乙女椿は笑わない」ネタバレ15話 高橋みつば(ココハナ6月号2020)あらすじ・感想・考察
小野田の部下に拉致をされた椿。
意識を失い、横たわる椿に
小野田「彼女が俺のものになったら、葛城湊はどんな顔するかな」
湊は急いで、クルーザーの手配を部下に命令します。
斗真はひとり、港に向かいます。船の乗り場の途中で、椿のカバンを拾うのです。そして小さなボートを固定しようとしている人に「ボートを貸して下さい」と頼むのです。
もちろん相手も斗真が、葛城家の次男だということは分かっています。しかし海が荒れていると止められますが・・・斗真は「お願いします!」と強い口調で頼み、海に出るのです。
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やっと目を覚ました椿。すると小野田から
「俺の妻になってもらおうか 椿さん」
と言われるのです。
椿「は・・・?何言ってるの。なるわけないでしょ」
そう言って椿に小野が見せたものは・・・・今 椿が住んでいる土地の権利書だったのです。
小野田「これをある人から、俺が譲り受けることになってる。君が借りているあの家は、いずれ俺のものになる。
君は出て行ってもらって、君のお父さんがやっていたあの店・・あの店を潰してマンションを建てることもできるし、今のまま見せを残すこともできる。
お父さんとの思い出が詰まった、あの場所を。君次第だよ・・
大家から聞いたけど、君はいつかあの居酒屋を再開したいんだってね」
そして小野田が、椿のブラウスを脱がそうとするのです。
椿「・・・自分で脱ぐから」
椿は物分かりのいいふりをして、小野田を油断させないと・・・そう思うのです。
椿「・・・恥ずかしいから 向こう向いてて」
小野田「いや そこで脱げよ。見てるから」
椿は一瞬、固まってしまいますが・・なんとか演じきり、下着の姿に・・・
小野田が椿に近づいたその瞬間・・・ 思い切り股間を蹴飛ばします。
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その隙に椿は、服を持って逃げ出します。しかし別荘の中には、部下が何人かいるようです。どうやって逃げればいいかと・・思っていると。椿の腕を掴む男性が・・
その男は剣崎。小野田の運転手です。
いつか椿から、美味しいおにぎりをもらったからと・・助けてくれました。どうにか別荘から抜け出すことができましたが・・ここは小さな島の別荘。この島からは抜け出せないはずだと、小野田の部下が追ってくるのです。
その頃、斗真も別荘のあるこの島へ到着。
椿は何とか林の中へ抜け出しますが・・・油断させるためとはいえ、下着姿をあんなやつに見られたことがとっても悔しい・・・そう思います。そして足元は、足場が悪く崖になっていることに気づく椿。
すると目の前に、蜘蛛がぶら下がり・・・・びっくりしてつい足を踏み外してしまったのです。その瞬間「椿さん!」と斗真が椿を抱きかかえたまま、崖から転落。
なんとか斗真が椿を抱きかかえ、崖下に転げ落ちました。雨も降り出し・・椿に怪我はありませんでしたが、斗真は頭からかなりの量を出血しています。
小さな小屋を見つけ、二人は入ります。
斗真は椿の身を心配し「・・・小野田に・・・何かされた?」と尋ねます。
「・・・何も・・されてない・・・」胸元を押さえながら、そう答えます。
そして剣崎さんが助けてくれたことを、伝えるのです。
斗真「よかった・・怖かったでしょ」そう言って斗真はほっとした笑顔を見せ、椿を軽く抱きしめます。
椿<・・斗真さんがあったかくて ほっとする・・私怖かったんだ・・>
すると斗真の心臓の音がとても大きく聞こえ、椿が斗真の顔を見上げると・・・
額からたくさんの出血が!全然血は止まっていないことにあせる椿。 急いで洋服で止血をし、頭を上げたほうがいいと思った椿。自分の膝を枕にし、横になるように伝えるのです。
一方、小野田は必死で椿を探しますが・・・部下から見られないボートが一隻止まっている・・という報告を受けます。
「・・どういうことだ、おい。俺たちの他に、この島に誰かいるのか!?」
そう小野田が声を荒げていると、遠くからもう一隻の豪華な船が・・・そうです、湊がやってきたのです。
湊は部下を蹴飛ばし「椿さんはどこだ?」小野谷に、そう迫ります 。
あ~なんとか椿が無事に逃げ出すことができて、ひと安心です。しかも、斗真が一緒ならかなり安心です。斗真の頭の怪我は気になりますが・・・
次回も目が離せません!!お楽しみに!!