「乙女椿は笑わない」ネタバレ42話 高橋みつば(ココハナ1月号2024)あらすじ・感想・考察

「乙女椿は笑わない」ネタバレ42話 高橋みつば(ココハナ1月号2024)あらすじ・感想・考察

しんと澄み切った空気の中で  振り落とす 竹刀の音だけ聞こえる・・

 

斗真は剣道の稽古ができるくらい回復しました 。これも椿のおかげだと斗真は言います。

 

椿「・・ 剣道してるとこかっこよかったなと・・」

斗真「え?  聞こえなかった」

 

斗真は 思わず 椿を抱きしめ、 もう一度言ってもらおうとするのです。

 椿のおでこにキス。「椿さん大好き」

すると、そんなところを 弥太郎に見られてしまいます。

 

 2人は真っ赤に なりますが 弥太郎は「お構いなく、おかまいなく」と出かけます。

 

 お昼ご飯の材料買いに スーパーへ向かう斗真と椿。 周りが美男美女の二人にざわつきます 。2人はお昼ご飯を食べたら 椿は葛城家へ、斗真は午後から仕事へと向かいます。

 

 椿は 帰りの電車の中、あさってには帰国する竹子さんと話し合いをしないといけないと思うのです。

 

 そんな中スマホで竹子さんの記事を発見。 勝手に パーティーの時の写真を載せられていた 椿。 そこには

「私にとって最大の幸せは 家族に出会えたこと。 家族とはどんな時も、お互いを信じ合える存在」

こんな言葉を目にするのです。

 

 椿は百合子さんと、メイドの雅のもとへ帰ってきました。

 もう新年も4日になり、斗真の風邪も良くなり 自分も移っていないと思うから・・とお昼に作った海苔巻きをみんなで食べようと、声をかけます。

 

 百合子さん・ 椿・メイド 雅と3人でお昼ご飯を食べる中 、どういうわけか 倉田さんから 何の連絡もない・・ と百合子さんが不思議がります。

 

雅「倉田さんは新規事業開発の根回しで、年末から戻っていません。 私 葛城の内情には誰よりも詳しいんです 」

と急いで海苔巻きを食べ、むせてしまう雅。 何だか様子がおかしい・・ 雅が以前 椿に話があると言ったことを思い出します。

 

椿「 この間さ・・私に話があるって言ってたの、 あれ 何だったの?」

 

雅「 ごめんなさい!!  私 この間まで ゆりこさんと 椿さんの様子をうかがって、 倉田さんを通じて竹子様に報告してたんです。 百合子さんに隠し子がいると気づいて、告げ口したのも私です。 すみません」

 

 雅は深く頭を下げます。

そして、 椿たちの沖縄旅行の日程を漏らしたのも自分だというのです。

 

 雅「竹子様は週刊誌に記事を書かせて 椿さんの存在が世間に知れれば、独り身の椿さんは仕事を辞めて 葛城に身を寄せるしかない・・と確信していました」

 

 椿は「・・・他に竹子さんが私たちにした事ってある・・?」と尋ねると

 

雅「最初に椿さんが 葛城に来た時、わざと 問題のある御曹司たちを焚き付けて 椿さんを取り合わせたそうです。 湊さんと 椿さんの中が深まるように」

なんと 今までのことは全て、竹子さんの計画通り。 椿は竹子さんの手のひらで転がされていたんだ・・と怒りを感じます。

 

 飛び込みでボクシングジムに入らせてもらい、 無心でミット打ちをする 椿。

< いつだって自分で選んで決心してきたつもりだったのに・・>

 

 そんな時 さっきの竹子さんの記事が頭に浮かび・・<家族の意味って本当にわかっているの!?>と怒りがこみ上げます。

 

一方、斗真との縁談が破談になった社長令嬢のまりえさん。

母に連れられ オーケストラ演奏を、気分転換に聞きに来たところ。 母が挨拶に向かっている中、まりえは一人でため息をつけながら斗真のことを思い浮かべるのです。

 どうしても諦めきれない女性がいる・・と頭を下げる斗真の姿が頭に浮かびます。

 

 そこに 中等部で同じだった、クラスメイトに声をかけられるのです。「 おめでたい話で葛城 斗真さんと縁談が決まったとか」

まりえ「・・いえ・・ それが」

 

 友達は「羨ましい。お父様の会社にお力があると違うのね。 よかったら私たちも 披露宴に招待してもらえないかしら〜」なんて言われ、なかなか言い出せない まりえ。

 

するとそこに 湊がやってきたのです。

 クラスメイトたちは 「葛城 湊さん!」と びっくりした様子。 まりえに少し話があるとやってきたのです。

 まりえは「父から葛城の人と会ったり話をしてはいけないときつく言われている」と伝えますが・・

 

湊「お怒りはごもっともです・・・ですが 事情がありまして。

弟は心の準備もできないまま、結納の場に呼ばれたので。 何卒 温情的に取り計らっていただければと」

 

まりえ「 ・・そうですか。きっと最初から斗真さんと私のご縁はなかったんですね・・」

 

 そんな場面を見つけたまりえの母。湊に

「いくら葛城 グループの創業一族とはいえ、まりえは大切に育てた一人娘です。 そちらの都合で振り回されては、こちらも黙ってはいられませんわ」

 

まりえ「そんな・・ こちらも悪かったのよ。 相手をよく知らないで強引に話を進めて・・」

まりえ母「余計なことは言わなくていいの。 さあ帰りましょう」

 

 まりえは少しは理解してくれたようですが、 両親はそんな気配はありません。

湊「・・ まりえさん。何か困ったことがあれば、その時は 必ず力になりますので。忘れないでください」

 

 湊はそう 最後に声をかけるのです。

 

 帰りの飛行機の中の竹子さん。 空港には時間通りの到着予定。

椿は家の庭の掃除をしながら、雅から聞いたことを思い出し・・いても立ってもいられず走り出します。

 

 空港に着き、 倉田が出迎えますが・・ 何かと色々ご報告しなければならないことがある・・と伝えます。

竹子「 何?良い知らせしか聞きたくないわよ、 倉田」

 

 竹子、はまずは 家へ帰ると車に乗り込みます。 そして そこに現れたのは・・・なんと 椿でした。

椿「 おかえりなさい。 話つけに来たんだけど」

 

「椿さん 」と、倉田も困惑しています。

 

 いよいよ連載再スタート!!楽しみに待っていました。おかえりなさい!!

椿が竹子さんに話をする時がやってきました。 ようやく気づいた自分の気持ちと、大切にしたい斗真との関係。斗真の今までの生い立ちを聞けば聞くほど、竹子には 言いたいことがたくさんあるようですね〜 次回も目が離せません!! 

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