「乙女椿は笑わない」ネタバレ37話 高橋みつば(ココハナ1月号2023)あらすじ・感想・考察

「乙女椿は笑わない」ネタバレ37話 高橋みつば(ココハナ1月号2023)あらすじ・感想・考察

椿は街の中を歩きながら、このまま家に帰ってもとうまと鉢合わせすると気まずい・・といっても他に行く当てもないし・・と思いながらビールの看板を目にします。

ビールやつまみをたくさん買い込み、志帆の家に押しかけます。

 

「クリスマスの夜に、どうして大量のお酒を持って家に来たの?」と聞かれ・・・椿はしぶしぶ答えます。

志帆「・・・は? 斗真さんに他に好きな女性がいるかもって疑った挙句、約束してた食事を断った?信じられない!ひどすぎる!

私がそれされたら、腹たってしばらく椿の顔見たくないわ。だって斗真さん、いつだって椿のこと好きだって行動で示してきたのに」

 

椿は青ざめ

「そうだよね・・・ひどいよね・・・自分でもバカだったと思う」

<なんで あんな子供みたいな言い方・・どんなわがまま言っても、どこかで斗真さんなら許してくれると思ってた。いつも陽だまりみたいに 笑って。

私心底 斗真さんに甘えているんだ>

 

この日。椿は志帆の家にお泊まりし、明日斗真に謝ろう・・きちんと自分の気持ちを伝えよう・・と思うのです。

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仕事の忙しい斗真。資料に書き込みながら、椿からもらったボールペンを眺めます。

 

椿は家に帰り、メイドの加代に斗真の帰りを尋ねます。なんと今日から3泊4日で、沖縄に出張だと言います。

 

とりあえず LINE をするのです。

「斗真さん お仕事中にごめんなさい。出張から帰ってきたら話したいことがあります。」

 

仕事中の忙しい斗真に、竹子さんから電話が入ります。沖縄の仕事が終わり次第、合流して頼みたいことがあると言われるのです。

 

メイド達とご飯を作る椿は、いつもと様子が違います。そんな椿に雅が気がつきます。

 

 斗真からのLINE の返事はなかなかなく・・・夜中に一言「うん」とだけ。

 

雅が椿の部屋を訪ねると、もうそこに姿もありません。斗真のことを思いいてもたってもいられずに、空港に向かって家から走り出します。

椿<斗真さん 怒ってるかもしれない 呆れてるかもしれない。だけど話したいの。顔を見て>

 

家を飛び出した椿のスマホに、倉田から着信が。勝手に外出をしてしまい怒られてしまいます。

すると倉田から「斗真は出張先から鎌倉の竹子さんの別荘に向かっている」と聞くのです。椿は別荘の場所を教えてもらい、電車でを向かうと・・・着いた先にいたのは、なんと湊だったのです。

 

椿は状況が飲み込めません。どうやら湊は竹子さんからメッセージを預かっており、椿とゆっくり別荘で過ごしなさい・・と。

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一方仕事を終えた斗真は、急いで竹子さんに言われた合流場所へ向かいます。扉を開けるとなんと・・亀つる食品の両親と、お嬢さんのまりえさんが着物姿で待っていたのです。

仕事着のスーツで来た斗真に、礼服への着替えを竹子さんが促します。

 

倉田とともに着替えの部屋に入る斗真。「何の冗談ですか」と一言。

 

倉田「冗談だと思いますか。本日まりえさんと結納を交わします。

去年の授業拡大の失敗で、竹子様が負債を抱えたのはご存知ですね。亀つると提携すれば、数年のうちに負債を返済できます」

 

斗真「だとしても!竹子さんと約束したはずだ。椿さんの気持ちが決まるまで、俺の結婚話を進めないでくれって」

 

倉田「椿さんならもう気持ちが決まったのでは?今頃竹子様の別荘で、湊さんと二人でゆっくりされていますよ。ご存知なかったですか?」

斗真は椿からもらった「出張から帰ってきたら話したいことがあります」という LINE が頭をよぎります。

「あれは・・湊とのこと?・・」

 

別荘での椿は

「私 湊さんに、話さなきゃいけないことがあるの」

 

湊はそう話し出す椿の唇に触れます。

湊「聞きたくないかな」

 

椿「私 湊さんと結婚できない」

湊「はっきり言ってくれるね。そんな気はしてたよ。あのパーティーの日、ダンスする斗真を見つめるあなたの表情で」

 

すると椿のスマホが鳴り、着信は雅から。

今日斗真が鶴つる食品のお嬢さんと結納することを教えてくれたのです。加代が運転手を問い詰めて聞き出したと言います。

場所は伊豆の料亭・雪花楼。

 

すると湊が、車のキーを差し出してくれたのです。

「たぶん車の方が早いですよ。車を使いたければ勝手にどうぞ。」

椿はお礼を言います「・・・・ありがとう」

 

運転する椿は<お願い 間に合って>そう願います。

 

何と言うタイミングの悪さ。運命のいたずらなんでしょう。大企業ではこういうことが起こるのでしょうね。そして竹子さんの操り具合が、権力を感じます。どうにか椿には間に合ってほしい!!次回も目が離せません !

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