「乙女椿は笑わない」ネタバレ16話 高橋みつば(ココハナ7月号2020)あらすじ・感想・考察
小野田は湊の質問にしらばっくれますが、椿が連れ去られた時の証拠の監視カメラ映像を突きつけます。
そして湊の部下が、椿の家の不動産登記を見つけるのです。なんとその所有者の名前は「葛城敦彦」
百合子の夫であり、実の湊の父親の名前です。
湊「・・どういうことだ?この不動産の所有者が、何故この男になっている?」
小野田「・・直接聞いたらどうだ?あんたの父親だろ・・俺はただあんたの父親にこれを使えば、葛城の孫娘を言いなりにできるって言われたんだよ」
湊<・・あの男のことだ。自分が葛城実権を握るために椿さんの存在を邪魔に思ったのか・・椿さんを危ない目に・・>
湊は怒りで、壁にこぶしを叩きつけます。
一方、小屋に逃げ込んだ椿と斗真。だんだんと口数が減ってきている斗真のことを気遣う椿。頭の傷がとても気になります。
そんな椿を心配させまいと、指人形で作ったキツネで腹話術を始める斗真。「大丈夫だよ」と必死な。斗真
そうな斗真を見て、ふっと椿がほほえんだのです。
思わず起き上がり「椿さん今 笑ってたよ?」と斗真。
椿「え・・?ほんと・・?」
斗真「もしかして、もう笑えるようになったんじゃないの?」
椿「そう・・なのかな・・」
笑ってみようとしますが・・・椿は「やっぱり無理・・」
斗真「ああ、ごめん 椿さん。無理やり笑わなくていいから。けどさっきちょっと笑った椿さん、かわいかった」
椿はいつも強いとか怒っていると言われすぎていて・・・そんなことを言われてどう反応していいかわかりません。でも顔はどんどんと赤らんでいきます「あ・・ありがと・・」とひと言。
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そこへ剣崎さんが、湊を連れてきてくれたのです 。
湊が二人を見つけてくれて、ほっとする椿。
斗真は頭の傷口を縫うために、1日検査もかねて入院をします。
傷口の痛みを尋ねる椿。「全然」と斗真は答えますが・・
椿<全然てないことはないと思うけど>
そこで「どうぞ」と、椿が手作りの唐揚げ弁当を斗真に差し入れします。
感動しながら「ありがとう、椿さん」とすごく嬉しそうに喜んでくれたのです。
そんな斗真を見て<かわいいな>と感じる椿。
昨日のダメになった、デートの予定の事を切り出そうとした斗真でしたが・・そこに湊がやってきます。同室の方々に豪華なフルーツの差し入れです。
お弁当を食べようとしている斗真ですが、そこで検査だと看護師から呼ばれます。
椿と湊は病室から出ると・・・ナースステーションで実の父・葛城敦彦を見かけるのです。なんと斗真の見舞いに来たというのです。しかもアジサイの花束を持って現れた敦彦。
湊「紫陽花は枯れて色あせるのが不吉だと、普通見舞いには持ってこない花だが・・」
敦彦「おや そうだったか。
椿さん 昨日は大変だったらしいね」
そうやって言う敦彦の目は、何を考えているかわからず・・怖い印象を受ける椿。
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湊「相手をしなくていいです。いきましょう」
そう言って湊は、椿を連れてその場を去ろうとしますが
敦彦「あまり湊を信用しない方がいいよ、椿さん。湊は私に似てずる賢くて嘘つきだ。出世のために君を利用しますよ」
椿「お言葉ですけど、親と子は全く違う人格ですから。自分がそうだからって一緒にしないで。伝わりづらいけど、湊さんは愛情深い人です。
そんなことを言ってくれた椿を連れて、湊は病院を後にします。そして駐車場でこう尋ねるのです。
湊「・・私のどこが愛情深いって?」
椿「湊さん 忙しくても毎日職場に迎えに来てくれたし。笑えなくなった理由もちゃんと聞いてくれたり。
モカさんが須藤さんと最後に会いたいっていた時も、細かい計画を立ててくれて。
人のために動けるのは愛情深さだと」
その言葉に湊は、思わず椿を抱きしめてしまいます。
「・・湊・・さん?」椿もびっくりしてしまい・・
湊「・・車に乗ってください。今日 私とデートの約束だったでしょ」
椿は少し強引に、車へと乗せられます。
椿「でも昨日のことがあったから、・・」それどころじゃないって
湊は椿のシートベルトを締めながら「今日はあなたのそばにいたい」そういうのです
ハラハラドキドキの椿の拉致事件。湊が二人を見つけてくれて、本当に良かったです。湊の実の父親である敦彦、どうも厄介もののようで・・次はどんな手で忍び寄ってくるのか??気になります。湊も斗真も、これからのデートで椿にどんな感情をもたらすのか??楽しみですね 。