・・つぐみはどう思う？」
つぐみ「私は・・・樹の赤ちゃんかわいいと思うよ。・・だけど私たちが子供を作るって」
樹「・・・うん、大変だと思う。俺の体の状態で子供を作るとなると、人工授精になると思う。
それと俺本当は脊髄損傷した時に、精子を凍結保存しておけばよかったんだけど してなくて。受傷して長い時間が経ってるから、精子の状態悪くなってるかも。
そうだとしたら、もうそんなに時間がない。夢を持って大変な治療をしたとしても、子供ができる確率低いかもしれない。
それに・・俺のこの身体で、父親らしいことができるのか 正直不安もある」
つぐみ「樹・・・」
二人は手をつなぎます。
つぐみ＜樹と一緒なら、大変な治療も乗り越えられるかもしれない。
でも ・・・・今新しい生活の中で、仕事も始めて 治療やその後のことを両立できるだろうか。
私はもうあの頃よりは強くなったと思う。だけどこれを全部受け止められるかと言ったら・・・
お母さんたちがああ言ってくれたのも、そういうことを考えてのことだったのかもしれない。
私たち 簡単に気持ち決められない＞
樹「一人暮らししてたときはさ、家でも車椅子に座りぱなしで。こんなふうにソファ買ってくつろぐなんて考えもしなかった・・・
つぐみが隣にいて テレビ見たり笑ったり・・ 今日のに日常が何よりも大切だと思ってる」
つぐみ「・・・うん・・・私も」
二人はキスを交わします。
そしてその夜、二人は肌を重ねます。
つぐみ＜付き合っていた時は、お互いずっと躊躇していたこと。
でもとても大切なこと・・・私たちはもうを伝えあえる。
自分たちなりのやり方で 確かめ合う。
樹の鼓動が 伝わってくる。
私の胸の高鳴りも 彼に伝わっているのかな。
私たちは普通の恋人たちのように、体の一つにすることができない。
そのぶん彼の手が 唇が 私の身体を愛おしんでくれる。愛が溢れていく・・
もう今のままで 十分なのかもしれない・・＞
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樹は小学校で、車椅子バスケの見学会に参加します。つぐみも一緒です。
樹は車椅子でも、シュートは確実に決めます。それに同じ車椅子バスケの仲間の石橋さんの息子・風太が食いつきます。風太は樹にどうやってシュートを打っているのか、嬉しそうに尋ねます。
そして昼食の時、石橋さんと風太が口喧嘩を始めてしまいます。風太は泣き出し、外へ飛び出してしまいました。
風太はバスケバカで、最近本当にプロ選手になりたいと言い出しました。
夢を持つことはいいことなんだけれども、バスケばっかりで全然勉強しなくなったのです。そこで石橋さんも「本気でなれると思ってんのか」と子供相手に、はっきりと言ってしまった・・というのです。
そこに樹とつぐみが、間に入ります。
樹「本気の想いをわかってもらうって、そんなに簡単なことじゃないんだよ。風太くんがお父さんの気持ちが分からないように、お父さんも風太くんの気持ちが分からないんだ。
おじちゃん達だって大変だったんだぞ～結婚するのにお父さん達たちから、う～んと反対されてさ。
何回も何回もお父さんの所に行って話をして、本気だってことを諦めずに伝え続けたんだ。
そうやっておじちゃんたちは、結婚したんだぞ！」
その話を聞いて、風太は感心します。そして一緒に皆のところへ戻ることに。
風太を真ん中に、三人で手をつなぎます。その影を見つめたつぐみは・・・将来の子供と3人で歩く姿が・・・はっきりと頭に浮かんだのです。
つぐみ「樹 私・・・今・・・」
樹「つぐみ 俺たちやっぱり子供作ろう。俺 。今見えたんだ未来の俺たちの姿が・・」
つぐみ「・・うん。見えた 私も・・・！でもこれから 大変になるね」
樹「ああ また」
つぐみ「でも私たち そうやって掴んできたんだよね。自分たちの幸せを ・・」
新生活が落ち着いてきた中、つぐみと樹は新しいことに挑戦を始めます。それはどんな道のりになるのか・・・二人にも、私たちにも分かりませんが・・・この二人を応援したい気持ちでいっぱいです！！次回も続きを楽しみに ～