パーフェクトワールド 最新 漫画 ネタバレ51話(KISS 2020年4月号)あらすじ・感想・考察

パーフェクトワールド 最新 漫画 ネタバレ51話(KISS 2020年4月号)あらすじ・感想・考察

「実力があるんだからキャリアアップ 目指してみたらどうかな」

つぐみ<こんなチャンス もうないかもしれない。私は・・>

 

突然の仕事のオファーでしたが・・・つぐみは断る選択をします。どうして?と上司から聞かれ・・

 

つぐみ「お話が前後してしまってすみません。

私 実は、今特別養子縁組で子供を迎えたいと思っているんです。それでもし迎えられたら、育児休暇を取らせて頂きたいんです。

私を評価してくださり、ありがとうございます。本当に嬉しいです。なのに・・・本当に申し訳ないです」

 

会社の人達はつぐみが不妊治療を、うんと頑張っていたのも知っています。保育園も進められますが、養親の条件で一定期間は育児に専念することが決められている・・と伝えます。

 

会社からは「まだ時間があるからもう少し考えてみて。ご主人や支援団体の方に相談してみたらなにか方法あるかもよ」と言われます。

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今日は特別養子縁組の相談員・丸山さんの家庭訪問日。

朝から片付けに追われる、つぐみと樹。家の配置や戸棚の中などもチェックされます。

 

丸山「今していることの全ては、子供と家族になるための準備なんです。育児に専念する時間を取っていただくのも、その一つです。

妊娠・出産では10ヶ月間かけて、肉体的にも精神的にも親子のつながりができていくと思うんです。養子の場合、その過程がありません。別の場所からやってきた赤ちゃんと、その日から突然親子関係になるんです。

共働きのご夫婦にとって、負担が大きいことは承知しています。そういう積み重ねで赤ちゃんと家族になっていて欲しいです」

 

つぐみ・<そうだよな・・私たちがしているのは、それだけの覚悟が必要なことだもの。これでも踏ん切りがついた。私が今大切にしなきゃいけないことはわかりきっているのだから・・>

 

樹は仕事をしながら、後輩たちが成長し仕事を任せられるようになったかな・・と思います。

 

休憩時間に本屋に入る樹。ふと目に入った育児のコーナーで、赤ちゃんの雑誌を手にすると・・同じように隣から伸びる手が。なんと相手はナベさんです。

 

ナベさんは赤ちゃんができた・・と言います。そして鮎川の養子縁組にも驚いてはいますが、二人とも父親になる事に嬉しそう。

 

樹「子供を作るって最初決めたときから、 気付けばもう3年になろうとしてて。

その間は希望を持ったり、あきらめたりの繰り返しで。俺たち 人より相当遠回りしているんだけど、その分きっと喜びもあるって思ってます」

 

ナベさん「うん・・そうだよ。鮎川・・・」ナベさんは思わずしんみりしてしまいます。

ここで鮎川はつぐみの KT 建築の仕事のオファーの話を耳にするのです。

「育児休暇を取るなら仕方ないよな~」そうナベさんに言われます。

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そして今日は保育園で、実際の赤ちゃん相手にした育児研修。樹もつぐみも子供達と1日を過ごします。

丸山「これで全ての研修が終わりとなります。今後はいよいよ両親登録となります。連絡お待ちください」

 

相談員の丸山さんからは「樹さん おむつとか手際がいいですね。子供の扱いが本当にうまい。車椅子ということで色々とご不便もあると思うのですが、たくさん工夫をされてるんですね」

そう言われ、樹はあることを尋ねます。

 

樹「あの・・・主たる養育者というのは、僕がなってもいいんでしょうか?

つまり僕が妻の代わりに育休を取得して、育児に専念する形も取れるんでしょうか?」

 

この発言につぐみも丸山さんも、びっくりしてしまいます。

 

丸山「うん・・そうですね・・新生児のお世話って、24時間気の休まることがないんですよね。立って歩くようになれば、もうそれこそ一瞬も目が離せなくて。ちょっとしたことでも事故になりかねない。

プレッシャーや睡眠不足で疲労がどんどんたまっていて、育児鬱になってしまう人もいるんです。

一人で赤ちゃんを見るって事は、誰にとっても過酷なことなのに、お体の不自由な人には多少育児ができても、相当の負担がかかるんじゃないでしょうか。

 

正直赤ちゃんの安全を守っていくための環境があるかどうかも、改めて慎重に見ていくことになります。

決して いつきさんの提案を否定しているわけではありません」

 

つぐみが会社の方で育休に問題があったのでは?と丸山さんに聞かれますが「大丈夫です。そんなことは」と答えます。

 

丸山「そうですね。例えば周りにサポートを頼める人がいたりすれば、状況も変わってくると思うんですけど・・・・」

 

帰り道。急にあんなことを言い出した樹に、つぐみが尋ねます。

 

樹「ナベさんから聞いた。KT建築の話。本当はやりたいんでしょ?わかるよ。」

 

つぐみ「・・・私は 後ろ向きな気持ちで断ったわけじゃないよ。今一番大事にしたいのは子供を迎えることだと思ったから」

 

いつきは登録の頃には、ちょうど担当案件に区切りがつきそうなこと・・・頼れる後輩もどんどん育ってきていること・・・自分は仕事に本当に恵まれて、キャリアも積ませてもらってきた・・・だからもし今つぐみにチャンスが来ているなら、優先すべきだと思ったんだ・・・そう言ってくれるのです。

 

樹「ただ難しいことは分かったよ。審査が通んなきゃ元も子もないんだもんな。でも世の中には車椅子同士の夫婦だっていて、そういう環境の中でも子供を育てている人たちもいると思うんだ。

俺が車椅子だから、つぐみが育児の負担を背負うのか当たり前みたいになってる。どうしても違う気がする。」

 

養子縁組に取り組む中での思うこと。樹だからこそ思うことがあるんですよね・・二人は仕事に対して・・育児に対して・・・どのような決断をするのか楽しみです!次回はお休みで、続きは6月号になります。

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