「乙女椿は笑わない」ネタバレ33話 高橋みつば(ココハナ6月号2022)あらすじ・感想・考察
「乙女椿は笑わない」ネタバレ33話 高橋みつば(ココハナ6月号2022)あらすじ・感想・考察
椿を抱きしめる湊ですが・・・どうやら酔っ払っている様子。顔には全く出ていませんが。家に入るとあれほどきちんとしていた、湊の部屋が散らかっています。
湊に出されたお酒はとても強く、湊はストレートで強引な飲み方をしています。椿はお酒が飲みたいならとことん付き合うから、途中でお水をきちんと飲むように勧めます。
一方、焼き芋を持って桜井の家に現れた斗真。桜井は斗真の変化に気が付いています。
椿を湊のマンションまで送って帰ってきた・・と言うと斗真に
桜井「アホですかーーー斗真さんまだ、椿さんと二人きりでまともなディナーデートもしたことないのに。
だいたいいい大人なんだから、マンションで二人っきりって・・ちょっとしたきっかけで空気が変わって、ほら・・男女の関係になる可能性だってあるんですよ?」
桜井はどうして湊に遠慮してしまうのか?と尋ねると・・
子供の頃のクリスマス。父親の敦彦から一人一人プレゼントをもらい、斗真が湊にプレゼントの中身を尋ねようとすると・・・湊は敦彦からもらったプレゼントを、足で踏みつけていたところを見てしまった斗真。そんな場面を思い出します。
斗真「・・詳しくは話せないけど。湊が子供の頃から抱えているその重しを、椿さんが軽くすることができるなら。それはいいことなんだろうなって」
桜井「そうやって悠長に構えているうちに、湊さんに椿さんとられても知りませんよ」
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お酒を重ね、少しふらつく湊を心配する椿。
気持ちが悪いからシャワーを浴びるという湊は、服を着たままシャワーを浴び始めます。そんな湊に椿はびっくり。ベタベタな湊を着替えさせて、やっとベッドまで運びます。
顔面からダイブした椿を、湊が声を出して笑います。お水を枕元に置き、明日のアラームのセットをしようとスマホを持つ椿。すると・・スマホの画面がきれいに直っていることに気がつきます。
湊は椿の腕を引き寄せ
湊「あんな男か父親で、幻滅しますか?」
椿「前も言ったけど、湊さんと湊さんの父親は違う人間です」
湊「・・・・あの男に彩芽さんとの関係を問いただしました 。
そしたらただの暇つぶしだと・・・あの男のいつものやり口です。手なずけて夢中にさせて。いらなくなったら相手の弱いところを攻撃してくる・・母の時もそうでした。家柄のことを責め続けられて・・」
湊の表情が苦しそうです。
湊「俺は世界で一番 自分の父親を軽蔑しているんです」
椿「・・・・・はい 」
<どうすれば 湊さんはこの重たい足枷から 自由になれるんだろう>
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眠りについた湊の部屋を出て、椿は朝方 葛城家へと帰ります。葛城家に入ると・・朝からウォーキング中の竹子に出会ってしまいます。
すると倉田に、もしかして湊のマンションでそのまま泊まったのか・・なんて言われてしまいます。
しかも運転手やタクシーを呼ばずに、電車で自分で帰ってきてしまった椿。倉田は全く言うことを一つも聞かない・・と愚痴をこぼすと。竹子が倉田に耳打ちします。
倉田「かしこまりました」
朝方に椿が帰ってきたと聞いた斗真は、椿の屋敷を訪れますが。昼まで休むと言われ・・そのまま会社に向かいます。
スマホのアラームで目を覚ました湊。
昨夜のことを思い出し・・急いで寝室から飛び出すと。きれいに洗い物はされ服は畳まれ・・椿からの置き手紙がありました。
湊は会社に向かい、急ぎながら一旦葛城の自宅へ戻ると言います。そしてお昼頃、葛城の自宅へ戻った湊は椿を尋ねます。
湊「昨夜はみっともないところを見せてしまってすみません!」
湊はたくさんのお酒を飲んでいましたが、記憶はあるというのです。服を着てシャワーを浴び・・着替えを椿にしてもらったこと・・どんどんと思い出し
「まったく弁解の余地も・・」
椿「だけど!そんなことで湊さんを嫌いにならないから!
斗真さんも匠海くんもみさとさんも加代さんも、湊さんのどんなとこ見たって平気だよ。ちゃんと頑張ってきたことを知っているから。だからみんなの前ではそのままの湊さんでいいの!」
湊の顔に笑顔が戻ります。
椿「酔っ払って面倒くさくなったところも面白かったし」
湊「よし!今度は椿さんの醜態も見せてもらう」
椿「私 そこまで深酒しないし」
湊「ずるくないか、俺ばっかり」
そんな二人のそばを、メイドの加代が通りかかります。帰ってきて笑顔た湊の笑顔を見た加代は感極まり・・とても嬉しく思います。
仕事から帰ってきた斗真は、帰ってくる湊と一緒に夕食を食べる予定。その前に・・急いで部屋へ戻り着替えます。椿の所へ行こうとすると・・倉田が声をかけます。
倉田「おや、斗真さん。いい所に。竹子さまがお呼びですよ」
斗真「後で行きます」
倉田「竹子様がお呼びなんですよ。すぐ来てください」
斗真「俺は椿さんのところに!」
倉田が斗真の肩に、手を伸ばします。
やっと湊に笑顔が戻り、ひと安心。しかし竹子は一体何を思いつき、倉田に耳打ちしたのか???気になります!次回も目が離せません〜お楽しみに 〜
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